校長室から

深まる秋を感じながら・・・。

11月を迎えました。二月めくりのカレンダーは、最後の1枚となってしまいました。月日が経つのは、本当に速いものです。昨日から朝の気温もグッと冷え込むようになり、夕方、民法テレビでは、「国見ヶ丘の雲海が見られた。明日も見られるかも・・。」というニュースが流れていました。

押方小の校歌の歌詞にある「国見ヶ丘」、そして、校章にもデザインされている「国見ヶ丘の『雲海』」。校区内にある雲海スポットだし、これを見ない手はない、と、今朝は早起きして、夜が明ける前に国見ヶ丘に行ってみました。学校から車で6~7分くらいで行ける場所です。

行ってみると、まだ暗い中、駐車場には既に3~40台の車が。展望所では、カメラを設置してみんな日の出を待っておられました。

東の山の端から空が次第にオレンジ色に変わり始めると、雲の海が見え始めました。西の阿蘇五岳を臨む方向でも、低い山が雲の上から頭を覗かせています。とても感動的で、心が洗われました。

日の出の時刻が近付くにつれ、車は7~80台くらいに増え、100名近くの人が訪れていたでしょうか。平日の早朝ですが、皆さん、昨夕のニュースを観ておられたのかもしれません。さすがに雲海の名所ですね。

以前にもお伝えしましたが、雲海が現れる朝は、学校もすっぽり雲(朝霧)に包まれ、子どもたちも雲海の中を登校してきます。なんともファンタスティックです。

 「身近な自然に秋の深まりを感じながら、今月も『やかたの子』とともに、明るく元気に過ごしていきたい」と、天孫降臨、神々の故郷伝説の残る高千穂に現れた雲海に、願いを込めました。
 
☆ まだまだ雲海の見頃は続くようです。気象情報をご確認の上、ぜひ、一度「国見ヶ丘」の美しい雲海をご覧になってください。防寒対策をお忘れなく!