日誌

戦没者慰霊祭&国際理解学習

 10月18日(金)、庄内地区戦没者慰霊祭が行われました。黙祷、追悼のことば、献花に続いて小学校3校からは千羽鶴の献納、本校からは2年生2名が参列し、平和へのメッセージを発表させていただきました。

 発表した松浦 蓮さんと中野くるみさんは、「平和のために私たちができることは、自分たちの住んでいる地区で起きた悲惨な戦争被害を学ぶことです。戦争から目を背けずに、次の世代に受け継いでいきたい」とそれぞれ発表してくれました。参列者の中には、二人の発表を聞きながら大きくうなずいている方が何名もいらっしゃいました。式典終了後の二人にそのことを伝えると、無事に発表を終えてホッとしていた表情が、また引き締まりました。自分たちが発表で述べたことが決意に変わったと感じた瞬間でした。

 

  同じく10月18日(金)の午後には、都城市の国際交流員3名に来校していただき、1年生が国際理解学習を行いました。お話を聞いたのは、アメリカ、中国、モンゴルの3カ国。スライドや動画を交えて、時にはクイズ形式でそれぞれの国の気候や文化について学んでいました。生徒たちが興味深く聞いている様子は、話を聞いている態度や質問コーナーでの質問内容を聞いているとよく分かりました。

  2年生も1年生も、今回の経験を活かして学びを広げてほしいと思います。2年生は11月の修学旅行で平和への思いと見聞を広め、1年生は同じく11月の地域巡見で庄内地区の文化について理解を深めていきます。