第76回卒業式
3月16日は、いよいよ3年生とのお別れの日になる卒業式でした。いつもは肌寒い日になる日が多いこの日、朝から雲一つない晴天で、3年生の門出を青空も祝ってくれているようでした。前日の予行練習では、「いつもより卒業式の歌を唄う声が小さい。そんなことで在校生たちに自分たちの想いを伝えられるのか」と3年生の先生から言葉をかけられ、その後自主的に教室で練習を行った3年生でしたが、今日は入場からやや緊張した表情でした。入場と退場、そして卒業証書の授与の時のみマスクをはずすことが許され、中には初めてマスクなしの表情を見ることができた卒業生もいました。卒業生は全員自分の席につくと、ポケットの中から静かにマスクをとりだし、着用し、校長先生や来賓の方の祝辞に聞き入っていました。現生徒会長の「3年生はいつも背中で私たち下級生に色々なことを教えてくれました。」という送辞に対し、前生徒会長が「下級生のみなさん、みんなでつくりあげてきた志和池ブランドを更に良いものにしてください。」とエールを送りました。明日から3年生のいない学校です。寂しくなりますが、3年生の想いは在校生が必ずひきついでくれます。ありがとう3年生。