日誌

県大会壮行会&薬物乱用防止教室&国際理解講座&戦没者慰霊祭

 10月15日(水)、宮嵜県中学校秋季体育大会及び都城地区駅伝競走大会の壮行会を行いました。壮行会の前には都城地区中学校秋季体育大会や読書感想文コンクールの表彰も行いました。

 今回の壮行会では、県大会に出場する男子ソフトテニス個人戦、剣道男子団体戦と男子個人戦、陸上競技、女子バスケットボール、体操競技、そして都城地区駅伝競走大会に出場する男女駅伝チームの代表がそれぞれ決意を述べました。決意発表の後は、生徒代表の稻留百音さんから激励の言葉が贈られ、それに応えて女子駅伝チームの川越輝理さんが力強く選手宣誓を行いました。

 

 

 10月16日(木)、薬物乱用防止教室を行いました。今年は都城警察署の方に来校いただき、クイズも取り入れながら、生徒が意欲的に参加できるよう工夫してお話しを進めていただきました。違法薬物の怖さを伝えながら、一度使用しただけでも薬物乱用であること、使用するのはもちろん所持しているだけでも罪になること、若者世代の検挙者が増加していることなどをお話しいただきました。また、市販薬を大量摂取するオーバードーズについても薬物乱用であり、重篤な後遺症や命を落とすこともあるということも伝えていただきました。

 

 

 10月17日(金)、1年生を対象に国際理解講座を行いました。都城市の国際交流員でモンゴルのヒシグジャンガルさん、中国の謝さん、アメリカのセスさんの3名に来校いただき、各国の文化についてお話しいただきました。説明の後には質問コーナーも設けていただき、生徒たちは興味津々でした。各講座の最後には、生徒代表がお礼の言葉を述べていましたが、お話しの中で印象に残ったことを盛り込みながらハキハキと述べる様子に成長を感じました。

 

 

 10月18日(土)、庄内地区公民館で庄内地区戦没者慰霊祭が行われました。庄内地区の式典では、毎年献花の後に庄内小、菓子野小、乙房小の代表が千羽鶴を献納し、中学2年生2名が平和へのメッセージを読み上げます。今年は、稻留百音さんと岡元夢歩さんが発表しました。稻留さんは『戦後80年をむかえて』という題で、「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら」を読み、特攻隊員や家族の言葉に衝撃をうけたこと、都城空襲など戦争の犠牲の上に今の日常があること、そして日常に感謝し生きることが平和を守る一歩だということに世界中の一人一人が気付きますようにと思いを述べてくれました。岡元さんは、『平和をつなぐ』という題で、曾祖母の戦争体験談を聞いたこと、知覧特攻平和会館で特攻隊員の手紙・笑顔の写真を見て衝撃を受けたこと、そして都城にも特攻基地があったことを知り、戦争の歴史を学び語り継ぐことが、平和を守る第一歩だと強く感じていると述べてくれました。

 

 今週は、10月21日(火)に都城地区駅伝競走大会、10月25日(土)からは宮崎県中学校秋季体育大会が開幕します。出場するすべてのチームが力を出し切れるようがんばってくれるはずです。地域の皆様もご声援をお願いします。