SDGs

本校の取組み

はじめに

令和5年度より、学校経営目標を「生徒を大切にし、誰一人取り残さない教育~No one will be left behind~」とし、SDGsの理念を取り入れた教育活動を展開しています。

昨年度は、宮崎県でのSDGs推進の第一人者である、THINK OF OTHERSの代表、難波 裕扶子様をお招きして、講話をしていただきました。生徒たちは世界の現状について知り、自分が大切にしていきたいことは何かをカードを使って議論しました。

2024年の幕開けとなる今年1月の昼休みを使って、校長室で生徒一人一人と新春対談を行い、自分が取り組んでいきたいSDGsの目標と実践事項について確認しました。

令和6年度は、SDGs推進リーダーを生徒会長に任命し、生徒会が中心となって学校全体でSDGsに取り組んでいきたいと考えています。今年は県の循環型環境教育の指定も受けていることから、主題研究にESD(Education for Sustainable Development)の視点を取り入れ、教育活動を通して育てたい7つの資質を意識しながら授業を行っています。

5月のGW課題として、生徒一人一人に学校で取り組む4R活動のアイデアを考えてもらい、連休明けにクラスで発表会を行い、生徒総会の議題にも取り上げました。そこで決まった取り組みを、生徒会や専門委員会、学年に下ろして具体的に活動を始めようとしているところです。

2年生は先日の修学旅行で、「わたしたちは、SDGsの達成に取り組んでいます」とプリントされたコーヒードリップのパックを、旅行中にお世話になった方々に配付し、学校の取組を少しでも多くの方に知ってもらおうという行動を起こしました。

また、今度は夏休みの課題として、個人で取り組む4R活動の途中経過をまとめてもらい、夏休み明けから2学期にかけて中間発表をしてもらおうと考えています。どんなアイデアが飛び出し実践がなされるか、とても楽しみにしています。  

               令和5、6年度学校長 竹之内 千春

 

ゴミの計量を始めました

今年度の循環型環境教育の取組の一環として、生徒の意見を採用したゴミの計量を始めました。

教室で出るゴミの量を減らすために、教室清掃の生徒がゴミを出す際に、ゴミ箱のところに設置してある計量器でゴミの量を計り、ホワイトボードに記入するようになっています。

ゴミの量を見える化することで、資源を大切に使おうとする姿勢につながるとよいと思います。

 

環境に関する職場見学を行いました

循環型環境教育の一環として、高岡町にある宮崎日機装株式会社を見学させていただきました。

保護者の方からご紹介いただき、身近にある会社での環境に配慮した取組を実際に見たり聞いたりするよい学びの機会を得ることができました。

学校から約20分という近距離にこのような大きな会社があり、産業や医療の専門性の高い製品を作る工場においても、SDGsに関する取組を行っていることを知り大変勉強になりました。

宮崎日機装株式会社の皆様、貴重なお時間を割いてご説明いただき、工場の中を見学させていただきまして、本当にありがとうございました。