日誌

庄内地区小中一貫教育研修会&SDGs講演会

 6月21日(水)、午後から庄内小、菓子野小、乙房小の先生方をお迎えして庄内地区小中一貫教育合同研修会を開催しました。5時間目は参観授業でしたが、小学生の頃の先生が参観されるとあって、生徒たちもいつもよりも張り切って授業に取り組んでいるようにも感じました。

 参観授業の後は、体育館で全体会。その後は、各教室に分かれて分科会を行い、活発な意見交流が行われました。前半の学力向上部会では、昨年度までの取組を確認し、今年度取り組む「学力向上に結びつく家庭学習の推進」について協議しました。後半の共通実践部会では、昨年度までの共通実践事項を確認した後、「豊かな心」の共通実践事項について、今年度の具体的な取組を検討しました。

 庄内地区の子どもたちを、小中間で連携を図りながら9年間で育てていくイメージで、一丸となって取り組んでいきたいと思います。

 

 6月22日(木)の総合的な学習の時間に、SDGsに関する発表会及び講話がありました。まず3年生の代表者6名が、SDGsの17の目標の中から自分が興味がある目標1つを選び、その内容や課題、解決のために自分たちにできること等をタブレットを使ってプレゼンテーションにまとめ、オンラインで全校に向けて発表しました。
 どの発表もよく調べられ、自分の考えも盛り込みながら堂々と発表するなど聞きごたえのある内容でした。クイズ形式での質問もあり、聞き手が興味を持つ工夫も見られました。また、画面構成を工夫したり、絵や写真を効果的に配置したりするなど、わかりやすいプレゼン画面でした。

 後半は、宮崎県教育委員会が進める学校への「アシスト企業」として取り組まれているUMKテレビ宮崎の佐々木六華アナウンサーを講師にお招きし、テレビ宮崎が会社として取り組まれているSDGs活動について講話をしていただきました。たくさんの活動を紹介してくださり、普段何気なく見ているCMやニュースが、実はSDGsに関連していることがわかりました。SDGsの目標は大きなテーマですが、その解決のためには、身近なところから、できることから、得意なことを生かして取り組むことが大事であるということを教えていただきました。

 講話の最後の質問コーナーでは、生徒から佐々木さんのアナウンサーとしての仕事のことについても多くの質問が出され、一つ一つに丁寧に答えていただきました。働くことについてのキャリア教育にも大きな学びのある会となりました。