校長室から

早起きは三文の徳??

今朝、早朝のニュースを見ていると、「6時5分頃、鹿児島県内之浦から高性能小型観測衛星『ASNARO(アスナロ)2』を載せたロケット「イプシロン」3号機が打ち上げられる」とのこと。

以前、県南に赴任していた頃に、昼間に、内之浦からロケットが発射され、青空にロケット雲が見えたことを思い出し、もしかして…と、無事発射する映像を見た後、外に出てみました。すると、南の空にオレンジに輝く発光体が上空に向かってぐんぐん上がっていくではありませんか。

「これだ!ロケットだ!」日の出前でまだ暗い時間帯でしたので、オレンジ色の細長い炎がはっきり見えました。しばらくすると、そのオレンジの炎が、まるで懐中電灯を照らすように、また、彗星のほうきのように光を広げる様子に変わりました。ロケットの進行方向が南向きに変わったのでしょうか?2~3分後に光が見えなくなりました。

朝、出勤した先生方にその話をすると、「ロケットだったんですね。なんか変なグニャグニャとした雲が出ていて、何だろうと思ってました。」また、あいさつ運動に来られた保護者の方も、「なんだろうと、子どもを起こして一緒に見ていた。ロケットだったんだ。」と、撮った雲の画像も見せてくださいました。

 もう少し空が明るくなるまで見ていれば、自分もこの不思議な形のロケット雲まで見れたんだなあ、と少々残念でしたが、この県北山間部の高千穂で、早朝から滅多に見ることのできない天体ショー?に遭遇して、朝からとてもラッキーな気分になりました。
 
☆ ロケットが飛ぶ様子や不思議なロケット雲を見た子どももいることでしょう。宇宙や宇宙開発に夢を抱いて、将来この高千穂から宇宙に飛び立ったり、ロケットを作ったりする人が現われるかも…。