日誌

2A長期乗船実習

進洋丸船長より長期乗船実習の様子や指導教官より写真が送られてきたので
紹介いたします。

2月9日
時化模様が続きそうです。11回目の揚縄は胴の間に波が打ち込む状況となった
ため、実習生は途中から記録係限定としました。
海況回復まで東向き適水します。海友丸(長崎県、福岡県、山口県の共同実習船)
が併走しています。

2月10日
強烈な向かい風と波(5-6m)が壁となり、日付変更線を中々越せず適水2日目。
今日は総員で「海の安全祈念日」の儀礼を行い安全航海を誓います。
船酔いを再発しつつも総員元気です。

2月11日
昨夕、日付変更線を越え、やっと西経水域に到達しました。
ジョンストン島周辺漁場全域が強風域となり、本船は実質ささえ状態
他実習船も操業見送った模様です。寒冷高気圧の衰退を待ちつつ東進
しています。実習生は元気を持てあましつつも当直と学習に励んでいます。

2月12日
適水後の操業海域まで2日で走りきる距離を二倍の時間を掛けてやっと
たどり着きそうです。強烈な向かい風がやっと落ち着きました。
5m以上あるウネリも明日はやや収まるでしょう。総員元気です。


六分儀という器具を使って、天体から自船の位置を計算します。


大きなクロカワカジキが揚がりました。


投縄中に見える朝日。