日誌

初冬の光景

 校庭のシンボルになっている銀杏の木は、ほとんど葉っぱを落とした状態になっています。風がそよぐたびに、無数の銀杏の葉がひらひらと舞い落ちてきます。その様子はまるで、空から黄金の雨が降り注いでいるかのようです。地面には、降り積もった葉が厚く重なり、見事な黄色の絨毯を作り出していました。足を踏み入れると、カサカサという心地よい音が響きます。そんな初冬の休日の土曜日、野球部は練習試合に臨んでいました。舞い散る葉と選手たちの熱気、静と動のコントラストが印象的な光景です。