日誌

田原小学校に春の訪れを告げる桜(ジンダイアケボノ)

 令和7年度がスタートしました。

 児童全員がそろい、元気いっぱいの笑顔がそろいました。

 始業式に、「小さい勇気をこそ」について話しました。

 原文を紹介します。子どもたちには、分かりやすく伝えました。

 

  小さい勇気をこそ

 人生の大嵐がやってきたとき
それがへっちゃらで乗りこえられるような 大きい勇気もほしいにはほしいが
わたしは
小さい勇気こそほしい


わたしの大切な仕事を後回しにさせ
忘れさせようとする小さい悪魔が
テレビのスリルドラマや漫画に化けて
わたしを誘惑するとき
すぐそれをやっつけられるくらいの
小さい勇気でいいから
わたしは それがほしい


もう五分くらい寝ていたっていいじゃないか、今朝は寒いんだよと
温かい寝床の中にひそみこんで
わたしに囁きかける小さい悪魔を
すぐにやっつけてしまえるくらいの
小さい勇気こそほしい


明日があるじゃないか
明日やればいいじゃないか
今日はもう寝ろよ
机の下から囁きかける小さい悪魔をすぐにやっつけてしまえるくらいの
小さい勇気こそほしい


紙くずが落ちているのを見つけたときは
気がつかなかったというふりをして
さっさといっちまえよ
風邪ひきの鼻紙かもしれないよ
不潔じゃないかと呼びかける
小さい悪魔を
すぐにやっつけてしまえるくらいの
小さい勇気こそわたしはほしい


どんな苦難ものり切れる
大きな勇気もほしいにはほしいが
毎日小出しに使える
小さな勇気でいいから
それがわたしは
たくさんほしい


それに
そういう小さい勇気を軽蔑していては
いざというときの
大きい勇気も
つかめないのではないだろうか。

 

 小さい勇気を積み重ねられる子どもたちを育てていきたいと思います。

 今までどおり、ご支援をよろしくお願いいたします。