学校の様子

埋蔵文化財体験

1年生を対象に埋蔵文化財活用授業が行われました。都城市教育委員会より6名の方が来校され、都城の古代の歴史についてプレゼンを用いて分かりやすく説明していただきました。また、、発掘された土器や骨などを展示し実物に触れ、丁寧に紹介してくだいました。「都城市は大昔、湖の底だった」「中郷地区はかなり昔から人が住んでいた」「南九州にしかないバケツ型の土器」など、大昔の人たちに思いを寄せながら、郷土中郷を知ることができる貴重な体験でした。

埋蔵文化・歴史体験活動を通しての生徒の感想

昔の都城には、湖があって歴史が進むごとに山が噴火したりして、火山灰が積もってこの都城ができたことが分かった。火山灰が堆積したらシラス層という名前になることも知ることができた。都城市には、人が2500年前ぐらいから湖に火山灰が積もってできた土地に住み始めたと考えたら、すごいことだと思った。だけど、今2500年前ぐらいに降った火山灰が霧島や桜島が大噴火したらとても大変なことになると思った。やっぱり海に日本は囲まれているからいろいろなことが起こるのだなと考えるきっかけになった。

都城に人が住み始めた時代の旧石器時代から、その時代にあったことや暮らしていた人たちの生活の仕方、その時代に使われていたものや作られたもの、建物の跡など発見されたときの写真などを見ることができて、昔の人々はすごいと思った。今の都城の名前の由来や文化などを知ることができた。改めて、昔の人々の生活跡などを発見したりどういうことがあったのかを地面に埋まっているものなどを手掛かりにしていて、新しいことが知れるのもすごかった。だから、そういう文化や手掛かりになるものは、守っていかないといけないといけないんだと考えて、そういうものの見方が変わった。

他にも、歴史は気候があたたかくなったりすることで人々の生活の方法も変わっていることに気づいた。だから、ちょっとしたことで人々も変わるんだと感じた。旧石器時代や縄文時代、弥生時代につくられたり、使われてたりされていたものを間近で見たり、触ってみたりすることができて、その時代の特色がたくさんわかったのと、その時代の人たちがいろいろなことに工夫をしていたんだと思った。古墳にも亡くなった人と物を入れたりしてから埋めたりと、昔の人々なりの考え方を知ることができて、もっといろいろ調べたり、考えたりしてみたくなった。