日誌

2A 長期乗船実習 (3.11)

進洋丸船長より、長期乗船実習の様子が送られてきたので紹介します。

3月8日
昨日1623、日付変更線を通過し東経水域に戻りました。実習生は当直士官から『日付変更線を示すブイが設置されている!』と
聞いて、総出で探していましたが波頭しか見えなかったようです。当然です。
本日は海況が回復傾向に入り、作業班はローリングの中、やっと錆び打ち作業に掛かりました。

3月9日
船体手入れ、ベストコンディションとは言えませんが風速が10m/s前後まで落ちたタイミングを狙い今日もすすめています。
実習生はそれぞれ担当乗組員とグループを組みハケ塗り挑戦中です。

3月10日
強大な寒冷高気圧の勢力圏からようやく抜けだし、ひとまず風が収まりました。波高は2m強。
日本近海で発達する低気圧と遭遇するまでの僅かな間で、デッキストーン磨りを終わらせるべく、
実習生が朝から頑張っています。 総員元気です。

3月11日
好天に感謝しつつ、各部作業を進めています。
一方、ホノルルを先に発った実習船部隊は南方諸島東沖で荒天不可避となり、昨日から足が伸びていません。 
本日は東日本大震災から4年目にあたることを受け正午に汽笛吹鳴をしました。