陸上競技部

3年生並びに保護者の皆様有り難うございます。

先日3年生が無事卒部を迎えましたが、卒業記念品として65インチのテレビを贈って頂きました。

本日無事届き、試行錯誤しながらトレーニング場の壁に設置した次第です。

 

 

 

アンテナがございませんのでテレビは映りませんが、手持ちのスマートフォンやPCを接続して大型モニターとしての活用となります。それでも大会の振り返りや、練習時のフォームチェック、その他動画等の視聴が大画面で可能になります。また、これまでのタブレットでは同時の情報共有が少人数でしか出来なかったのですが、これにより多くの部員と情報を共有することが出来るようになりました。

視覚からの情報は最も大切であり、自身の主観とのズレを認識したり、トップ選手との比較をしたりするなど、これまで以上に思考力や判断力が養われる事が期待されます。

立派なものを有り難うございました。末永く大切に使わせて頂きます。

陸上競技部 卒部式

 3年生の卒部式が、中馬光久名誉顧問様のご列席のもと2月26日(土)に行われました。これまで卒部式は校外の会場をお借りして会食を伴いながら盛大に行ってきたのですが、新型肺炎の影響で昨年度に引き続き今年度も学校で短時間での卒部式となりました。
 男子24名、女子3名、合計27名の選手が卒部を迎えました。良き仲間に恵まれ互いに切磋琢磨し、残した結果はもとより、人として立派に成長しました。どこに出ても堂々と胸を張って生きていける生徒ばかりです。3年間、雨の日も風の日も、暑い日も寒い日も、朝早くから夕方遅くまで、困難に立ち向かい、自身の弱さと向き合い、仲間と励まし合ってここまでやり遂げた事は、何物にも代えがたい財産となります。君たちの努力は決して無駄では無く、いつの日か必ず報われる日が来ます。陸上競技と部活動をとおして、努力、継続、工夫、挑戦、自律、友情、誠実、感謝、etc...多くの事を感じ学び、まさに”生きる力”を得たといえるでしょう。
 純粋な心で誠実にグランドに立ち続けた君たち一人一人を私たちは決して忘れません。時が経ち人が変わっても、このグラウンドは君たちの努力を忘れません。道に迷ったとき、挫けそうになったときはいつでもグラウンドに戻ってきて下さい。失いかけていた何かを思い出し、きっと原点に戻れるはずです。
 また、3年生保護者の皆様には大変お世話になりました。朝早くから弁当を作られたり、競技場への送迎を含め、選手以上に気苦労も多かった事と存じ上げます。しかも2年続けて子どもたちの頑張る姿を大会で応援することもままならず、歯がゆい思いをされた事と思います。そしてコロナ禍の中、いよいよ子どもたちは旅立つこととなりました。自立は喜びでもあり一抹の寂しさもあるものですが、強さと優しさを持つ生徒達です。必ずや親の恩に報いる生き方をしてくれることでしょう。新型肺炎の影響で皆様と親睦を深める機会もほとんどなく、礼を失する事もあったと思いますが、どうぞお許し下さい。3年間お世話になりました。有り難うございました。

  いつまでも情熱を失わず、夢をあきらめず、
   今日の澄み切った青空のように、
    気持ちよくまっすぐ生きて下さい!

*現役員の皆様、DVD作成から会場の飾り付け、記念品の準備等有り難うございました。

練習環境の紹介

 「人・もの・時間を大切に」を指導理念の大きな柱としています。特に「ものづくり」に携わる工業高校の生徒として「もの」への愛情は大切にして欲しいと考えています。それを踏まえ、今回は本校陸上競技部の練習環境をご紹介致します。

300mトラック、走幅跳(三段跳び)助走路、棒高跳マット・助走路、走高跳マット、砲丸投サークル3つ、円盤投サークル2つ、ハンマー投げサークル1つ、やり投げ助走路、とほぼ全ての種目に対応しています。(唯一3000m障害走の水壕だけがありません)。それ以外にグランドを囲む外周にクロスカントリーコース、その一部を使用した傾斜路、更に陸上競技部専用のWT場があります。県内はもちろんですが、公立高校としては全国屈指の施設・設備ではないでしょうか。

この環境から日本一・全国入賞者が多数輩出されてきたことはもちろん、多くの先輩方がこの地で必死に汗を流し、友と共に青春を駆け抜けた、想いの詰まったグラウンドです。時代は変われどこのグラウンドは、その時の指導者及び選手達によって変わらず守り受け継がれてきました。
中馬先生から始まり、これまでの先生方や卒業生・保護者の皆様が築き守られてきた練習環境です。私が生徒として在籍していた約20年前とほとんど変わっていません。これを当たり前と思わず感謝の気持ちを持ち、これからも大切に使わせて頂きます。

人は代われどグラウンドは変わりません。卒業生の皆様におかれましては、いつでも遠慮無くお越し頂きまして、当時を振り帰りつつ明日への活力の糧として頂きたいと思います。

グラウンド西側


グラウンド東側


グラウンド南側 部室・倉庫及びハンマー投げ、やり投げ練習場



棒高跳びマット、WTトレーニング場


クロスカントリ-コースから眺めるグラウンド 手前が砂場 右奥が円盤・砲丸練習場


幅・三段跳び助走路 奥が走高跳マット



グラウンド北側 円盤練習及び砲丸投練習場(右奥)


グラウンド南側上 投擲練習場(やり投げ助走路)


グラウンド南側上 投擲練習場(ハンマー投げゲージ)


WTトレーニング場前方


WTトレーニング場後方


先輩達の活躍

部活動・学科見学

本校では今年度より「いつでもオープンスクール」を実施しています。
詳しくは本校の教務部までお問い合わせください。
なお、陸上競技部の活動は、基本的に次のとおりです。
 火・水・金 16:00~19:00
 土・日    9:00~12:00

輝け君の汗と涙 北信越総体2021

 7月28日から8月1日にかけて、福井県の9.98スタジアムで令和3年度全国高等学校総合体育大会 秩父宮賜杯 第74回全国高等学校陸上競技対校選手権大会が開催されました。昨年度は新型肺炎の影響で中止となり二年ぶりのインターハイでしたが、未だ収束の兆しすら見えないコロナ禍の中、幾多の困難を乗り越えて開催の実現に尽力して頂きました全国高体連陸上競技専門部はじめ、日本陸連、福井陸協等、関係するの皆様に心より感謝申し上げます。
 
 
 さて、本校からは男子15名、女子3名が参加致しました。
 やはり日本一を決めるインターハイは大変厳しく、レベルの高さを実感した次第です。久しぶりのインターハイ、ハイレベルな戦いではありましたが、この大舞台、初めてのインターハイで自己ベストを大きく更新する選手など、選手達は宮工陸上部員として威風堂々と自身の持てる力を十分に発揮しました。決勝進出まであと0.05秒という選手もおり悔しい思いもしましたが、チーム力の結晶である4×100mリレーにおいて見事2位入賞を果たすことが出来ました。
 予選・準決勝ともに全体1位のタイムでの決勝進出でしたが、最後は僅か0.01秒差での2位、嬉しさ半分悔しさ半分、いや悔しさの方が大きい結果となりました。
地方の公立高校としてリレー種目での2位は十分胸を張れる結果ではありますが、日本一を目指して努力してきた事、また選手たちにはその力とチャンスがあっただけに、勝たせる事ができず指導者として申し訳なく思っています。涙涙です。
 インターハイは終わりました。しかしこれで全てが終わりではありません。
それぞれが、それぞれの新たな夢と目標に向かって力強い一歩を踏み出さねばなりません。その力は十分ついているはずです。これから進む道は違えど、互いに胸を張って威風堂々と歩んでいきましょう。

 最後になりましたが、本校職員の皆様、陸上部保護者の皆様、残った部員諸君、卒業生の皆様、宮崎工業陸上部の指導に携われた諸先生方、陰ながら応援して下さいました皆様に心よりお礼申し上げます。有り難うございました。



4×100mリレーは別称”4ケイ”、4継と言います。先輩達から受け継いだ伝統を引き継いで今の私たちがあります。インターハイで学んだ事、悔しさ、誇りを今度は今いる仲間たちへ、そして未来の後輩達へしっかり引き継いでいきます。宮工の「伝統のバトン」はしっかり引き受けました。