日誌

♪楽しかった鑑賞教室♪

 6月22日(木)と23日(金)は期末テストが行われました。2・3年生にとっては慣れた期末テストですが、1年生にとっては初めてとなる定期テスト、この日のために一生懸命勉強に励み、精いっぱい力を出したようです。結果が待ち遠しいですね。2日間よく頑張りました。本当にお疲れさまでした。

 そして、金曜日の午後からは鑑賞教室として、アカペラグループJARNZΩさんのコンサートに行きました。皆さんは「アカペラ」というものを聞いたことがあるでしょうか?よくバラエティーの歌番組などで取り上げられ、聞いた ことのある方も多いかと思いますが、実際にMJホールのような大きな会場で直接聞いたことがあるという方は多くはないかもしれませんね。

 生徒たちも全員が席に着き、今か今かとメンバーさんたちの登場を楽しみにしている中、ようやく「開演」のアナウンスが流れ、それまで暗かったステージに一斉に照明の鮮やかな光が灯されたと思うと、陽気な音楽が聞こえてきました。それは紛れもなく楽器で奏でられる“音楽”そのものでした。生徒たちの興奮は一気に最高潮に達し、歓声がこれでもかというほど沸き起こります。しかしステージには一切の楽器類はありません。様々な音色が声だけで届けられるのです。写真を見ていただければ、会場の熱気と興奮が伝わるでしょう。

 

 生徒たちの良く知っている音楽も披露され子供たちが心から楽しんでいる中、先生方もついその音楽に聴き入ってしまいました。素晴らしい音楽体験をありがとうございました。

 

 

 また、曲の合間にはメンバーの方々の自己紹介や都城の好きな所発表など、トークでも会場の心を掴み、みんなを笑顔にさせてくれました。そんな中あるメンバーの方が会場全体に向かって声を張り上げて言ったこの言葉が特に心に残りました

「周りなんか関係ない!自分が楽しいなら全力で楽しめ!」

 思春期という難しい時期を過ごす中学生にとって、この言葉はとても大きな意味を持つと思いました。「周りの目が気になる」「周りの意見に合わせる」「みんながそう言うならそうする」というような人が多いような気がします。自分では気付いていなくても、無意識にそうしていた経験は誰にでもあるでしょう。しかし、周りを気にして本当の自分が出せるでしょうか?本当に自分は楽しめるでしょうか?自分の中心はやはり【自分】であるべきです(自己中心的わがままとは違います)。メンバーの方は熱くなった勢いで何気なく叫んだ言葉だったのかもしれませんが、この思いが生徒や保護者の皆さまと共有できると幸いです。

 改めましてJARNZΩの皆さま、この度は素晴らしいアカペラの音楽と、大切な言葉をありがとうございました。生徒たちも、1つになって「チーム庄内」となれば盛り上がれることを学んだ一日でした。