都商よりお知らせ

本校卒業生 公認会計士 今別府 優樹也君来校

本校卒業生 公認会計士 今別府 優樹也君来校

 平成30年3月3日(土)本校卒業生の今別府君が本校に来てくれました。今別府君は、本校を卒業し、東京の中央大学 商学部に進学し、2年次の5月に会計士試験 超難関の短答式試験に合格し、その8月にある論文式試験にも見事合格し、晴れて公認会計士の資格を得ました。今回は、公認会計士として、都城市の企業の監査業務のために帰省しているところを来ていただきました。現在25歳、日本4大監査法人の中で一番規模の大きい「新日本監査法人」に所属し(会計士6,284名)、全国を飛び回りながら、会計士としてのキャリアを重ねている段階です。本日は、簿記部の2年生が講義を受けているところをバトンタッチして具体的に解説していただきました。彼の解説は、実務的な裏付けをもとに説明がなされ、生徒も目を輝かせながら聞いていました。今別府君、お忙しい中ありがとうございました。

  

  本日の講義は、分配可能額の計算、包括利益計算書の包括利益でした。生徒は2月に全経上級試験を受験し、さらに難易度の高い内容を学習しています。公認会計士の仕事内容についても話していただきました。また、これからAI(人口知能)を活用し、帳簿と領収書を突き合わせる作業などの単純作業をAIに任せると効率よく仕事が進むであろうということでしたが、そのデータが正しいか、その数値からどうすればいいのかという判断は会計士にしかできないといことでした。

 

 公認会計士になって3年目ということから、休暇を20日連続で取ることもあり、スペインや国内のいろいろなところへ旅行したりして楽しみを増やしているそうです。写真はスペイン旅行の写真です。将来会計士としてのキャリアを積んだ後、宮崎の監査法人事務所、または、独立して自身の事務所を設立したいそうです。夢は大きいですが、確実に成長している様子が伺えます。また、機会があれば後輩を鍛えに本校に立ち寄っていただけるとありがたいです。今別府君の今後の活躍に期待しています。