宮崎県が主催する「令和6年度未来へつなげる!選挙啓発動画コンテスト」において
本校の2年総合選択の授業を選択している生徒が製作した動画が「奨励賞」を受賞しました。
2月15日の「第19回わけもんの主張」の開催にあわせ、コンテストの表彰式がありました。
<宮崎県のホームページリンク>
https://www.pref.miyazaki.lg.jp/senkyo/kense/senkyo/20250217101847.html
<YouTube>
「宮崎県公式チャンネル」で紹介されている動画です。
黒潮よする日南海岸、飫肥杉が群立つ舞之山、そして由緒ある飫肥城に囲まれ、桜の開花を待ちわびる今日の佳き日。多くの来賓の皆様の御臨席と保護者の皆様の御来場を賜り、14回目の卒業証書授与式を盛大に挙行できますこと、そして3年生149名が晴れて卒業を迎えますことは大変喜ばしい限りです。
平成21年の日南振徳高校の開校から今年で16周年を迎えますが、本校での3年間は、君たちを大きく成長させたことでしょう。校歌の一節「振徳の年輪を積む、叡智を磨く、誠を尽くす」にあるように、本校の年輪を重ねるべく活躍を見せてくれました。部活動においては、ヨット部の国民スポーツ大会での6位入賞をはじめ、多くの部ですばらしいパフォーマンスを発揮してくれました。また、全国農業クラブ鑑定競技での優秀賞やエコ電気自動車レース大会の特別賞、そして、商業研究発表大会や情報処理競技大会、介護技術コンテストなどにおける活躍も、ひとえに君たちのたゆまぬ努力の成果だと思っています。君たちの溌剌とした活躍は、私たちにも力を与えてくれました。「専門性を備え、生き抜く力を身につけた、社会に貢献できる人材の育成」という本校の教育目標を見事に成し遂げてくれたことに心より感謝する次第です。
皆さんにとっての高校生活は、新型コロナウイルスの影響により急速にデジタル化が進み、効率よく授業を実施できるようになりました。タブレットを使った授業は学校の日常となり、高性能なパソコンやデジタル技術を駆使した機材が導入されたことで高度な実習が可能となりました。特に、生成AIを駆使したアプリケーションの開発などは時代の先端を行く取組として、県内の高校の中でも注目されているところです。
ただ、君たちの真価が問われるのはこれからです。「デジタル化すれば何でもできる」と思ってはいけないということです。デジタル化は人類の様々な営みを効率化しており、それに関わる技術者はそれ相応の知識と技術、根気が必要になります。「技術は人なり」という言葉があるように、人間力で物事を進めるというアナログ力を決して忘れてはならないということです。
ここで、京セラの創業者である稲盛和夫氏の言葉を紹介します。稲盛氏は「利他の心」を自分の思想とし、「人によかれ」という心をもって取り組めば、みんなが協力してくれるようになり、視野も広くなるので正しい判断ができるようになると言っています。過去には経営破綻したJAL(日本航空)の再建を託され、縁もゆかりもない企業の再建を国民のために引き受けたそうです。「人によかれ」という心は言い換えれば思いやりの心だと思います。このことは、校訓「潔己、至道、振徳」の中にも謳われている、「まことの道」に通ずる考えだと思います。「利他の心」をもって物事を判断すれば、必ず協力してくれる人が自分の周りに現れるはずです。
もう一つ卒業生に。求道と書いて「ぐどう」と読みます。求道とは修行という意味があり、仏教詩人の坂村真民は、「一に求道、二に求道、三に求道、四に求道、死ぬまで求道」と言っています。アメリカ野球殿堂入りしたイチローでさえ、満票選出ならずも「1票足りないのは凄く良かった」と。いろんなことが足りないのが人だと。つまり、人は一生学び続けることが大切であるということです。予測困難な時代だからこそ、身近にある情報を常にアップデートしながら日々学び続けて欲しいと願っています。
この3年間、人生の中で最も多感で著しい成長期にあるお子様を見守ってこられた保護者の皆様、本日はご卒業おめでとうございます。本校の教育活動にも御理解と御協力をいただきました。保護者の皆様と同窓会、そして地域の皆様のおかげでこの日南振徳高校の伝統が保たれていることに、全教職員を代表し衷心よりお礼申し上げます。
結びになりますが、ここにお集まりの皆様の御健勝と御多幸を祈念いたしますとともに、卒業生と日南振徳高校のますますの発展を願い、式辞といたします。
令和7年3月1日 日南振徳高等学校長
第14回卒業証書授与式が行われ、3年生149名が卒業の日を迎えました。
3年生は今後それぞれの進路で活躍してくれることと思います。
ご協力いただいた皆様ありがとうございました!
久しぶりに3年生が登校し、卒業式予行・各種表彰式・同窓会入会式を行いました。
各種表彰では、スポーツ賞や商業系検定の5種目1級合格、3年間皆勤など、3年間の成果がわかるものばかりでした。
いよいよ明日は卒業式です。
本校地域農業科と飫肥小学校との交流として、飫肥小学校でしいたけのコマうち体験をしました。
高校生がサポート役に回り、小学生に実際にやってもらいました。
高校生の方が最初は緊張していましたが、小学生とコミュニケーションをとりながら、体験をすることができました。
2月25日(月)台湾にある國立羅東高級工業職業学校より修学旅行生13名が来県し、日南振徳高等学校の生徒と1日交流を行いました。
午前中は生徒会行事や地域農業科による「もちつき」を体験し、午後は商業マネジメント科と飫肥城散策を行いました。
日南振徳高等学校の生徒にとっても思い出に残る楽しい1日となりました。
令和6年度 日南市教育委員会表彰式典が行われました。
本校より部活動で活躍した3年生3名が奨励賞として表彰されました。
・ヨット部(機械科 倉永さん、福祉科 中尾さん)
・コンピュータ部(情報ソリューション科 細川さん)
今後も後輩たちがそれぞれの部活動で活躍することを願っています。
2月19日(水)令和6年度県南地区地場企業等意見交換会及び懇談会が
「ひなたの宿」で実施されました。
この意見交換会のなかで、「宮崎県産業教育振興会」も実施され、
本校生徒の発表を行いました。
〇明日を良くする「未来を創る」
3I 下田快音 細川 虎樂郞 森 健太郎 坂元 紫音
〇利用者みんなの幸せのために
1W 新坂 妃莉
〇父の思いを胸に ~想いは言葉を越える~
1W 安樂 優海
それぞれ、多くの聴衆者の前でしっかりと発表することができました。
2年生全員を対象に性教育講演をしていただきました。
講師の先生は、宮崎県助産師会 か母ちゃっ子クラブ 助産師 堀田 江理 氏です。
今回は助産師という仕事についての魅力や辛い経験を通して、
命や自分の性を大切にするということを伝えていただきました。
6学科の課題研究などの学習成果を各学科の代表者が発表しました。
どの学科も特徴を生かした研究成果や意見を発表しました。
次年度も充実した研究をして欲しいと思います。