電子情報科のブログ(~R03)

花丸 ウェブデザイン技能検定8名合格!


ウェブデザイン技能検定に合格した生徒たち

 11月28日(日)に行われました国家試験「ウェブデザイン技能検定3級」に電子情報科から8名(今回は1年生1名、2年生7名)の合格者が誕生しました。

 ウェブデザイン技能検定については、7月1日付のブログにも掲載したとおりです。

 現代社会では必要な情報はWebから得ることも多くなりました。
 Webページは企業の顔にもなります。
 これまでの「見る側」から、「見せる側」の知識と技術を持ちあわせることで、もっともっとよいWebページやシステムを構築できるようになると思います。

 この資格を持ってWeb開発を志す人。
 Webって大切な役割を持つものであることは勉強して知ったけど、私は仕事としては続けられないかもなぁと思う人。
 合格者とはいえ、思いは人それぞれです。「大切さ」や「大変さ」を知ることができたのは、この資格に真っ正面から取り組んだ証です。

 資格は取得することも大切ですが、その過程であらゆることを考えることも大切です。電子情報科ではそのような過程も大切にしながら勉強しています。

 8名のみなさん。合格おめでとうございます!

事業所見学に行きました!

 今日は、宮崎県教育委員会の「高校生ひなた探求!県内就職促進事業」を活用し、電子情報科2年生が事業所見学を実施しました。

・双信デバイス株式会社
・株式会社 共立電機製作所
・株式会社 フェニックスシステム研究所
・株式会社 デンソー宮崎
を巡り、それぞれの事業所がどのようなものをどのようにして製作しているかを見学しました。

 2年生ですが(早いと思われるかもしれませんが)、間もなく進路希望を決定させなければならない時期となります。3年生になったら、意中の進路に向けて一直線で向かわなければなりません。そのようなタイミングでもあるため、見学する姿は学校ではあまり見せないほどに真剣。地元企業のすばらしさを感じ取ってもらえたものと思います。

会議・研修 職業体験学習を行いました

 令和3年11月18日(木)に行われた、職業体験学習の様子です。
 ㈱SYSKEN 宮崎支店の皆さまから電子情報科の生徒に向けて、高所作業車体験やネットワーク工事に関する体験をさせていただきました。㈱SYSKEN 宮崎支店の皆さま、誠にありがとうございました。

国家技能検定 電子機器組立て 合格!

 本年度も国家技能検定 電子機器組立て職種 において、合格者すなわち「技能士」が誕生しました!

 昨年度は新型コロナウイルスの影響もあり、前期試験が全国的に中止となりましたが、本年度は感染予防対策をとったうえで実施され、2級2名(3年生2名)、3級5名(3年生4名、2年生1名)が合格しました。

 晴れて技能士となった皆さんは国が認める技能の持ち主として、今後幅広く活躍してくれるものと期待します。

 2級技能士:熊倉さん、兒玉さん(3年生)
 3級技能士:梅元さん、北林さん、清武さん、松下さん(3年生)
       久保さん(2年生)

自治活動賞受賞!

 今日は3カ月遅れの体育大会でした。
少し肌寒くなってきた気候も、全力で走り、全力で戦えば、少し汗をかくほどに一生懸命な姿が見られました。
 午前中だけの短縮バージョンでの開催でしたが、みんな楽しそうでした。
 電子情報科は自主的・自律的な行動が評価される「自治活動賞」という賞をいただきました。何かの賞をもらえるという事に慣れていないのか?発表直後は生徒たちも「・・・」という表情。周りの学科から拍手をいただいて我に返った感じでした。
 来年の体育大会では、マスクなしの笑顔が見える大会になるといいですね。
 そのための一日一日をみんなで作っていくしかないと生徒たちも改めて感じたようでした。

技能五輪全国大会二次予選に出場しました

 8月25日(水)。
 第59回 技能五輪全国大会「電子機器組立て」職種 二次選考会

へ本校2年生の児玉さんが県代表として出場しました。

 二次選考は、筆記試験で行われました。全国から選ばれた一般企業・職能大生・高校生49名の中から本選に行けるのは23名。これに二次選考免除の皆さんを合わせて約50名が本選で戦います。
 参加者の年齢も、18歳~23歳と経験年数にも幅があり、その中で高校生が本選に出場するには高いハードルがあります。ですが、それを乗り越えるだけの知識と技術を身に着けていなければ真の「技能者」とは言えません。
 昨年度も先輩が挑みましたが、コロナ感染拡大の影響で二次選考に出場できませんでした。その悔しい想いを後輩が引き継ぎ、挑戦しました。
 残念ながら本戦への出場はなりませんでしたが、その雄姿を後輩が見てくれていると思います。来年度こそは!と期待します。
 児玉さんはその技術力を手に、大手メーカーに入社を希望し、次年度は企業の選手としてこの大会に参加する予定です。

 電子情報科では県内で唯一、技能五輪全国大会へ挑戦しています。
工業高校に来たからには技術で勝負したい!という皆さん。お待ちしています。

参加ありがとうございました

 昨日、今日の2日間にわたって、オープンスクールを実施しました。
 本科では卒業生の作品展示・体験とプログラミングの体験をしてもらいました。
 参加された皆さん、いかがでしたか?電子・情報・通信の分野に興味を持っていただけましたか?
 「この分野好きかも?」のちょっとのきっかけが大切です。もしも、興味が湧いてきたら、一緒に勉強していきましょう。
 「自分にはこの分野を探求するのはちょっと…」と思った人もいたかもしれません。それは、私たちの伝え方が不十分だったかもしれませんね。
 現実、在校生の中にも、プログラミングの勉強を深めるにつれて「自分はプログラマ向きではないな」と気づく人もいます。そのことに早く気づけたことがラッキーで、そのようなときでも本科では、電子や通信といった別の分野の勉強がありまので、自分に合った分野を極めることが可能です。
 いずれにしても、自分が今後3年間勉強をして「これがわたしの専門分野です」と自信をもって社会へ出てほしいと願っています。そのための第一歩として、よりよい高校選択をするためのお試しの機会が「オープンスクール」です。他学科、他校をたくさん見てもらったうえで、やっぱり宮工電情で勉強したいな♪と思って入学してくれたほうが嬉しく思います。
 入学したら、皆さんの夢を叶えるべく、勉強したり、資格を取ったり、ものづくりをしていきましょう。

 各校のオープンスクールでの体験内容や自分の想いを言葉にして、保護者や担任の先生に伝えてみましょう。たくさん詳しく説明ができた学科・学校が、あなたが求める学校かもしれませんよ。

 参加してくれた皆さんのより良い進路選択の糧になったのなら幸いです。
 また会いましょう!

オープンスクールお待ちしています

7月29日(木)、30日(金)は宮崎工業高校オープンスクールです。

 おかげさまで、電子情報科にも140名を超える参加希望をいただき、選んでいただいた事に責任を感じています。参加希望ありがとうございます。

 様々な学校を見学して、自分の夢に近い分野を選ぶことが大切になります。なので、体験してみて、この分野をもっと知りたい!極めたい!そう思ったらぜひ、電子情報科を選んでいただければと思います。中学校の基礎的な学習とは違い、高校ではどの学校においても、学ぶ内容に興味が無ければ苦痛です。だからこそ、少しでも興味のある学校や学科を選んでほしいなと思います。

 コンピュータ、マイクロコンピュータ(略:マイコン)、センサー、情報、通信…これらのものを使わない生活は、将来にわたってあり得ません。あり得ないからこそ、仕事になります。

 あなたは、コンピュータ・プログラムを 使う側? それとも 作る側?
 どちらが好きですか?
 「作る側」って何?! その疑問が大切です。

 疑問解決の第一歩をオープンスクールでは体験してもらいたいと思います。限られた時間にはなりますが、在校生の先輩方が一生懸命説明させてもらいます。体験内容以外にも、聞いてみたいことがあったら、気軽に聞いてみてください。

 では、来校を楽しみに待ってます。

花丸 ウェブデザイン技能検定7名合格

 5月23日(日)に行われました国家試験:ウェブデザイン技能検定3級に電子情報科から7名の合格者が誕生しました。

 ウェブデザイン技能検定は、国家検定制度である技能検定制度の一つです(インターネットスキル認定普及協会HPより引用)。
 デザインと言うと、「絵」を想像しますが、ウェブの世界では、様々な人が見やすく、興味を持って見てもらえるようなホームページでなければなりません。そのための工夫が「デザイン」になります。
 安心して閲覧してもらうためには、色合いや配置、動画組み込み、リンクの貼り方といったホームページの見栄えや動作の部分や、ホームページの改ざん防止や、ウィルス対策といったインターネットセキュリティーといった目に見えない部分などを総括して制作しなければなりません。そのためには高い知識と技術が必要とされます。
 最近のホームページは鮮やかで仕掛けもたくさんあり、ホームページを見ればその企業がわかるといわれるほど、重要なコンテンツです。市販のホームページ作成ソフトではできない細かい工夫もたくさんあります。そのあたりを構成するのがHTMLと呼ばれる言語であり、「タグ」と呼ばれる命令記述をしていかなければなりません。このほかにもCSS、JavaScriptといった言語も多用されています。このような言語で記述していくことを「コーディング」と言います。
 ウェブデザイナーという職業は、この2つの領域を組み合わせた仕事になります。「絵」や「写真」に関することはもとより、「コーディング」という目に見えていない裏側の技術によって、ウェブがデザインされていきます。
 電子情報科でなぜ「デザイン」?!と思うかもしれませんが、このように、ウェブを動かすには様々な情報の知識と技術が必用です。
 その力を持っているかを国が認定する制度が技能検定であり、今回のウェブデザイン技能検定となります。

 国から認められた人。ちょっとカッコよくありませんか?
 あなたなら、認められた人と、そうでない人、どちらにお仕事を頼みますか?
 自分自身に付加価値を付けること。電子情報科では大切にしています。

 合格おめでとうございます!



 

マルチタスク

 コンピュータの用語に「マルチタスク」という言葉があります。複数の作業を同時に行ったり、並行して行ったりするという意味です。その瞬間だけではなく、複数の仕事を請け負いつつも、期間内にすべてを上手くこなしていくことも意味します。

 本日、「電気通信の工事担任者試験」と「ウェブデザイン技能検定」という2つの国家試験が行われました。
 生徒の何人かは、受験日が重なることを承知で、2つの受験を申請し、本日受験しました。ある生徒は、午前に工事担任者、ウェブデザイン、午後に工事担任者の別資格…と、3つの試験を一日で受験した子もいました。2つの国家試験の会場は離れており、移動にも30分はかかるようなところですが、無事に3つの試験を受験終わったようです。

 本日までの間、3つの試験勉強を並行して積み重ね、当日も時間帯によって頭の中を使い分けながらの一日だったと思います。

 通常、このような綱渡りの受験はあり得ませんが、資格取得を目指し、どんな時代にも対応できるよう、自分への付加価値を付けたいという熱い気持ちが行動に表れた結果でした。

 きっと大変だったことは容易に想像できますが、まさに「マルチタスク」を難なくこなしてきたということになります。この経験はきっと社会に出てからの糧になる事と思います。

 勉強だけではありません。「文武両道」もまた「マルチタスク」の一つとも考えられると思います。「何か一つを頑張る!」ことも大切ですが、複数の事を同時に頑張ることができると、時間はかかってしまうかもしれませんが、どちらも成長していけると思います。

 中学生の皆さんも、高校生の皆さんも、色々と抱えることも、やらなければならないことも多い世の中ですが、上手にタスクを分割して頑張って欲しいと願っています。