日誌

2B長期乗船実習


進洋丸船長より長期乗船実習の様子や、指導教官より写真が送られて
きましたので紹介いたします。


1月25日
4回目揚縄作業は風波強く(max16m/s)なり、実習生には波しぶきを被る
初の試練となりましたが、深夜の揚げ終わりまで落ち着いて対応していました。
本日は先行した実習船に続いて南東に適水しています。


1月26日
荒れる日付変更線を東に越して操業再開しました。
実習生幾人かは経度時の考え方に興味あるらしく、自主的に航海士から時刻
改正を学んでいます。(機関系は必須学習項目外)
東の風強く波高いままですが、今後の海況回復に期待しています。


1月27日
この時期この水域らしい風力5-6の東風で安定しました。
実習生は常時揺れっぱなしの船上生活に適応し、食当も余裕の笑顔でこなして
います。残るは漁模様です。


ギャレー(厨房)の窓をのぞくと・・・、今日はちょっと時化てない?!



東の風強く、波高いままですが操業再開! 時化の中の作業でも自分の役割
に責任を持ってできるようになりました。実習生の成長がうかがえます。



実習生は海洋観測も行います。専用の機器で水深ごとの水温や塩分濃度を
計測したり、気象観測や海の透明度も調査します。



深夜におよぶ操業実習も無事に揚げ終わりました。明日も頑張るぞ!!