日誌

7月第1週は行事がいっぱい!

 史上2番目の早さで梅雨明けした九州南部。連日、危険な暑さが続きました。そんな中、庄内中学校ではたくさんの行事が行われました。

 7月2日(水)から4日(金)、2泊3日の日程で2年生が修学旅行に行ってきました。2日(水)は、早朝6時にキャリーバッグを引いた2年生が体育館に集合し、見送りに集まったたくさんの保護者が見守る中、実行委員会の進行で出発式を行いました。トイレを済ませてバスに乗り込み、6時30分に宮崎空港へ向けて出発。バスに乗り込んだ2年生はすでに笑顔いっぱい。見送る保護者や先生方に大きく手を振る姿が印象的でした。

 初日は、伊丹空港到着後にバスで兵庫県に向かい、阪神・淡路大震災記念「人と防災未来センター」で防災学習。その後、宿泊地の京都に向かい全員で金閣寺を拝観してホテルにチェックインしました。

 3日(木)は、京都から大阪に移動して2025大阪関西万博の会場へ。班ごついとに行動し、お目当てのパビリオンや大屋根リングを散策しました。外国のパビリオンがどのような展示をしているのかを見るだけでなく、どのようにプレゼンテーションを行っているかといった視点をもって学んだようです。その後は再び京都に移動して世界遺産「清水寺」を拝観しました。一日中歩き回ったせいですっかり疲れたようでしたが、夕食後は元気を取り戻していました。

 4日(金)、最終日は朝食後を摂った後、2日間お世話になったホテルの方に丁寧にお礼をしてUSJへ向けて出発。思い思いにUSJを楽しんでいたようですが、集合時間の10分前には全員が集合完了。飛行機の出発が20分遅れましたが、予定の10分前には全員無事に学校に到着しました。

 実行委員会を中心に、修学旅行を見事に成功させた2年生。学年の絆を深めるとともに、また一つ成長したはずです。

 

 2年生が修学旅行に行っている間、他学年でも行事が行われました。まず、3日(木)は3年生を対象に篠笛体験が行われました。庄内地区にお住まいの橋本周二様のご厚意で、ご本人が制作された篠笛を3年生全員にプレゼント。指使いや音の出し方を教えていただきながら練習すること約2時間。ほとんどの生徒が音を出せるようになっていました。いただいた篠笛を大切そうに持って移動する姿が印象的でした。

 日本の伝統楽器に実際に触れて音を出す貴重な時間となりました。入試を控えた3年生には「できるようになる」という成功体験にもなったわけで、今回の学びを応用して全員で入試に向けて取り組んでほしいと思います。

 

 4日(金)、1年生は総合的な学習の時間を使って「庄内地区の未来を考える会」を開催しました。この取組に向けて庄内地区まちづくり協議会のみなさんにコーディネートしていただけないかと学校から相談したところ、庄内地区まちづくり協議会だけでなく、志和地・庄内・西岳地区包括支援センターと宮崎大学地域支援創成学部の教授と学生さんを含め総勢12名に来校いただき、活発な意見交流が行われました。

 これから今回の成果をブラッシュアップしてまとめあげ、文化発表会の学年発表につなげていきます。どのような発表になるのか今から楽しみです。今回来校いただいた皆様にも文化発表会での発表を見ていただけると有り難いです。

 

 4日(金)、3年生は会場を庄内地区公民館に移して高等学校説明会を行いました。6月27日(金)に続いて2回目の開催でしたが、今回もたくさんの保護者が来場されました。高等学校の先生方や卒業生の先輩方から生の声を聞くことができました。進路選択の幅を広げるためにはたくさんの情報が必要です。これから開催される各高等学校のオープンスクールも参考にして、最善の進路選択につなげてほしいと思います。

 説明会終了後には、実行委員会として準備や進行をがんばってくれた仲間に賞賛の拍手が贈られました。入試は団体戦とよく言われます。これまで築き上げてきた絆を最大限に発揮して、全員合格を果たしてほしいと思います。