日誌

校長室より

3学期スタート

 地域の皆様におかれましては、輝かしい新年をお迎えのことと思います。本年も高千穂町立田原小学校をどうぞよろしくお願いいたします。

 

 また、この度の震災、事故、火事等に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。

 

 始業式に先だって、元日からの災害等に遭われた方へ追悼を込めて全員で黙祷しました。

 そして、次のことを話しました。

1 「一年の計は元旦にあり」

 何事も最初に目標や計画を立てることが大切です。みなさんの目標は何ですか。

 目標や計画を立てるとそれに向かって努力しやすくなります。しっかりと目標や計画を立ててください。

 校長先生の目標は、みんなと、おうちの方と、先生方と、地域の方ともっともっとお話をして、田原小学校が日本一の学校になるようにすることです。

2 災害への心構え

 お正月に災害や事故、火事に遭い、つらい、悲しい気持ちになっている方々がたくさんいらっしゃいます。みんなは何を考えましたか。校長先生が考えてほしいことは次の4つです。

① 関心をもつこと

 災害や事故のことをしっかりと知ってください。災害や事故はいつどこで起こるか分かりません。しっかりとした知識を持つことはとても大切です。

② 訓練を大切にすること

 地震、火事などの避難訓練をしていますが、この訓練を真剣にすることです。「訓練は本番のように!」自分の命を自分で守ることができるようにしていきましょう。

③ 友だちと助け合う心、ボランティアの心をもつこと

 人は助け合って生きています。人のために努力することが大切になるときがあります。ボランティアの心を高めていきましょう。

④ 夢をもち続けること

 災害や事故はもちろんですが、みんなもつらいときや悲しいときが必ずあります。そんなときこそ、夢を大切にしてほしいと思います。夢があればがんばることができます。

 最後に、5,6年生と一緒に「翼をください」を合唱しました。

 

 始業式の最後に、2つ紹介しました。

1 大谷翔平選手から寄贈されたグローブ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2 なわとびが楽しく上手になってほしいという願いを込めて作成したジャンピングボード(校長制作)

  

 

 

霧の田原小

 朝晩が冷え込んできました。

 毎朝、正門前で子どもたちを迎えるのですが、学校周辺が霧に覆われています。

 ちょっと幻想的な風景です。

田原小ならではの運動会

 これ以上はないくらいの秋空、時折吹く涼しい風に秋を感じながらも、子どもたちがひたむきに競技する姿を目の当たりにし、感動した一日となりました。私自身は、校長として初めての運動会でしたが、私の理想とする運動会の姿が見られたと感じました。子どもたち全員が目標やスローガンに向かってがんばり、ご来場いただいた皆様が応援する様子を見て、最高の気分でした。

 10月初めの全校朝会では、子どもたちの頑張りを大いに褒めました。

○ 練習から本番まで、一人も手を抜かずに最後までがんばったこと

○ いつもスローガンを目指してがんばったこと

○ 全員が心を一つにして応援し合ったこと

 その姿は他のどの学校にも負けない立派な姿でした。田原っ子のがんばりは誰にも負けないのです。最強です!!

 田原っ子に「私は最強」をプレゼントしました。

 最後は、♪田原は最強♫とみんなで声を合わせました。

 田原っ子は、行事や活動を通して大きく成長しています。

 

五ヶ所平和祈念祭

 敗戦後の昭和20年8月30日、熊本県の捕虜収容所へ救援物資を空輸中のB29が操縦ミスのため高千穂町五ヶ所の祖母山に墜落しました。12名の搭乗員がいました。
 この搭乗員と、終戦直前に事故により同町に墜落死した日本軍戦闘機のパイロットを慰霊するために、平成7年に地元有志が町当局の協力を得て「平和祈念碑」を建立、毎年平和祈念祭が開かれています。

 先日、第27回を迎えるこの「五ヶ所平和祈念祭」に参加させていただきました。

 五ヶ所平和祈念祭奉賛会の武田会長、工藤事務局長のお話や正念寺副住職、坊守による読経、米軍少佐によるあいさつ、追悼作文朗読等を聞きながら、平和への思いを新たにしました。

 貴重な経験をさせていただきました。

 五ヶ所平和祈念祭奉賛会のみなさま、ありがとうございました。

2学期が始まりました。~輝け!全力!田原っ子!~

 「輝け! 全力!! 田原っ子!!!」は、令和5年度の運動会のスローガンです。運動会は、1年間の学校行事の中でも最も大きな行事の1つです。この運動会で、「輝くこと」「全力で取り組むこと」そして「地域みんなで作り上げる運動会」のよさを感じ取ることができるように指導していきたいと思います。

 始業式にあたり、こんな話をしました。

 運動会のスローガンにある「輝く」という言葉を聞くと、夜空の星を思い出します。
 星を美しく感じる理由には、次の3つの理由があると思います。
1 自ら光を放っていること
2 さまざまな色があること
3 たくさんの星が集まっていること

 この星の美しさは、みんなの姿、地域の姿に当てはまると思います。

1 共通の目的に向かって自ら進んで取り組むこと

2 それぞれの役割、立場で取り組むこと。

3 みんなで取り組むこと

 保護者、地域の方々と力を合わせ、みんなが輝く運動会を目指しましょう。

 そんな思いを込めて、歌を歌いました。

 『星に願いを  When You Wish Upon A Star 』~ピノキオより~

1学期が無事に終わりました。

 7月21日に1学期を終えました。

 児童30人全員が元気に過ごすことができ、一人一人成長できた1学期でした。

 終業式でこんな話をしました。

 始業式に校長先生がお願いした3つのことを覚えていますか。
 3つのいっぱいです。
 「ありがとうがいっぱい」「笑顔がいっぱい」「夢がいっぱい」です。
 この1学期、3つのいっぱいができましたか。校長先生はたくさん見つけることができました。
 1年生は、一人で登校することができるようになり、大きな声であいさつができるようになりました。そして誰とでも仲良く過ごすことができましたね。
 2年生はいつも元気いっぱいで、虫を探して育てたり、野菜を育てたり、自分の考えもしっかりと言えるようになりましたね。読み声を聴かせてもらったり、ごちそうパーティに読んでもらったりしましたね。楽しかったです。
 3年生は、二人で励まし合い、助け合い、一緒に成長してきましたね。リコーダーに進んで取り組む姿はすばらしいです。また、授業はもちろん、学校の周りの見学や甲田さんへのインタビュー、よく見て、聴いてしっかりと学んでいます。いつも協力して学習していましたね。
 4年生は、一番人数が多い4年生。自分の考えを発表し合って、よりよい考えにしていこうという話し合いの様子がよく見られました。友達の意見を大事にするという気持ちが育ってきてると思います。外国語のインタビューに来てくれたこともうれしかったです。
 5年生は、宿泊学習に行って、すてきな体験をしてきましたね。田原小の紹介もすばらしかったです。一緒に練習できてうれしかったです。むかばきで、規律、協同、友愛、奉仕の心を学んできたことが分かる行動が見られます。上級生らしくなってきました。
 6年生は、最上級生として、入学式から田植え、毎朝のボランティア活動、昨日の結団式など、すべてに全力で取り組んでいることがすばらしいと思います。5人で協力しながら授業を進めたり、活動のアイデアを出したりする姿がすばらしいと思います。とても頼もしいです。
 それから、5,6年生は一緒に音楽の授業をしていて、歌声がすごくきれいになりました。今日は、5,6年生と校長先生が一緒に歌を歌いたいと思います。曲は、「ぼくらの日々」です。隣にいる友達や先生と一緒に過ごす毎日を大切にしてほしいという思いが込められた曲です。5,6年生と校長先生で美しいハーモニーに挑戦します。もちろん伴奏は教頭先生です。

 最後にみんなへお願いです。夏休みには宿題もがんばってほしいですが、そのほかに次の2つをがんばってください。
 1つめは、8月28日の始業式に、みんなが元気でまた会うことです。病気やけが、事故には十分に気をつけてください。
 2つめは、夏休みにしかできないことをたくさんしてくださいということです。家族とたくさん話したり、お手伝いをしたり、スポーツで体を鍛えたり、作品募集にもたくさん取り組んでみてください。絵や作文、習字など、持っている才能を目覚めさせてください。このことは、校長先生からの3つめのお願い、「夢がいっぱい」につながります。
 今年の夏にしかできないすてきな思い出を作ってください。

 

 田原っ子たちは、すてきな笑顔であいさつしながら、下校しました。

 1学期の無事は、保護者の皆様、地域の皆様のご理解とご協力のおかげです。

 ありがとうございました。2学期もどうぞよろしくお願いいたします。

宮崎県いのちの教育週間

 7月1日から7日までの期間は、「宮崎県いのちの教育週間」です。

 田原小学校でも、参観日にすべての学級で「いのち」に関する授業を行います。保護者も一緒に「いのち」について学ぶことはとても大切なことだと思います。

 それに先駆けて、6月28日の全校朝会で、「いのち」についての話をしました。

 みんなにとって一番大切なものはなんですか。そうです。いのちですね。
 では、いのちが大切な理由は何ですか。いのちが大切な理由はたくさんありますが、その中から3つお話しします。
 1つめは、いのちは1つしかないからです。そして、なくしたら元に戻せないからです。生きていく中では、つらいことや悲しいこともたくさんありますが、それ以上に楽しいことやうれしいことがあります。それを味わうことができません。みんなには、これから出会う幸せをしっかり味わってほしいと思います。
 2つめは、みんなのいのちを大切に思う人たちがたくさんいるからです。家族はもちろん、友達や先生たちがいます。そして、これからもみんなのいのちを大切に思う人はどんどん増えていきます。みんなが生きていることがその人たちにとって幸せなのです。
 3つめは、みんなは未来を救うスーパーヒーロー、ヒロインのタマゴだからです。今、戦争が起きています、地球温暖化が起きています、治らない病気もあります、それを解決する人はみんなかもしれません。みんなが生きていくことでたくさんの人を助けたり、喜ばせたり、幸せにしたりすることができるのです。みんなは未来を救うことができる人なのです。
 校長先生も、田原小のみんなやおうちの人、地域の方、田原小の先生たち、そしてこれから出会う人にちょっとでも幸せを届けられるように、「いのち」を大切にして生きていこうと思っています。みんなもいのちを大切にして、たくさんの人を幸せにしてほしいと思います。

 その思いを込めて歌を送ります。Miyabi(竹内まりや)さん作詞の『いのちの歌』です。

 みんな真剣に聴いてくれました。

ホタルを見てきました。

 学校近くの河内川でホタルを見てきました。

 乱舞しているという感じではありませんでしたが、だからこそ、ホタルのほのかな光と川の流れの音だけのひとときを楽しむことができました。

 心癒やされる時間を過ごしました。

 スマートフォンでの撮影のため、あまりきれいに撮影できませんでした。

 

ありがとうの花

 5月30日の全校朝会でこんな話をしました。

 校長先生からの3つのお願いを覚えていますか。
  1つ目は、「ありがとうがいっぱい」
  2つ目は、「えがおがいっぱい」
  3つ目は、「夢がいっぱい」ですね。
 校長先生は今日もたくさんのありがとうを言いたいと思います。
 「いつも明るいあいさつをしてくれてありがとう。」
 「朝のボランティアをしてくれてありがとう。」
 「掃除を一生けんめいしてくれてありがとう。」
 「いつも授業を一生懸命受けてくれてありがとう。」
 「いつも下級生に優しい上級生、ありがとう。」
 
 そして先生達にもありがとう。
 「毎日わかりやすい授業づくりをありがとう。」
 「やさしく賢い田原っ子を育ててくれてありがとう。」
 「学校が美しくなるようにがんばってくれてありがとう。」

 まだまだたくさんあります。
 みなさんももっともっとありがとうという言葉を友達や先生、家族、周りの人に伝えてください。
 
 ありがとうというとすてきな花が咲きます。どんな花だと思いますか。
 それは、笑顔という花です。ありがとうがいっぱいになると笑顔もいっぱいになります。
 笑顔がありがとうの花です。田原小学校が笑顔でいっぱいになるように思いを込めて、歌のプレゼントをします。

 坂田おさむさんが作詞作曲された「ありがとうの花」(伴奏は教頭先生)を子どもたちに贈りました。

学校長あいさつ
田原小学校のホームページにようこそおいでくださいました。ありがとうございます。
 田原小学校は、熊本県や大分県と県境を接し、世界農業遺産「高千穂郷」にある自然豊かな学校です。
 児童 30 名は、その雄大な自然の中で、素直にのびのびと成長しています。
  その一端をホームページの中で紹介していきますので、ぜひ御覧ください。         
                       高千穂町立田原小学校
                                                   校 長  篠原 光教
                       (しのはら みつのり)