校長室から

地域の川で釣り大会!

7月16日(日)、西臼杵漁業協同組合主催の釣り教室・釣り大会に、PTA研修部による家庭教育学級の一環として、本校児童18名と保護者、総勢約40名が参加しました。場所は、毎年ホタル祭りが開催される「山附ホタルの里渓谷」です。

2週間ほど前の大雨による増水も心配されましたが、通常より若干水量はあったものの川の水は透き通り、堤防の上からは、ニジマスの群れがよく見えて、いやが上にも子どもたちの釣り心が高まる環境でした。

漁協の組合長さんから釣り方や注意することなどについて説明があり、早速準備してくださった釣り竿とエサを持って、各自思い思いのポイントに向かいました。

この日のために、約700匹のニジマスを放流されたそうですが、初めは、なかなか思うようには釣れません。途中には、子どもたちが川の中に入ってニジマスの群れへ段々と近付き、余計に食いが悪くなる状況もありました。

それでも少しずつ調子が出てきて、一匹、また一匹と、みんな釣りになってきました。最終的には、およそ2時間で15匹釣った子もいました。

釣り大会後には、ニジマスのつかみ取り大会がありました。川の一角に石で囲んだいけすが作られ、中に150匹ほどが泳いでいました。スタートの号令とともに一斉に子どもたちはいけすの中へ。透明だったいけすの水は、とたんに濁り、魚の姿を見ることができなくなりました。そこからは、手足の感触が頼りです。悪戦苦闘しながらも、なんとかニジマスを手づかみできたようでした。

漁協主催の釣り大会が終わった後は、研修部主催の懇親会。お父さん方が、子どもたちが釣り上げたニジマスをさばき、竹串に刺して塩焼きにしてくださいました。自分たちが釣った魚の塩焼きは格別です。みんな、熱々の塩焼きをおいしそうに頬張っていました。

  子どもたちは、魚を釣ったり泳いだり、一日中、存分に川とふれあい、とてもよい経験・体験、思い出ができたようです。また、親子のふれあいとしても素晴らしい企画でした。漁協の甲斐愛光さんを中心に、大会の企画・運営に携わった方々、そして、子どもたちの監視を務めて下さった地元の皆様に、深く感謝いたします。また、PTA研修部の皆様もお疲れ様でした。
  
☆ 夏休み中も川は開放され、中学生以下ならいつでも釣りは無料だそうです。暑い夏、自然のクーラーの中で、親子で川遊びを楽しんではいかがでしょうか?