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雨 もぐら打ち棒・なろか餅作り

今年も、もぐら打ち棒となろか餅作りがありました。雨が降ったため、「かぐらの里」の工場を使わせていただき、里親
さん、実親さんだけでなく、山村留学実行委員会や山がっこ銀上の方々、地域の皆様にもご協力いただいて、大変楽
しい活動ができました。

まず始めに開会式を行い、もぐら打ち棒となろか餅の由来について、紙芝居を通じて学習しました。古くからある地域
の伝統行事なんですね。




続いてもぐら打ち棒作り。わらをきれいに整えて、棒の先に結わえていきますが、なかなか上手くはいきません。大人
の方たちの力を借りて、一から教わっていきます。こうやって、地域の伝統というものは受け継がれてきたのですね。







できあがった後は試し打ち? 大人の方がされると、「パーン!」という驚くほど大きな音が鳴ります。これならきっと
もぐらも逃げ出すことでしょう。でも、要領が悪いと・・・ 本番のもぐら打ちの時には、大きな音が出せるよう頑張っ
てくださいね。




次になろか餅に使うお餅をみんなでつきます。せいろでもち米を蒸して、石臼に移し、しっかりこねてから、いよいよ
つき始めます。途中、色粉を入れて着色したり、サツマイモを入れたり、いろいろなお餅ができました。つきたてのお
餅の味は、また格別ですね。
















最後には、山村留学実行委員会の濵砂孝義さんから、なろか餅の差し方について教えていただき、閉会式を行いま
した。笑顔があふれる楽しい一日でした。準備から後片付けまで、たくさんの方々にお世話いただき、誠にありがとう
ございました。