2025年3月の記事一覧
思いでの学び舎からの巣立ち ~ 卒業式
3月16日(日)、第78回有水中学校卒業証書授与式が挙行されました。
前日からの雨が残り、体育館は少し肌寒く感じられましたが、会場には卒業生たちの門出を祝う温かい空気が満ちていました。在校生たちは、早朝から会場の準備や歌の練習に励み、卒業生のために精一杯の気持ちを込めて式に臨みました。
式典では、卒業生一人ひとりが、在校生、教職員、来賓、保護者の皆様の温かい眼差しに見守られながら、卒業証書を受け取りました。
在校生代表の送辞では、感極まった代表生徒の涙声が会場に響き、その心のこもった言葉に、卒業生たちは深い感銘を受けている様子でした。
卒業生代表の答辞では、3年間の中学校生活で得た学びや思い出、そして未来への希望が語られ、会場全体が感動に包まれました。
卒業式の歌では、全校生徒が心を一つにして2曲を合唱し、卒業生の中には、込み上げる思いに涙ぐみ、声を詰まらせる生徒もいました。それぞれの生徒が、3年間で培った友情や思い出を胸に、新たな未来へと力強く歩み出す、感動的な卒業式となりました。
小中学校で別れを惜しみながら ~ 小中学校合同お別れ会
3月7日(金)に小中学校の合同お別れ会と中学校のお別れレクレーションを行いました。
有水小学校の体育館に、児童・生徒、全員が集まり、小学校6年生と中学校3年生を送る会を、小学5年生と生徒会の企画のもと、実施しました。
ジャンケン大会や異学年リレーを小学校で行った後は、小学生は遠足、中学生は中学校で俳句の選考会、クイズや王様ドッジボールなどの活動を行いました。
スポーツフェスタも小学生と一緒に行っていた分、中学3年生にとっては、9年間という時間を振り返りながらの1日になったのではないでしょうか。
今までありがとう ~ 蓮くんとのお別れ会
2月28日(金)に1年生の古川蓮くんが転校するということで、合同帰りの会でお別れ会を行いました。
司会をした今別府くんは、会の初めから気持ちが高ぶってしまい、惜別の想いがあふれでた司会進行でした。とても感動しました。
蓮くんのお別れのあいさつやこれまで幼稚園から一緒に過ごしてきた竹下くんからのお別れの言葉、別れの歌などありました。
歌の指揮をしていた的場さんも大粒の涙を流しなら、しっかりと皆の歌をまとめてくれました。
それぞれがいろいろな想いをもち、これまでの時間を振り返っているようでした。
自分らしく、周りの人たちも尊重しながら ~ 1.2年生の命の授業
2月25日(火)に1,2年生を対象に「命の授業」を行いました。講師は、子育て女性支援センターから伊豆恭子さんで、性について話をしていただきました。
自分が自分らしく生きること、恋愛について男女間の違い、性の理解と多様な性などについて話されましたが、生徒たちは、ぼんやりとは理解していることを、体の仕組みなどをもとに理解していけて、わかりやすい講義であったと思いました。
途中では、ロールプレイングを行い、もし身近に起こったらどのように答えるたらいいのかを疑似体験しながら、自分たちの行動の在り方を考えていました。
地域の福祉を知る ~ 福祉教育
2月20日(木)に家庭科で福祉に関する学習を、地域の方々の取組を観させていただきながら学習してきました。
有水地区では、地域の福祉ボランティアの方々が高齢者の見守りを兼ねたお弁当配付の活動を行っています。生徒たちは実際にその活動の場所に行き、見学やインタビューを行いました。
地域に住まれている方全ての世代が、生活の質の向上や安全をどのように目指し、持続可能な社会の実現に向けて、各自、地域社会が関わっているかを知る素晴らしい機会となりました。
学校と地域が繋がりをもち、児童・生徒と高齢者の繋がり、お互いを見守り合う安全な社会作りへと繋がっていけたらいいと感じています。
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