細田中学校の出来事
新年。心も体も温かく。
冬休みの一コマ
地域があり、生徒、支えてくださる方々がいらっしゃって、学校があります!感謝!
宮崎日日新聞”若い目”掲載令和6年1月4日
3年生の桑野莉桜菜(りおな)さんの作文が掲載されました。彼女の名前にある「桜」、「月」を題材に、大切な気づきを伝えます。今年は元旦から辛いニュースが続いています。当たり前と有り難い、反対の意味の言葉をかみしめる日々です。
題名 当たり前に感謝
「花は盛りに、月はくまなきをのみ、見るものかは」という兼好法師の考えに、私はとても共感します。
桜は満開シーズンを過ぎても、桜の花はまだ多少残っているし、桜の花と一緒に咲いている葉桜を観賞して新しい季節が来るのだという気持ちになるのも悪くないと思います。
いつも夜空を輝かせてくれているそのままの月を観賞するのも良いと思います。
私がこの古典の言葉から思ったことは、当たり前は消えた時に気づくということです。桜の花も月も、どちらも当たり前のように咲き、当たり前のように空に昇る。でも、それらがなくなった時、当たり前が当たり前ではなくなってしまう。
私たちも、当たり前のようにご飯を食べていますが、それは当たり前ではないということです。
日頃、不自由なく暮らせているのは、裏で支えてくれる何かがあるから。これから、当たり前だと思っていたことにも感謝の気持ちをもちたいものです。
宮崎日日新聞”若い目”掲載令和5年12月27日
3年生の守山妃和(ひより)さんの作文が掲載されました。親の教えが生き方として根付いているから、インプットされたものが教えと結びつくのでしょう!人脈とは心のつながり。尊いものであることを教えられます。
題名 人をつなぐ大事さ
私は幼少期から、父に教え続けられている「人脈を大事に」という考え方を大事にしている。
だから、『甲陽軍鑑』に載っていた「人は城 人は石垣 人は堀、情けは味方 あた(仇)は敵なり」という古典の言葉にとても共感した。意味は、人は城であり石垣であり堀であるから、 情けは人をつなぎとめて国を繁栄させるが、恨みを増やすと国は滅びるというもの。
私は前述のとおり人脈をとても大事にしている。それは、この言葉に出てくるように「情けをかけて人を繋ぎ止めることができれば繁栄。逆に、恨みを増やせば滅びる」という究極の選択肢がかかっているからだ。
自分が心地よく生きていくためには、どうしても人の力がいる。仕事でもそうだ。人には適材適所というものがあり、物事を効率よく円滑に進めるためには一人一人の力を活かす必要がある。
このことをふまえ、お互いに助け合い恩恵を受けるためには、情けを重んじ人を繋ぎとめることが大事だと思った。
先生たちの冬休み
12月26日。職員研修及び職員会議。
生徒たちが大好きで、生徒一人一人の成長を信じる職員集団。校務分掌に分かれて、今年度の反省を生かし、次年度の計画を練り合っています。真剣です!生徒がど真ん中にいます。ペーパーレス会議も当たり前になりました。
見えないところで支える力が生徒の(*^o^*)を守ります。
わかすぎ塾
12月25日は、日南市教育委員会主催のわかすぎ塾。
いじめや不登校などの問題を子どもたち自身の問題としてとらえさせ、その解決を子どもたちの立場で考えさせるともに、生徒会活動の活性化を図る機会とすることを目的としています。もう16回目の取組だそうです。
細田中学校はホスト校として活躍。大勢の前で挨拶したり進行したりしました。初めての参加者5名中3名。なかなか堂々としていました。
他校の生徒会役員に対して、本校の取組をタブレットを使って説明。発表の資料もわかりやすくまとめてありました。学校に帰ってから生徒会担当の海田先生に最後の挨拶。緊張が解けたのか充実感でしょうか、とてもよい表情をしていました。世代交代!細田の生徒会の伝統は続きます。お疲れさまでした。