日誌

修学旅行に行ってきました!

 11月28日(木)から30日(土)の期間で、2年生が修学旅行に行ってきました。スローガンに「深めよう絆~防災と歴史を学び、今シカできない思い出を」を掲げ、兵庫、大阪、奈良、京都の4県を訪問し学びと絆を深めました。

 11月28日(木)、集合は早朝5時でしたが、予定時間の5分前には全員が集合しました。出発式を終え、移動をはじめた生徒たちは、見送りの保護者や先生方に「行ってきます!」と声を上げながらニコニコ、ウキウキ。元気いっぱいバスに乗り込んで予定時刻通りの5時30分に学校を出発しました。

 宮崎空港までのバスでは、これまで準備して作り上げた修学旅行のしおりを開いて学習タイム。最初から分担した役割をしっかり果たしていました。

 空港に到着して搭乗手続きを済ませ、大阪伊丹空港までは1時間。着陸態勢に入ると気流の乱れに飛行機はガタガタ…。初めて飛行機に搭乗した生徒は「怖かった~」と連呼していました。

 1日目は少々タイトなスケジュール。神戸の「人と防災未来センター」で阪神淡路大震災や防災について学びを深めました。昼食を摂ってバス移動。奈良の東大寺、京都の平等院を訪問し、美しい紅葉で日本の秋の良さを感じたり、生で見る歴史的建造物に驚いたりして学びを深めました。

 11月29日(金)、生徒起床前は雲が優勢な空模様。2日目は、京都市内で班別自主研修。朝食を食べて、スタート・ゴールの京都駅に向かう頃には京都タワーの後ろはすっかり青空でした。チェックポイントの清水寺を必修訪問地として「京都の町並みをゆっくり観光」「世界遺産巡り」など、班ごとのテーマに沿って京都を散策しました。オーバーツーリズムの影響で、バス停は長蛇の列。時間通りに回れるかが心配されましたが、そこは庄内っ子、「バスがダメなら歩いちゃえ」の精神で、すべての班が門限の5分前には到着しました。

 一日歩いて疲れた後の夕食は、特別おいしかったようでした。いっぱいなのは胃袋だけでなく思い出も。しおりに記入された日記はビッシリと書かれていたにも関わらず、就寝5分前には提出場所に出されていました。

 11月30日(土)、いよいよ最終日。3日目の訪問地は、USJ(ユニバーサルスタジオ・ジャパン)。朝食を食べ、2日間お世話になった宿舎のみなさんにお礼をし、バスで京都をあとにしました。混雑が予想されていましたが、不思議なぐらいにスイスイ進み、予定時刻の5分前には記念写真を撮り終えて入場!気の合う仲間でアトラクションや買い物を楽しんでいました。集合時間の5分前には全員が集合完了しましたが、出発時とは違って、多くの生徒がアイテムを身に付けていました。

 伊丹空港への移動でも不思議なことにスイスイ進み、予定時刻の前には到着。搭乗手続きもサッサと済んで、搭乗待合室では日記の記入まで済ませていました。ここでまさかの出発便の遅延20分。飛行機もがんばって宮崎空港到着は10分遅れでした。生徒たちのがんばりを神様が見てくれていたのか、最後のバスも不思議とスイスイ進み、学校到着は予定時刻通りでした。

 力を合わせて、全力で学び、楽しんだ2年生。10月下旬に3年生から生徒会を引き継いで庄内中学校を牽引する立場になりましたが、その能力が身に付いていることをしっかり証明してくれました。