日誌

第77回文化発表会~ステージ発表の部

 10月8日(日)、文化発表会を行いました。会場となる体育館の暑さ対策を心配していましたが、朝から雨が降っており、気温は肌寒いくらいでした。今年度は、家族限定ではありますが、4年ぶりに観覧者の入場制限を設けずに実施しました。早朝からたくさんの保護者の皆様にご来場いただきありがとうございました。

 生徒玄関のカウントダウン・ホワイトボードも「0」になり、早朝から文化委員会や吹奏楽部が登校して最終確認や音出しなど忙しく動いていました。朝自習は、4年ぶりに復活する合唱の練習。朝から歌声の響く文化発表会の朝は、やっぱりいいものでした。朝の会を終えて、体育館に移動して開会行事からスタートしました。

 プログラム1番は、吹奏楽発表「輝奏~Let's enjoy musuc」。宮崎県吹奏楽コンクールで4年連続金賞を受賞しているサウンドはやはり素晴らしいものでした。1曲目は喜歌劇「チャルダッシュの女王」セレクション。演奏に手拍子の演出も入り、聴き応えのある演奏でした。他にもヒットメドレーや体育大会での思い出の曲、アンコールの宝島まで会場が一体となる演奏でした。

 

 プログラム2番は、英語暗唱の発表が行われました。タイトルは「I hate manju」。都城地区英語暗唱・弁論大会で最優秀賞を受賞した時任紗楓さんが、身振り手振りを交えて表情豊かに発表してくれました。

 

 プログラム3番は、1年生の学習発表「HEIWA」。第二次世界大戦末期の沖縄戦についてスライドと寸劇を交えながら発表し、SDGs17の目標のうちの「16 平和と公正をすべての人に」についての発表してくれました。発表のしめくくりに「HEIWAの鐘」を学年合唱として披露してくれました。

 

  プログラム4番は、「僕たちはどう生きるか」というタイトルで、職場体験学習の学習成果をスライドやパフォーマンスでプレゼンテーションしてくれました。発表した4組は、学年予選を通過しただけあって堂々とした発表でした。しめくくりの学年合唱は「14~fourteen~」。練習の成果がみられる素晴らしい歌声を響かせてくれました。

 

 プログラム5番は、3年生の学年劇「Happy birthday」。長い台詞も多かったですが、笑いも交えてしっかりと演じられ、観客は劇の世界にどんどん引き込まれていきました。文化発表会に向けて学年全体がチーム分けされ、舞台では劇チームの発表が行われました。それ以外のチームは、SDGsの実験や実践を展示発表しました。また、劇のPRチームはポスターや動画を制作し、本番前から劇の予告で盛り上げてくれました。しめくくりの学年合唱は「ぜんぶ」。しっかりと音が出る男性パート、伸びのあるソプラノ、アルトの響き、さすがは3年生でした。

 

 プログラム6番は、全校合唱「窓の外には」。200名を越える全校合唱は圧巻でした。ボリュームもさることながら、手話を交えた合唱は動きもそもそろって素晴らしいものでした。

  「破顔一笑~Let's make happy memories~」をスローガンに開催した今年度の文化発表会も、これまでの練習の成果が十分に発揮された文化発表会でした。閉会行事の講評でも、校長先生から全学年が賞賛を受けました。また、閉会のことばで壇上に上がった全校文化委員長の平野杏莉さんも全校生徒の協力を称えてくれました。

 たくさんの笑顔とともに大切な時間を共有できた素晴らしい文化発表会でした。感動をありがとう!