学校の様子

脱穀作業がんばりました!(5年生)

 11日(火)にもち米を収穫してから約2週間。天日干しをしている間、いつになるかなあと待っていましたが、今日の午後に脱穀作業を行いました。

 まずは、3つのグループに分かれて、学校にある千歯扱きや足踏み脱穀機を使い脱穀作業の体験をしました。

 足踏み脱穀機は、ドラムの部分が回転し、そこに稲を当てて籾を落としていくのですが、慣れるまでは逆向きに回転したり、稲がからまってしまったりするなどうまくいかないことが多く、脱穀作業の大変さを実感していました。

 しばらくしてうまく回りだすと、あっという間に脱穀をすることができ、昔の道具の工夫や便利さに感動していました。

 千歯扱きは、その名の通りたくさんの歯と歯の間に稲を挟んでひくことで脱穀をする道具です。あまりたくさん稲を挟むとひっかかってしまい引っ張ることができません。こつをつかむのに5年生も苦戦していました。

 作業の合間に、田んぼに残った落穂を少しでも無駄にしないようにと、みんなで拾い集めました。これも結構な量になりますので大事な作業でした。

 最後に、唐箕(とうみ)を使って、籾と藁くずなどの選別を行いました。初めて見る子どもたちは「この道具はどんなことに使うのだろう」と興味津々でしたが、風の力で籾が選別されることに驚いていました。このような道具を見ると、昔の人の知恵の素晴らしさに感動します。

 ご協力いただいた皆様、お忙しい中どうもありがとうございました。