スクール・ミッション

 

  • 本県で最初に創設された農業高校として、その使命を自覚し、明日の本県の産業や地域社会を支え、発展させる人間性豊かな生徒の育成を目指す学校
  • 県内屈指の伝統と誇りを受け継ぎながら、校訓「自尊独立・流汗悟道」を基調とした教育を実践して、自ら考え、主体的に行動し、実践することで、知識のみならず本質を身に付ける生徒の育成を目指す学校
スクール・ポリシー

グラデュエーション・ポリシー

(1)幅広い知識と教養、農業や家庭に関する専門的な技能を身に付け、自ら考え行動し、よりよく問題を解決する資質や能力を育てます。

(2)自他の個性や人格を尊重し、思いやりの心をもって行動する態度を育てます。

(3)グローバル化や情報化に確実に対応しながら、主体的に社会の発展に寄与し、新しい時代の創り手となるための資質や能力を育てます。

(4)全学科連携のもと生命を尊び、自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度を育てます。

(5)郷土を愛する心を持ち、伝統や文化を尊重し、その継承と新たな創造に貢献する資質や能力を育てます。

カリキュラム・ポリシー

(1)1年次は確かな学力を身に付けるために普通教科を中心に編成し、学年が進むにつれて専門教科が増え、専門的技能を高めることができるカリキュラムになっています。特に、専門教科では、教室での授業で学んだ知識を、学校農場や実習施設等での実践的・体験的な学習活動を通して確認し、専門的な技術を確実に身に付けることができます。

(2)お互いの意見や考えをしっかりと伝え合う力を身に付けるために、対話的な授業を取り入れます。また、時代のニーズを的確に捉えながら、地域の課題解決を図る力を身に付けるために、課題解決学習やプロジェクト学習を行います。さらに、学習成果を地域社会に発信し、還元できる力を身に付けるために、地域の教材や人材を活用した学習を行います。

(3)ライフプランを考えた確実な進路実現を図るために、キャリア教育の視点を取り入れた授業や体系的な進路学習を行います。

(4)学校の定める成績評価基準に基づき、定期テストの他にレポートや課題、さらに授業や実習など学びに向かう態度等を含めた学習成果全体を評価します。

アドミッション・ポリシー

本校の教育環境を最大限活用し、主体的に学び、自らの夢を実現しようとする強い意欲をもった生徒を求めています。

(1)農業・食料・環境や食物・被服・保育・福祉等への興味・関心が高く、主体的に学ぼうとする意欲の高い生徒

(2)学校行事、生徒会活動、部活動等に積極的に取り組み、さらに地域社会の課題解決や活性化に貢献しようと考えている生徒

(3)物事を正しく理解し、自分の意思をはっきり相手に伝えることができる生徒
 

学校教育目標

教育目標

「未来を切り拓き、社会を生き抜く、心豊かでたくましい生徒の育成」

令和6年度の重点目標

(1)生徒一人一人の可能性を高める教育の推進

  • 新学習指導要領の趣旨を踏まえ、ICT機器を活用した授業の実践と効果的な評価に取り組み、生徒の主体的な学習や課題解決に取り組む学習を推進する。
  • 各学科の教育体制やカリキュラムを見直し、新学習指導要領が目指す教育目標を達成するために最も効果的な教育の展開を図る。
  • 系統的、組織的なキャリア教育と計画的な進路指導に取り組み、生徒の進路実現100%を目指す。

(2)豊かな人間性を育み、個性を大切にした教育の推進

  • 基本的な生活習慣や規範意識、モラルや人間関係構築力を身に付けるための生徒指導や教育活動に取り組み、生徒の社会性や豊かに生きる力を育成する。
  • 学校行事や教育内容を精選し、新たな時代の教育活動を実践する。
  • 生徒支援体制を強化し、生徒の個性や特性に柔軟に対応し、一人一人の生徒を確実にサポートする。

(3)生徒や保護者、地域の期待に応える教育の推進

  • 生徒募集を充実させ、中学生や保護者にわかりやすい説明により、本校の教育内容の理解を深め、入学者の確保に努める。
  • 地域の教材や教育力を積極的に活用し、生徒に地域の魅力を再発見させ、将来、地域社会で活躍しようとする意欲を醸成する。
  • Webページや報道機関の活用、学校開放、小中学校や地域、そして保護者との連携強化により、積極的に地域への情報発信を行う。

(4)働き方改革と教育内容の充実を図る教育の推進

  • 個々のライフステージに応じた働き方改革に取り組み、教育とやりがいある教員生活を両立する。
  • 教師自身が夢やビジョンを持ち、時代の変化や社会のニーズを的確に捉えながら、生徒に必要なものを教材として構築し、それを指導に生かして、わかりやすい授業の展開に努める。

(5)教育環境の充実と安全な学校教育の推進

  • 教育環境の定期的な点検と計画的な整備を行い、生徒の安全の確保や効果の高い教育を推進する。
  • GIGAスクール構想や産業教育装置整備事業、一人一端末整備等を有効に活用し、効果的な教育を実践するとともに、その成果を検証する。
  • 防災教育・安全教育に取り組み、自然災害への対応や人為的事故等の未然防止に努める。
学校沿革
明治26年 4月15日  宮崎県獣医学校として開校
明治33年 4月1日  宮崎県農学校開校(明治33.2.26)獣医科・農学科)
明治34年 9月1日  宮崎県立農学校と改称
明治36年 4月   林学科新設
明治38年 4月   宮崎県立農事講習所を宮崎県立農学校へ移管(9月養蚕別科新設)
明治44年 3月   獣医学科廃止
大正 7年 4月1日  宮崎県立宮崎農学校と改称(文部省告示)農科・林科・養蚕科の学科を置く
昭和19年11月   農業女子部を新設
昭和23年 4月1日  宮崎県立宮崎大淀高等学校に統合改称
昭和23年12月4日   定時制生目分校開校
昭和34年 4月1日  宮崎県立宮崎農業高等学校として独立
                  全日制に農業科・園芸科・林業科を、定時制に農業科を置く
昭和34年 7月    旧県立宮崎農学校(宮崎市大字恒久城ヶ崎…現恒久小学校)校舎を宮崎市に移管、
                            現在地(宮崎市大字恒久春日田1061番地)に新校舎竣工移転
昭和35年 4月1日  宮崎県立宮崎大淀高等学校生目分校を併合
昭和39年 4月1日  生活科を新設、定時制の募集を停止し、生目分校を閉鎖する
昭和49年 4月1日  造園科を新設 農業科・園芸科・造園科・林業科・生活科の5学級とする
昭和59年12月   清武農業実習棟新設
平成元年12月      学科改編・新設校舎等整備事業基本設計完了
平成 2年 3月   農業科・園芸科・造園科・林業科・生活科を募集停止
平成 2年 4月1日   生物工学科・生産流通科・食品工学科・環境工学科・生活科学科を置く
平成 5年 2月   創立100周年・新校舎竣工記念式典挙行
平成 5年 4月   平成5年・6年度環境緑化教育推進モデル校に指定される
平成 7年 4月   平成7年・8年度文部省高等学校教育課程研究指定校
                   (職業教育関係及び進路指導関係)に指定される
平成 8年 2月    平成7年度全日本学校緑化コンクール(学校環境緑化の部)準特選
平成 9年 2月    平成7年・8年度文部省高等学校教育課程研究指定校研究公開開催
平成16年 3月      生活科学科を募集停止
平成16年 4月1日  生活文化科新設(生活科学科を生活文化科とする) 
                  生物工学科、生産流通科、食品工学科、環境工学科、生活文化科の5学科とする
平成18年 3月1日  生活科学科 閉科
平成25年11月2日  創立120周年記念式典挙行
平成27年 8月   教室エアコンPTAにて竣工
令和 3年 3月   教室に壁掛けプロジェクタ・液晶ディスプレイを設置
令和 5年 3月  「産業教育の充実に向けた教育装置整備事業」(令和3年度より実施)により
         高性能の産業教育装置等を整備