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空き缶を潰す!


 こう言うと、写真中央下のか弱そうな女子生徒が空き缶を強烈な握力で潰したように見えます。しかし、そうではありません。2月21日(金)、1年1組の理科の実験活動で、握力ではなく、大気圧の性質を利用して空き缶を潰しました。

 空き缶に少量の水を入れ、ガスバーナーで熱します。蓋はしていませんので、水は水蒸気となり出ていきますが、缶の外部からの圧力に対し、内側からも圧力がかかっているため形は保っています。十分熱したところで、缶に蓋をし、水で冷却します。すると、缶の中の水蒸気が水に戻り、一瞬缶の中が真空状態となり、外部からの圧力に対し、内側の圧力がなくなるので、缶は潰れていきます。同じ原理で、空き缶どころか、ドラム缶さえも潰すことができるのです。

 水の状態変化やそれに伴う圧力の変化の様子は、身近な事象の中に見いだす機会はそうあるものではありません。そういう意味で、大変貴重な実験となりました。生徒からは、「うわー!スゲー!」といった歓声も上がっていました。

 圧力の変化は、山の頂上でポテトチップスの袋がパンパンになることなどで目にすることがあります。これからも身の回りの現象の中の不思議さにも注目して欲しいものです。

専門委員会


 2月19日(水)、学級専門委員会、全校専門委員会を開きました。学級の各専門委員会で協議した内容を、代表者が持ち寄って、全校専門委員会でさらに協議しました。全校専門委員会に出席しない生徒は、各学級で普段清掃していない場所を清掃しました。

 今回の専門委員会では、2月の各専門委員会の活動や年間の活動の反省をしました。その上で、来年度どのような活動をしていくのかを検討しました。5月には生徒総会が開かれ、正式にはその場で委員会活動等が正式に決定される予定です。今回の反省が生かされ、充実した生徒会活動になることを期待したいと思います。

 全校専門委員会に出席しなかった生徒も、普段の清掃以上に頑張っていました。お疲れ様でした。

調理実習


 2月19日(水)、1年2組が家庭科の授業で、調理実習に取り組みました。この日のメニューは、鮭のムニエル、かき玉汁でした。どの班も時間内に調理、実食、後片付けまで終えることができました。

 3回目の調理実習で作業もスムーズで、各班で作業を分担し、楽しく活動していました。しかし、常識的な知識が不足している生徒もいるようで、「出汁を取った昆布は包丁で切れるんですか?」とか、「片栗粉と小麦粉は違うんですか?」と質問する生徒もいました。また、失敗を怖がりすぎるのか、調味料や水などの分量をマニュアル通りに進めないといけないと思っている生徒もいたようです。味見をしながら、分量を調整するといった臨機応変に対応する力を身に付けることが大切ですね。

 出来上がった後は、実食です。どの生徒もおいしそうに食べていました。うまく出来上がったということでしょう。ぜひ家でもチャレンジしてみましょう。

放課後学習会


 3年生は、高校入試に向け、放課後自主的に残り、多くの生徒が学習会に参加しています。2月18日(火)、図書室を覗いてみると、約30名の生徒が学習に取り組んでいました。この日は、学年末テストが終わったばかりなのに、よく頑張っていました。

 県立一般入試を受験する生徒は、わからないところを先生に質問したり,自分の課題に取り組んだりしていました。県立高校推薦入試の合格内定通知をもらっている生徒も参加していました。参加している理由を聞くと、「高校に入学して、学習について行けなくなると困るから。」、「高校から宿題が出ているから。」といった答えが返ってきました。また、県立一般入試を控えている生徒に、わからないところを教えている姿も見られました。

 「受験は団体戦」とも言われますが、まさにOne Teamとなって3年生は最後まで頑張っています。あともう少しです。全員合格目指して、一丸となって頑張ってください。

教育相談

 

 2月17日(月)、
学年末テスト終了後、1・2年生を対象に教育相談を実施しました。生徒の悩みや変容に気付き、相談をとおしてストレスを軽減させ、よりより学校生活を送ることが出来るようにすることがねらいです。

 事前にアンケートを実施し、生徒の悩みや相談内容を把握しておきました。相談は学級担任が行いましたが、その間他の生徒はテスト中ということもあり、自分で決めた課題に向かって学習に取り組み、テストに備えました。生徒の学習や生活、人間関係について悩みを軽減するとともに、来年度の学級編制にも生かしていきたいと思います。

 教育相談は18日(火)にも実施されます。

学年末テスト


 2月17日(月)、全学年一斉に学年末テストが始まりました。実施教科は、どの学年も国語、社会、数学、理科、英語の5教科で、この日は3教科、明日18日(火)は2教科が実施されます。

 1、2年生にとっては、1年間の学習内容の定着度を量るまとめのテストとなります。3年生にとっては、県立高校一般入試を想定したテストとなっていました。今回も、テストに向けて生徒が確実にテスト範囲を学習したかどうかが確認できるように、範囲表や計画表を工夫しました。

 生徒の皆さん、範囲表や計画表をうまく活用してテストに臨んだでしょうか?3年生はともかく、1、2年生はテストで出来なかったところをしっかり復習して、新年度に備えましょう。山田中学校の最大の課題は学力向上です。

出前授業


 2月14日(金)、都城市選挙管理委員会から講師をお招きし、選挙に関する出前授業を実施しました。年々右肩下がりで推移する投票率の低下に歯止めをかけることも含めての啓発活動です。

 授業の内容は、1:なぜ選挙があるのか、2:選挙の歴史と投票率の現在、3:選挙に行かないとどうなるの?、4:投票ってどうやるの?でした。具体的な事例を用いての講義で、分かりやすかったと思います。投票率については、高齢者より若い世代のほうが低いようです。そうなると、選挙に出馬する政治家は、高齢者向けの政策ばかりをとるようになり、若い世代にとっては魅力のある街づくりにつながらなくなるかもしれません。そうなると、若い世代が住まなくなったり、出生率が低下したりして、高齢化が進むという悪循環になってきます。

 選挙権は18歳から与えられますが、19歳~20歳の投票率は20%を下回っているそうです。より良い街づくりには若い世代の投票が必要です。選挙権はすぐに与えられるものではありませんが、そのときに備えて意識を高めておくことが大切ですね。

第3回PTA常任委員会


 2月12日(水)、午後7時より第3回PTA常任委員会を開きました。今年度最後の常任委員会で、今年度の事業報告、各専門部ごとの活動内容の成果と課題、次年度の地区幹事等の選出が主な協議内容でした。この日の昼間は、参観日と立志式もあり、お忙しい中出席していただき、ありがとうございました。

 各専門部ごとの活動内容の成果と課題については、まとめて次年度の新役員に引き継ぎ、ホームパージにもアップする予定です。次年度の地区幹事や校納金集金担当者の選出については、すでに決定している地区、これから選出する地区、様々でしたが、4月からの新年度に向けて動き始めていることを実感しているところです。とにかく、引き継ぎをしっかりやって、本校のPTA活動がさらに充実していくように、会員の皆様のご協力をいただきたいと思います。

立志式、参観日


 2月12日(水)、立志式を挙行しました。この日は参観日も兼ねており、同時進行で1年生の保護者は教科の授業参観、3年生の保護者は宮崎県助産師会か母っちゃっ子クラブから講師を招いての性に関する講話を参観し、全学年とも学級・学年懇談で午後からの日程を終えました。

 第1部の式典では、学校長式辞の後、生徒一人一人がステージに立ち、自分の志を大きな声で語りましたが、その姿はみんな素晴らしく、頼もしく思えました。その志を表現した書は体育館に展示しました。これを契機に、自分の将来をしっかりと見つめ、志が実現できるよう成長して欲しいものです。

 第2部は、都城聖ドミニコ学園高等学校のケネス・リスマン先生を講師としてお招きし、「Life is Interesting」と題して、講話していただきました。失敗を恐れず、何事にもチャレンジすることが大事という内容でしたが、まさに今の2年生にふさわしい内容でした。リスマン先生、お忙しい中、ご来校いただきありがとうございました。

 性に関する講話では、男女がお互いを思いやり、望ましい意思決定や行動選択ができるようになることを目的とした内容の話を聞くことができました。親子で具体的な話を聞くことができ、卒業後も、社会人になっても役に立つ内容でした。お忙しい中、宮崎から来ていただきありがとうございました。

 学級・学年懇談では、今年度最後の参観日ということで、今年度の振り返り、春休みの過ごし方などが話題となりました。特に1年生では、来年度の修学旅行について、2年生は受験生としての心構え、3年生では卒業式の臨むに当たっての注意事項なども話題となり、貴重な会となったようです。

新入生説明会


 2月7日(金)、校区内の山田小学校、中霧島小学校、木之川内小学校の6年生とその保護者を招いて新入生説明会を開催しました。内容は、授業参観、校長先生の話、中学校生活の説明、制服採寸・物品購入、部活動見学(自由見学)でした。

 授業参観は本校の校舎見学も兼ねており、小学生は興味津々でした。4月から初めて中学生となるご家庭もあるようでしょうし、「わからないことが多く、不安も多い。」という方も多かったのでは無いでしょうか。授業参観の後に説明会がありました。小学校と中学校の違い、生活のきまり、学習のきまりと多くの説明がありました。6年生の児童も、その保護者の方も、一度には理解できなかったところもあったことでしょう。気になることがありましたら、遠慮無く山田中学校までご相談ください。また、入学したらオリエンテーションもありますので、6年生の皆さんは安心して入学してください。

 制服などの採寸や物品の購入も済ませました。新しい制服を着るのが楽しみですね。元気な姿で入学してくれることを楽しみにしています。

確率の実験


 2月7日(金)、2年1組が数学の授業で、確率の実験活動に取り組みました。1個の画びょうを振るとき、上向きと下向きのどちらが出やすいかを検証する実験です。班で協力しながら、黙々と1000回も画びょうを振りました。

 硬貨やさいころと違って、画びょうの場合の出方は予想がつきません。そのため、20回、40回、60回、80回、100回、200回、・・・、1000回の内、上向き(下向き)になった回数を記録し、その回数÷振った回数を電卓で計算して表にまとめ、振った回数とその回数÷振った回数の結果をグラフに表しまし、結果を分析していく活動が必要です。1000回という回数ですから、表をかくまでが精一杯という班もありました。あっという間の50分でした。

 次の時間は、分析した結果を共有し、まとめていきます。数学の授業では、あまり実験をすることはないだけに、生徒は楽しく活動できたようです。

みやこんじょボランティアフェスティバル


 2月2日(日)、
mallmallまちなか交流センターで「みやこんじょボランティアフェスティバル2020」が開催されました。この催しに本校の男女ソフトテニス部がボランティアで参加しました。終日の活動、ご苦労様でした。

 これは、昭和59年に福祉祭りとして始まり、2011(平成23)年に起きた東日本大震災を契機にボランティア活動を広めようと、名称を「みやこんじょボランティアフェスティバル」と改称した、歴史のある催しとなっているそうです。会場には、各種ボランティア団体、消防署、各地区の社会福祉協議会がブースを設け、情報交換やステージ発表、地元自慢のおいしいものが販売されています。

 男女テニス部は、それぞれのブースに分かれ、ステージ発表の準備、販売や体験コーナーのお手伝い、会場内での広告などの活動でした。大きな声で宣伝をしたり、テキパキとステージへの椅子などの出し入れをしたりとよく頑張りました。会場には市内の中学生や高校生も多く参加していましたが、実行委員会の方に話を聞くと、「山田中からも多くの中学生がボランティアで参加してもらい、大変助かっています。」とお褒めの言葉をいただきました。これからも、ボランティアの輪が広がってほしいなと思いました。

漢字検定


 1月31日(金)、漢字検定試験を放課後実施しました。この日は、
準2級に1名、3級に21名、4級に6名、5級に1名、計29名の生徒が受験しました。準2級に挑戦したのは、何と1年生でした。会場は緊張した空気が漂っており、生徒は最後まで問題に取り組んでいました。

5級は小学校6年生修了程度で対象漢字数が1006字、4級は中学校在学程度で対象漢字数は1322字、3級は中学校卒業程度で対象漢字数は1607字、準2級が高校在学程度1940字、合格基準はいずれも200点満点の70%程度です。

 先日実施された英語検定同様、昨年度より多くの生徒が受験しました。多くの生徒が合格しているといいですね。これからも様々な検定試験やコンクールに、多くの生徒が挑戦して欲しいと思います。

理科の実験活動


 1月31日(金)、1年1組の生徒が理科の実験活動に取り組みました。この日の学習課題は、「フックの法則を利用して、身近な物の質量を測定しよう。」で、輪ゴムを使い、その伸びた長さから重さを測定しようという活動でした。

 連結した輪ゴムに、10g、20g、・・・とおもりを増やしながら輪ゴムののびを測定し、グラフに表します。その輪ゴムに、身近な物、例えばペン、めがねなどをつり下げて、完成したグラフをもとに重さを計測します。その結果が正しいかどうかを、電子天秤に載せて比べました。

 実験にはどうしても誤差が付きまとうため、ぴったりとは一致しません。誤差が10%以内に収まって喜ぶ生徒、かけ離れた結果となり肩を落として再チャレンジする生徒、様々でしたが、楽しく活動できました。

理科の実験活動


 1月30日(木)、1年2組が理科の実験活動に取り組みました。「ばねののびと力の大きさにはどのような関係があるだろうか。」という課題が設定され、実験によって究明するという内容でした。

 どの班も手際よく実験を進め、時間に余裕をもって結論まで導くことができました。実験にはどうしても誤差が付きまとうもので、その処理には悩まされるものです。しかし、適切に処理してグラフをかき、「ばねののびは力の大きさに比例する。」(フックの法則)という結論を導き出していました。活動の様子に大変感心するとともに、頼もしさを感じました。

 次の時間は、輪ゴムの延びを利用して、様々な物の重さを測定するようです。この日に学んだことが活用できるよう、頑張りましょう。

調理実習


 1月29日(水)、1年2組が家庭科の調理実習に取り組みました。作ったのは先週の1年1組と同じ、豚の生姜焼きとミネストローネの2品です。班で役割を分担しながら要領よく作業を進め、時間内に実食と後片付けを済ませることができました。どの班もおいしくできていたようです。

 ただ、家庭での調理経験のある生徒とない生徒では大きな差が見られました。経験のある生徒が多い班は、調理をする一方使わなくなった調理器具を片付けるという同時進行で作業を進めていました。また、中には「ジャガイモって、炒めれば縮むと思っていた。」という生徒もおり、調理に時間のかかる班もありました。

 もうひとつ気になったのは、マニュアルにこだわりすぎではないかということです。きっちり分量通りでないといけないと考えているため、修正が利かない生徒もいたようです。

 体験することはとても大切です。失敗したり、そこから修正したりと学ぶことは多いと思います。家庭でもぜひ挑戦させ、見守ってあげて欲しいと思います。食育を推進する上でも、ご家庭でのご支援をお願いします。

初期研修


 1月27日(月)、初期研修の一環として、佐藤先生が1年2組で授業を公開しました。公開した授業は、総合的な学習の時間の授業で、「調べる職業について、なぜその職業を調べるのか明確にする。」、「気になることや調べたいことをいくつかあげる。」ことがねらいでした。

 事前にアンケート調査が実施されており、それに基づいて生徒は自分の調べたい職業が決められていました。「男女比はどうなっているのか?」、「収入はどれぐらいの額なのか?」、「どんな資格が必要なのか?」など、個人やペア、班で調べたい内容について深く考えていきました。また、次の時間に向けてレポートのまとめ方についても学習しました。

本日の学習活動をとおして、「自分の調べたいこと、調べないといけないことがはっきりした。」、「調べたい職業に自分が就きたいと思ったら、勉強などを頑張っていきたいと思った。」と意欲が高まったようです。次の時間は、インターネットや書籍で調べていく予定です。頑張ろう!

部活動応援記


 1月25日(土)、男子卓球部が末吉総合体育館で曽於市新春卓球大会、男子バスケット部が早水体育文化センターで全九州中学校春季宮崎県予選大会に出場し、応援に行って来ました。

 卓球部は、3人ずつの5チームが出場しました。それぞれタブルス1試合とシングルス2試合の計3試合の勝数を競う団体戦で、トーナメント方式の大会でした。一人当たりの試合数も多く、経験を積む上では貴重な大会となりました。結果は、4チームが1回戦で、残り1チームも2回戦で惜しくも敗退となりました。しかし、どの試合も接戦で、秋の大会から比べると、大きく成長していました。夏の大会が楽しみです。

 バスケット部は、残念ながら6点差で惜しくも1回戦で敗退となりました。1回戦の相手には練習試合でも勝っており、普通にプレーすれば勝てるはずでした。勝って、第2シードの優勝候補と対戦して貴重な経験を積む予定だっただけに、結果は残念でした。前日は欠席者がいたり、英検を受験する生徒がいたりで、チームとしてのコンディションは良くなかったこともあるでしょう。大会までの見通しをしっかり立て、心身ともにコンディションを整えて、次の大会に臨んで欲しいものです。

英語検定試験


 1月24日(金)、英語検定試験が実施され、3級に7名、4級に26名、5級に12名、合計45名の生徒が挑戦しました。今回は、前回の結果が刺激となり、多くの生徒が挑戦したようです。3級に挑戦した7名は、すべて2年生です。大変すばらしいことで、頼もしい限りです。

 試験時間は筆記とリスニングを合わせて5級が45分、4級が65分、3級が75分で、すべての試験が終了したのが6時でした。どの試験会場も緊張感が漂っていて、集中してテスト問題に取り組んでいました。長時間にわたる試験、お疲れさまでした。

 審査基準は5級が中1修了程度、4級が中2程度、3級が中学校修了程度で、合格基準の正答率は、5級が62%、4級が63%、3級が64%です。多くの生徒が合格していることを祈っています。

ポスターセッション


 1月23日(木)の5、6校時、1年生はポスターセッションに取り組みました。ポスターセッションとは、研究結果などを発表する手段の1つです。発表者が、図やグラフなどを用いてポスターに発表内容をまとめ、プレゼンおよび質疑応答します。

 1年生は12月に、10の班に分かれて地域内の保育園や福祉施設を訪問しました。そこで、学んだことを総合的な学習の時間を使ってまとめ、この日の発表となりました。「声の大きさやスピードは聞きやすいか。」、「わかりにくかった部分はないか。」、「全員が協力して発表しているか。」について評価しながら発表を聴き、「わかったことや初めて知ったこと」、「疑問に思ったこと」についてメモをとっていました。発表後は、質疑応答もあり、充実した活動となりました。

 前半、後半5つの班が各ブースに分かれ、質疑応答を含め7分で回りました。効率よく、少人数であるため中身の濃いセッションになっていました。発表する側は同じ説明を5回繰り返すため、大変だったと思います。よく頑張りました。このような活動をとおして、説明する力や、聴く力をさらに伸ばして欲しいものです。

立志式へ向けて


 2年生は、2月12日(水)に挙行予定の立志式へ向けて着々と準備を進めています。1月23日(木)の5、6校時の総合的な学習の時間に、自分の夢、希望、目標、決意を漢字1文字または2文字に込め、毛筆で色紙に表現しました。

 事前に、手形をとった色紙に毛筆で書く作業でしたが、思ったより時間がかかりました。自分の書く漢字は決めていましたが、いざ書くとなると、きれいな書にしたいという思いがだんだん強くなり、なかなか清書へ進めなかったようです。一生の記念にもなる、大事な色紙ですから無理もありません。

 出来上がった色紙は、立志式会場に展示することになっています。ぜひ、多くの方にご来場いただき、ご観覧になっていただきたいと思います。

理科の実験活動


 1月23日(木)、2年2組が理科の実験活動に取り組みました。この日の実験は、「直列回路と並列回路にかかる電圧の規則性を見つけよう。」というテーマでした。失敗しながらも、どの班も最後まで作業を終わらせ、結果を考察しました。

 結論は、「直列回路にかかる電圧は、各区間の電圧の和が、電源の電圧と等しい。並列回路にかかる電圧はどこも同じ。」ということです。電圧は電気を流す力となるものですから、直列回路では豆電球の明るさが異なりますが、並列回路では同じということになります。このことを実験によって導き出すのですが、そこには誤差も生じるため、生徒は苦労していたようです。それでも、実験の結果をもとに、班で協議しながらなんとか結論に到達できました。

 まだまだ電気に関する学習は続きます。今後も実験を通して、いろいろな発見をし、知識として定着できるよう頑張りましょう。

調理実習


 1月22日(水)、1年1組が家庭科の授業で調理実習に取り組みました。
今回の実習は評価の場でもあり、生徒は真剣に実習に取り組んでいました。

 今回挑戦したのは、豚肉の生姜焼き、ミネストローネの2品です。限られた時間内で、どの班も何とか最後まで作り上げることができました。要領よく作業を進める班、段取りが悪くなかなか作業が進まない班といろいろでした。材料の切り方を見ていると、器用にこなしている生徒、危なっかしい生徒もいました。中には豚肉を見て、「これって牛?」とすっとぼけた発言をする生徒もいましたが・・・。

調理の後は、実食です。ご飯の最強のおかずの中の1つである生姜焼きですから、「ご飯が欲しい。」と言いながら、全員がおいしそうに食べていました。

 生徒に「家で料理をしているか?」についてインタビューすると、「お母さんに頼まれたときは、家族分のおかずを作ります。」とか、「家にあるものを使って、何か食べたいものを作ります。」という経験豊富な生徒もいました。その一方で、「全くしません。」という生徒もいました。確かに、作業の様子を見ていると、なるほど・・・。という感じでした。家庭での経験も必要です。家庭でもぜひ挑戦させ、見守ってあげて欲しいと思います。食育を推進する上でも、ご家庭でのご支援をお願いします。

理科の実験活動


 1月21日(火)、2年1組が理科の実験活動に取り組みました。この日のテーマは、「直列回路と並列回路を流れる電流の規則性」でした。予想を立てて実験をし、結果について考察し、まとめていく学習活動でした。生徒は手際よく実験活動を進めていました。

 電流計で測定すると、直列回路では、どこも電流は同じです。並列回路では、分岐する豆電球の導線の部分で、電流が分散され、電球の明るさがやや明るくなります。実験は、誤差を伴うため、結果の考察が簡単ではありません。特に、並列回路の場合、規則性を見つけるのに苦労していたようです。

 次の時間は、電圧について同じような実験をする予定です。直列より並列の方が電球が明るくなる理由は、電圧が関係してきます。この理由を次の時間で追究していきましょう。

立志式へ向けて


 2月12日(水)、本校で立志式が執り行われます。その主役である2年生は、それに向けて準備を着々と進めています。1月17日(金)、その準備の一つとして「誓いの言葉」を作文しました。

 立志式の第一部の式典では、2年生一人一人がステージに上がり、「誓いの言葉」を述べることになっています。一人当たり20秒~30秒ですから、文字にすると100字程度です。自身で、立志式へ向けた文字を選び、それに込めた思いや決意を発表します。

 この日は、作文をし、先生方に点検してもらう作業でした。自分の思いや決意を100字に表すのは難しく、生徒は大変苦戦していたようです。字数が少なければ少ないほど、自分の思いや決意を表現するのは難しいものです。

 本番まで、1ケ月を切りました。準備をしっかりやって、心に残る、そして将来につながる素晴らしい立志式となるようにしていきましょう。

学力診断テスト


 1月15日(水)、1・2年生が都北地区学力診断テストに挑戦しました。この日の実施教科は国語、理科、英語の3教科で、明日16日(木)は社会、数学の2教科が実施されます。1年生は、都城市と三股町の中学校共通、2年生は宮崎県内の中学校共通の問題で、これまでの学習の定着度を量り、今後の学習につなげることが目的です。

 寒い中での受験でしたが、どの学級を覗いても、緊張した雰囲気の中で、生徒は真剣に問題を解いていました。インフルエンザで出席停止扱いになっている生徒もおり、空席もチラホラ目立つようになっています。これまでテストへ向けて学習に取り組んできているのでしょうが、特にこの時期は体調を整えることが難しいようです。しかし、高校入試も同じような時期に実施されることを考えれば、厳しい中でもしっかり健康を管理することが求められます。

 学力の向上も大切です。結果を受け止め、復習していくことも大切です。しかし、それ以上に特にインフルエンザの予防をしっかりやって、罹患者の拡大を防いでいきましょう。

都城島津杯中学生バスケットボール大会


 1月11日(土)、12日(日)、都城市内の各会場で都城島津杯中学生バスケットボール大会が開催され、本校の男子バスケット部も出場しました。結果は初日の3チームによる予選リーグは2敗で、2日目の3位グループのトーナメント戦では2勝でした。

 この大会は、都城市内や宮崎県内はもちろん、県外の中学校も出場し、男女それぞれ24チーム、計48チームが参加する規模の大きい大会です。したがって、普段大会や練習試合で対戦することのない学校と対戦する機会があり、経験を積む上で貴重な大会です。

 我が男子バスケット部は、初日は強豪チームと同グループということもあり苦戦しました。2日目は、比較的思い切りのよいプレーも見られ、まずまずの結果と言えるでしょう。今後は、今回の大会での敗戦から学んだことをもとに練習を積み、最終的には夏の大会へ向けて成長していくことです。7名、実質的にはコンディション不足のため6名という少ない人数でよく頑張りました。だからこそ、全員がそろって練習し、大会に臨むことが大切ですね。

 会場が、山田町体育館ということもあり、多くの保護者やOBに応援していただきました。ありがとうございました。今後も応援をよろしくお願いします。

石川理紀之助ゆかりの地を巡る旅


 秋田県潟上市の中学生は学校での交流会を終え、生徒会三役によるガイドで、石川理紀之助翁ゆかりの地を巡りました。先祖が石川理紀之助翁深い縁のあった竹森様所有の資料、記念碑、前田用水路の水源地である関之尾滝を見学しました。

 竹森様にも掛け軸など貴重な資料を見せていただくばかりではなく、説明もしていただきました。ありがとうございました。生徒会役員もガイド役をよく頑張ったようです。石碑や関之尾滝を案内し、秋田県潟上市の中学生は熱心にメモをとっていました。地元秋田県潟上市では知ることができない内容を学べたのではないでしょうか。

 以上で、秋田県潟上市との学校間交流事業は終わりました。大変おこがましい言い方ですが、山田町で学んだことを、それぞれの学校で広げていただき、山田町との交流をさらに深めていっていきましょう。また、どこかで再会できる日を楽しみにしています。

専門委員会


 1月10日(金)、全校専門委員会を開きました。秋田県潟上市から来校する中学生も参加してもらい、交流をより深める予定でした。しかし、予定が変更となり、通常の専門委員会となりました。

 各委員会の1・2月の目標は以下のとおりです。学習委員会は「学習用具の整理をきちんと行おう。」、生活委員会は「校内をきれいにし、次の学年につなげよう。」、文化委員会は「卒業生、在校生へのメッセージ。」、保健委員会は「給食センターの方々に感謝しよう。」と「立腰を意識しよう。」です。都合により、学年委員会の協議はありませんでした

 各学級で11・12月の取組への反省と1・2月の取組についての具体的な対策を各学級で協議し、全校各種委員会で話し合いました。目標達成へ向けて、全校生徒の一致団結した取組を期待します。

秋田県潟上市から中学生がやって来た


 1月10日(金)、秋田県潟上市との学校間交流事業で、羽城中学校、天王中学校、天王南中学校から9名の中学生が来校し、交流会で情報を交換し、授業で本校の生徒と共に学習し、給食を食べ、半日の短い時間でしたが、楽しい時間を過ごしてもらいました。

 到着後体育館で、交流会に先立ち、歓迎セレモニーを開きました。三校代表の生徒のあいさつ、本校生徒会長のあいさつ、校長先生のあいさつの後、吹奏楽部が歓迎の演奏を披露しました。次に交流会では各学校から生徒会活動を含めた学校紹介があり、情報交換ができました。本校は単なる学校紹介ではなく、クイズを取り入れた学校紹介をしたり、一緒に歌ったりして交流を深めていきました。

 授業では、本校の生徒と同じように学習に取り組んでもらいました。昨日の生徒会との交流や本日の歓迎セレモニーもあって、楽しく学習できていたようです。給食でも、会話が弾んでいるようでした。

 最後に、生徒会役員がプレゼントをし、全校生徒でバスを見送りました。あっという間に半日が過ぎ、とても名残惜しい思いです。潟上市の生徒は、午後は生徒会三役のガイドにより、石川理紀之助ゆかりの資料や記念碑等を見学しました。今夜は宮崎に宿泊し、明日11日に宮崎市内を見学した後、秋田県に帰ることになっています。

 互いの中学生にとって、大変貴重な時間となりました。はるか遠くの秋田県潟上市との交流が今後も続けばいいなと思います。

秋田県よりお客様来校


  秋田県潟上市の羽城中学校、天王中学校、天王南中学校より計9名の中学生と先生方が来校しました。半日ではありますが、交流会や一緒に授業を受け、給食も食べます。短い時間ですが、よろしくお願いいたします。

ようこそ山田町へ


 1月9日(木)、秋田県潟上市の羽城中学校、天王中学校、天王南中学校から計9名の生徒がやって来ました。山田町の農業の発展に尽力した石川理紀之助翁のご縁で始まった秋田県潟上市との交流事業が目的です。ようこそ山田町へ。この日は、夕方6時から歓迎式典、山田のかかし笑劇団による石川理紀之助翁にまつわる劇の鑑賞、生徒会主催の歓迎、会食がおもなスケジュールでした。

 生徒同士の交流がおおきな目的ですが、当然ながら最初はお互いに硬い表情でした。生徒会主催のゲーム形式の自己紹介、チキン南蛮ジャンケンで緊張もほぐれ、その後の会食では会話も随分と弾んでいたようでした。お腹もすいていたのか、会話も弾んだのか、中にはカレーを3杯も食べた生徒もいたようです。

 歓迎式典や交流会、会食には市や総合支所、そして保護者や地域の方々の大変なご協力がありました。おかげさまで、無事終了し、子どもたちの交流もスムーズに進みました。ありがとうございました。

 明日10日(金)は、午前中は山田中学校で歓迎セレモニーの後、3時間一緒に授業を受け、午後は山田町内の石川理紀之助翁ゆかりの地を巡ります。できる限り多くの生徒と話し、交流を深めて欲しいと思います。短い時間ですが、山田町や宮崎県で楽しんでください。

実力テスト


 1月8日(水)から、3年生が今年度最後の実力テストに挑戦しました。この日は、国語、理科、英語、本日9日(木)は社会、数学が実施されました。

 新年となり、都城高専推薦入試や私立高校入試を間近に控えた中でのテストとなりましたが、今まで以上に張り詰めた空気が漂っているようでした。テストの結果も気になるところですが、入試はそれよりもはるかに大切です。ところが、この時期はインフルエンザが猛威を振るいます。予防のために、ほとんどの生徒はマスクを着用していました。この時期は、勉強より大切なのは健康管理です。食事、睡眠、うがい、手洗い、マスクなどあらゆる手を尽くして健康を維持し、万全の態勢で受験に臨んで欲しいものです。

3学期始業式


 1月7日(火)、3学期がスタートしました。各学年と生徒会の計4名の代表生徒による2学期の抱負の発表、校長先生の話、校歌斉唱が式の内容でした。今回から、校歌斉唱の指揮者は2年生の西川駿太郎さん、川畑司さんに交替しました。

 代表で抱負を述べたのは、1年生が福重敦基さん、2年生が東大遥さん、3年生が川野光希さん、生徒会が吉行華彩さんでした。それぞれの立場で、これまでの反省をもとに、3学期へ向けて抱負を力強く述べてくれました。素晴らしい発表でした。

 校長先生の話は、よく知られていることわざ「ちりも積もれば山となる。」と引用したものでした。積み重ねる「ちり」が価値のあるものか、そうでないかにもよりますが、小さな努力の積み重ねが大きな財産となるものです。全生徒のこれからの弛まない努力とそれによる成長に期待したいと思います。

 今年は東京2020オリンピックが開催されます。その聖火ランナーとして、別府響雅さんが選ばれたことも紹介されました。都城市内で別府君を含め2人の中学生が聖火ランナーとして走ります。うらやましい限りですが、全ての人も思いを背負って、一生懸命走ってください。

 その他、学習、体育、保健などについても各担当の先生から話がありました。特に目新しいのは、体力UP作戦に取り組むことです。スポーツテストの課題である、握力やハンドボール投げの向上をねらいとしています。合わせて、インフルエンザの予防についても、指導がありました。健康を維持し、さらなる体力の向上にも努めていきましょう。

あいさつ運動

 

 新年あけましておめでとうございます。

1月7日(火)、山田地区の民生児童委員の皆様に本校であいさつ運動に取り組んでいただきました。寒い中、早朝よりありがとうございました。

 生徒の様子は、元気の良いあいさつをしてくれる生徒、冬休みの勉強疲れか元気のない生徒様々でした。この日も、自家用車で送ってもらう生徒が多かったようです。保護者の皆様も大変です。本校は校区も広く、通学が大変な生徒が多いです。しかし、徒歩や自転車で登校できれば体力もつくし、それが一番良いのですが・・・。

 このあいさつ運動は10日(金)まで続きます。民生児童委員の皆様、よろしくお願いします。

高校入試対策学習会


 山田地区社会福祉協議会のご支援で、1月6日(月)、3年生を対象とした高校入試対策の学習会が開講され、5名の3年生が参加しました。朝8時30分から11時30分の3時間、みっちり学習に取り組みました。山田地区社会福祉協議会の皆様をはじめ、講師の先生方、大変お世話になりありがとうございました。

 山田地区社会福祉協議会には、毎週火曜日の19:00~20:30の1時間30分で学習支援をいただいています。今回は、それに参加している3年生を対象とした、高校入試合格のための特別学習会です。数学、英語を中心とした教科の指導と作文、面接についてもご指導いただきました。特に、目作文では、文章の組み立て方や書くときの注意事項、面接では質問の意図、答え方、心構えなど具体的にご指導いただき、大変参考になったようです。

 山田地区は、このような地域のご支援が多く、大変助かっております。今後ともよろしくお願いいたします。

交流事業事前学習会


 年が明けた1月9日、10日に秋田県潟上市の天王中学校、天王南中学校、羽城中学校の生徒が来校し、交流会を開くことになっています。この事業は、秋田県潟上市出身で、山田地区の農業振興に多大な功績を残した石川理紀之助翁が縁となって、数年前からはじまったものです。

 そこで、12月27日(金)、地域の瀬之口様をお招きして学習会を開きました。参加した生徒は、当日ガイド役を務める生徒会三役の西川駿太郎さん、大石智世さん、吉行華彩さんでした。石川理紀之助翁については、小学校でも学習しているのですが、詳しい内容までは知らないことが多いようです。桜島の大噴火によって山田に移住してきたこと、理紀之助翁の残した言葉とその意味、人柄など瀬之口様より詳しく学ぶことができました。また、当日の日程を確認し、ガイドの練習もしました。

 後は、資料を読み込んでしっかり説明ができるように練習を積み重ねることです。せっかくの機会ですから、互いの学校で情報交換をし、交流が深まればいいなと思います。

民生児童委員・主任児童委員との懇談会


 12月25日(水)、地域の民生児童委員及び主任児童委員の方々と本校の懇談会を開きました。学校と地域での生徒の様子や環境について情報を交換し、教育活動に役立てようとするのが目的です。

 この日は、民生児童委員・主任児童委員の方々が16名、本校職員が14名出席しました。本校の教育活動について成果と課題について説明しました。全体の説明の後は、地区ごとの少人数に分かれて情報交換をしました。中には、登校中に地域で見守りをしてくださる方々とハイタッチをする生徒もいるといったほほえましい話もありました。大きな問題はなかったようですが、学校や地域での様子について情報が活発に交換できたようです。

 11月いっぱいで、山田地区の民生児童委員及び主任児童委員は10名程度が入れ替わっており、今回は学校との顔つなぎをする上でも良い機会となりました。年末のお忙しい中、出席していただいた民生児童委員・主任児童委員の皆様、ありがとうございました。

誘惑には負けないぞ!


 12月25日(水)から冬休みに入りましたが、この日1年生十数名が自主登校して学習に取り組みました。家よりも学校の方が、勉強に集中できるから、わからないところを教えてもらえるから、というのが理由です。

 家にいると、スマホやパソコン、テレビといったメディアの誘惑、友達からの誘い、気の緩み、など学習を妨げる要因が混在しています。学校ではメディアは使えない、友達からの誘惑は無い、というように学習に集中できる環境が整えられ、わからないところは友達や先生に教えてもらえます。こういった目的があるからこそ、登校してきた生徒は、先生がいなくても静かに集中して学習に取り組んでいました。冬休みの宿題もかなり進んだでしょうが、学校ばかりではなく家でも学習を進めてほしいと思います。

先生方も勉強です


 12月24日(火)、終業式を終え、明日から冬休みに入ります。特に3年生は、間近に受験を控え追い込みに入っていきます。1・2年生も、これまでの学習の復習をしっかりしなければいけません。年明けには、全学年実力テストも実施されます。

 さて、勉強するのは生徒ばかりではありません。先生方も長期休業中をゆっくり過ごすのではなく、絶えず研修に努めています。この日の午後、2コマの研修がありました。1つは主題研究、つまり本校の学力向上や望ましい人間関係づくりを目指した校内研究です。もうひとつはコンプライアンス研修といって、職員の服務規律に関する研修です。

 どちらも一方的な講義型の研修ではなく、参加型の研修で、先生方も意欲的に取り組んでいました。特に、コンプライアンス研修は宮崎県教育庁教職員課より、福永展幸様を講師としてお招きし、大変貴重な研修会となりました。お忙しい中、ありがとうございました。

 今後も、さらに研修を深め、信頼される学校づくりに全職員で努めていきたいと思います。


2学期終業式


 12月24日(火)は、終業の日でした。終業式に先立ち各種表彰があり、生徒代表2学期の反省、校長先生の話、校歌斉唱が式の中身です。その後、各担当の先生から冬休みの過ごし方についての指導がありました。

 JA共済書道コンクール佳作の川野莉子さん、数学検定試験合格者(3級9名、4級4名、5級2名)、計算力クラスマッチ団体優勝の3年1組、満点賞22名が表彰されました。今回も多くの生徒が表彰されました。これからも様々なコンクールや検定試験に積極的に取り組んでいきましょう。

 生徒代表2学期の反省では、どの生徒も行事を中心に成長した点を述べながら、学習面についての反省も忘れていませんでした。今学期の課題を3学期に少しずつでも解消していって欲しいものです。発表者は1年生代表が蔵満虹百さん、2年生代表が中島和心さん、3年生代表が荒川七海さん、生徒会代表が西川駿太郎さんでした。校長先生は、ヘレン・ケラーの言葉、「はじめはとっても難しいことでも、続けていけば簡単になります。」を取り上げ、努力の積み重ねが大切だという話をしました。自分の課題にしっかりと向き合い、解決に向けて弛まなく努力していきましょう。

 学級でも、冬休みの過ごし方について指導があり、一人一人に学級担任の先生から通知表が手渡されました。ぜひ、親子で目を通していただき、各家庭での指導をお願いします。

花壇に花を植えました


 12月23日(月)、生活委員会の生徒が昼休み時間、花壇に花を植えました。先日の駅伝ロードレース大会に使用した大根を収穫した花壇、緑のカーテンとしてのゴーヤの収穫が11月には終わっていた花壇に植えました。土を耕し、肥料を撒き、植えました。寂しかった花壇が少し華やかになりました。

 植えた花は、パンジー60本、デイジー60本の合計120本です。生活委員会の生徒が昼休みを返上して、土をほぐす係と花を植える係と仕事を分担して、一生懸命植えてくれました。生活委員会ばかりではなく、ボランティアで参加した生徒もいたようです。1月上旬には、学校間交流事業で秋田県潟上市の3つの中学校(天王中学校、天王南中学校、羽城中学校)から生徒を迎えることになっています。その頃にはきれいな花を咲かせていることでしょう。

豚汁会・餅つき大会


 校内駅伝ロードレース大会終了後、豚汁が全校生徒や学校職員へ振る舞われ、3年生は餅つき大会に取り組みました。毎年、PTAが中心となって、生徒の頑張りをねぎらうために豚汁会、合格祈願のための餅つき会を準備してくださっています。

 豚汁は生徒に大変好評で、おかわりをする生徒も多かったです。また、自宅からおにぎりを持参した生徒も多く、おいしいおかずとなりました。

 3年生は受験を間近に控え、合格を祈願して餅をつきました。杵と臼を使って、周りからの声援を受け、一生懸命代わる代わる楽しく親子で餅をついていました。紅白2個の餅が配られましたが、家に飾ることになっています。

 おいしい豚汁を食べ、楽しく餅をつくことができましたが、陰で支えてくださった保護者の方への感謝を忘れないでください。多くの保護者の皆様に、前日は夜7時から8時まで、当日は朝8時には集合していただき、準備のご苦労いただきました。本当にありがとうございました。

駅伝ロードレース大会


 12月20日(金)、校内駅伝ロードレース大会を開催しました。前日まで天気が心配されましたが、快晴、風もなく絶好のコンディションで無事大会を終えることができました。

 この日は、コースの安全確保のために、各交差点には保護者や民生児童委員の方々にも立っていただきました。学校職員では人数不足なので大変助かりました。生徒も安心して競技できました。また、多くの保護者や地域の皆様の声援ありがとうございました。生徒は1位を目指して、自己記録更新を目指して、完走を目指して、学級の優勝を目指して、それぞれの目標で一生懸命頑張りました。生徒に負けじと黒木先生、尾方先生も特別参加し、大会を盛り上げてくださいました。

 主な上位の成績は、次のとおりです。おめでとうございます。

1 ロードレース

  男子1位:別府優心さん(3年2組
   女子1位:黒木希羽さん(3年2組)

2 駅伝大会

 〇 優勝:3年2組

 〇 区間賞

   1区:元野瑚乃香さん(3年2組)
     2区:松迫閒光成さん(3年1組)

   3区:若松美優さん(1年2組)
     4区:有田連さん(3年1組)

   5区:牛谷有希さん(3年2組)
     6区:若松快英さん(3年1組)

授業公開


 12月19日(木)、中村先生が2年2組の数学の授業を公開し、多くの先生方が参観に来ました。この日の授業のテーマは、「基本的な図形の性質を活用し、複雑な図形の角度を求め、その解決方法を説明する。」でした。

 1つの問題を自力で解決する班で解決方法について情報交換する学級全体で解決方法について情報交換する→他の問題に取り組み、理解を深める、という授業の流れでした。生徒にとっては、比較的取り組みやすい問題で、各自一生懸命取り組んでいました。また、班や全体で多様な解決方法に触れることができたようです。しかし、数学的な用語や性質を活用して、根拠を示しながらの説明には課題が見られる生徒もおり、今後の課題といえるでしょう。

 今後も、このような授業公開をとおして、授業改善に努めていきます。最終目標は、山田中学校の生徒の学力向上です。

生徒集会


 12月18日(水)、生徒集会を開きました。内容は、生徒会役員解任式と連絡事項でした。

 新生徒会役員が任命されて、1ヶ月ちょっと経過したところです。全ての生徒会活動は、新生徒会役員に引き継がれ、今のところ順調に活動しています。解任式と銘打っていますが、この1年間、中心となって様々な生徒会活動をリードしてきた旧役員へ感謝の意を表す場となっていました。校長先生から、執行部、専門委員会の役員一人一人に修了証という感謝状が手渡されました。

 旧役員を代表して旧生徒会長の若松快英さんが、この1年間の活動を振り返って、苦労したこと、うれしかったこと、改善したところなど思い出を語ってくれました。また、全校生徒への感謝のことばも添えられました。この1年間中心となって、よく頑張ってくれたと思います。ありがとうございました。

 新生徒会役員の皆さん、山田中学校生徒会活動の伝統を受け継ぎ、新しいアイディアも取り入れながら、より良い学校づくりを進めてください。もちろん、全校生徒の協力も必要です。

初期研修


 12月18日(水)、佐藤先生が初期研修の一環として、1年2組の道徳の授業を公開しました。校長先生をはじめ、何名かの先輩の先生方も参観に訪れ、授業後には研究会も実施し、佐藤先生へのアドバイスを送りました。

 この日の授業のテーマは、「規則を守る意義」でした。教科書の題材を用いました。規則を守ることは大切ですが、社会の秩序は、守るべき最低限度のことを示した法を守るという他律意識だけで成り立つものではなく、自らの良心に従って、一人一人が積極的に規律や決まりを守るという自律的な積極的行動によって、維持され高められていくものです。これらのことを、題材の中に登場する人物の行動や気持ちの変化について考えることで、気づき、これからの生活に生かすことがねらいです。佐藤先生ご自身の反省としては、「中心課題の設定が難しく、うまく授業をまとめることが大変でした。」ということでしたが、生徒は限られた時間で個人で、グループで一生懸命考えていました。

授業後には参観した先輩の先生方から、様々なアドバイスがあったようです。佐藤先生に限らず、何の授業でも、課題を一つ一つクリアしながら授業改善に努めることが大事です。

大根の収穫


 12月17日(火)、大根を収穫しました。生徒会執行部を中心とした生徒の自主的な取組で、10月中旬に種をまき、間引きなどの手入れを経て、ようやく収穫にこぎ着けました。5月の生徒総会で決議され、育った大根は、12月20日に開催される校内駅伝ロードレース大会終了後に振る舞われる豚汁の具材となります。

 この日の昼休み時間、生徒会執行部を中心に多くの生徒が集まり、大根を抜いていきました。その後は、水が冷たいにも関わらず、丁寧に水で土を落とし、並べていきました。知識や経験もなく、また、あまり日当たりの良い場所ではなかったので、細かったり、短かったり、いびつな形をしていたりと様々でしたが、予想以上の収穫でした。

 校内駅伝ロードレース大会終了後に振る舞われる豚汁の具材となりますが、どんな味がするのか、楽しみですね。

授業公開


 12月17日(火)、外薗先生が3年1組の英語の授業を公開し、多くの先生方が参観に来ました。2014年にノーベル賞平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんを題材として取り上げ、要点を捉えたり、考えたことや感じたことを簡単な語句や英文を用いて書いたりする学習内容でした。

 生徒は、マララさんの夢がどのように変化していったのか、またその理由は何かを本文から読み取り、自分なりの考えを表現していきました。辞書を片手に、使いたい単語を調べ、意欲的に表現しようとしていました。politician(政治家)、compulsory(必修の)、influence(影響力)など、最近の中学生が覚えないといけない単語は難しくなったものだと感じると同時に、抵抗なく使う姿に感心させられました。

 今後も、このような授業公開をとおして、授業改善に努めていきます。最終目標は、山田中学校の生徒の学力向上です。

面接模擬練習


 12月16日(月)、3年生が面接の模擬練習に取り組みました。今回で、3回目となりました。高校によっては、個人面接、集団面接と形態は様々です。集団討論を実施する高校もあります。

 集団討論は、例えば、「『あなたは、インターネットやSNSを利用するにあたって、犯罪やトラブルの被害者や加害者とならないようするためには、どのようなことに注意すればよいと考えますか。』グループで話し合って、特に必要だと思われることを3つにまとめてください。」というものです。発言する内容もさることながら、他者の意見を聞いて意見を述べる、集団の考えをまとめる、協調性などが評価されるようです。

 3回目とあって、ずいぶんと受け答えもうまくなってきました。ただ、最近のニュースに目を通している生徒は少なく、これからの課題と言えるでしょう。各学級に配付されている新聞を、もっと活用して欲しいところです。国語や数学などの教科の学習以外にもやるべきことが多くて大変ですが、頑張りましょう。受験生!