陸上競技部 卒部式

 3年生の卒部式が、中馬光久名誉顧問様のご列席のもと2月26日(土)に行われました。これまで卒部式は校外の会場をお借りして会食を伴いながら盛大に行ってきたのですが、新型肺炎の影響で昨年度に引き続き今年度も学校で短時間での卒部式となりました。
 男子24名、女子3名、合計27名の選手が卒部を迎えました。良き仲間に恵まれ互いに切磋琢磨し、残した結果はもとより、人として立派に成長しました。どこに出ても堂々と胸を張って生きていける生徒ばかりです。3年間、雨の日も風の日も、暑い日も寒い日も、朝早くから夕方遅くまで、困難に立ち向かい、自身の弱さと向き合い、仲間と励まし合ってここまでやり遂げた事は、何物にも代えがたい財産となります。君たちの努力は決して無駄では無く、いつの日か必ず報われる日が来ます。陸上競技と部活動をとおして、努力、継続、工夫、挑戦、自律、友情、誠実、感謝、etc...多くの事を感じ学び、まさに”生きる力”を得たといえるでしょう。
 純粋な心で誠実にグランドに立ち続けた君たち一人一人を私たちは決して忘れません。時が経ち人が変わっても、このグラウンドは君たちの努力を忘れません。道に迷ったとき、挫けそうになったときはいつでもグラウンドに戻ってきて下さい。失いかけていた何かを思い出し、きっと原点に戻れるはずです。
 また、3年生保護者の皆様には大変お世話になりました。朝早くから弁当を作られたり、競技場への送迎を含め、選手以上に気苦労も多かった事と存じ上げます。しかも2年続けて子どもたちの頑張る姿を大会で応援することもままならず、歯がゆい思いをされた事と思います。そしてコロナ禍の中、いよいよ子どもたちは旅立つこととなりました。自立は喜びでもあり一抹の寂しさもあるものですが、強さと優しさを持つ生徒達です。必ずや親の恩に報いる生き方をしてくれることでしょう。新型肺炎の影響で皆様と親睦を深める機会もほとんどなく、礼を失する事もあったと思いますが、どうぞお許し下さい。3年間お世話になりました。有り難うございました。

  いつまでも情熱を失わず、夢をあきらめず、
   今日の澄み切った青空のように、
    気持ちよくまっすぐ生きて下さい!

*現役員の皆様、DVD作成から会場の飾り付け、記念品の準備等有り難うございました。