えびの市立飯野中学校

「手上げ横断モデル校」指定証交付式 実施

 本日11月30日(水)は、えびの警察署より3名の方々にお越しいただき、「手上げ横断モデル校指定証交付式」を実施しました。

 私から「交通安全」についてお話させていただいた後、えびの警察署 横山署長様より、交通事故の現状や、手上げ横断についてご説明いただきました。

 〇横断歩道での交通事故が多いこと。

 〇運転者が気づかず、事故につながっていること。

〇運転者に気づかせるためにも、必ず手を上げて止まってから右左右と確認をして横断すること。

〇飯野中学校の生徒の皆さんが小学生・地域住民のよき手本となってほしい。地域住民のリーダーとなってほしい。

 と、お話いただきました。

 最後に、生徒代表に「指定証」が手交されました。

 「手上げ横断」を実践して、本校のよき伝統に、そして、小学生や地域住民のよき手本となってほしいと考えます。

 「手上げ横断」については、国家公安員会が発行している「交通の方法に関する教則」の中で、明文化されていましたが、1978年に削除され、2021年4月15日の改正で43年ぶりに復活することになりました。私たちは小さい頃から『手を上げて 横断歩道を わたりましょう!』と教えられたものでした。

 今回いただいた指定証には「あさがお」が貼ってありました。

 平成28年、東京都足立区で交通事故で亡くなった小学1年生が育てていたアサガオの種を、お母様が毎年収穫して、その種を配り交通安全啓発活動を行っておられるそうです。

 亡くなられた小学生の分も、命を大切にしたい。そのためには交通ルールを守り、交通安全に努める人でありたい。

 そんなことを心に誓った交付式となりました。