日誌

思いよ届け

 17日(土)の体育大会は延期となりましたが、生徒たちは午前中の授業を頑張っていました。生徒が帰ったあとの校庭はひっそりとしています。時折、雲の切れ間から光が差すものの、すぐに黒雲が空を覆い、雨音が戻ります。グラウンドのぬかるみは消えず、側溝からは水が流れ込む音が聞こえてきます。私たちはただ、空を見上げながら待つしかありません。自然の前では、人は無力であることを思い知らされます。だからこそ、晴れ間に込める願いには、祈りのような気持ちが宿ります。明日こそ空が味方をしてくれますように。これまで頑張ってきた綾中生、グラウンドでの輝く姿が見られますように。