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2024年9月の記事一覧
家族
今年85歳の父が、突然、「京都の姉の墓参りにいきたい」と言い出した。私の母つまり妻は、17年前に65歳で他界。父は4人兄弟の末っ子で上に3人の姉がいたが、みんな亡くなり、一人になった。一つ上の姉が京都にいたが、数年前に亡くなり、その時、父が体調をこわして葬式にいけなかった。そのことがどこか引っかかっているのだろう。
本人もこれが最後と自覚しているのだろう。耳は遠いが、頭はしっかりしていて、元気だが、体力的にもギリギリな感じで、長距離は歩けないだろうと車いすを手配した。久しぶりに、父と私と妹でちょっとした京都旅行になりそうだ。
生きている限り、ずっと家族のことを考える。家族と一緒に過ごした日々の出来事や想いがずっと心の支えになっているのだろう。
そして、わたしは、
死ぬまでにやりたいことリストを作ろうと思った。
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宮崎日日新聞「ことば巡礼」より
「目の前にある全てのものは誰か が運んでくれたもの。」( 岩貞るみこ)
この気づきは、他者の目に見えない努力や支援を想像する非認知能力の基盤です。便利な生活の裏側にある多くの人々の努力を理解する感受性、すなわち共感性や感謝の心を育むことが、真の豊かな生活につながります。
義務教育学校では、9年間を見通した系統的な学習を通じて、地域社会を支える人々の役割を多角的に探究し、「自分が他者に支えられている」ことを痛感する学習機会を設けます。これにより、未来の担い手として、自らも誰かを支える協働性や社会貢献意欲を育成します。日常の景色が感謝の視点で一変する、価値ある学びを実現します。
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