宮崎県立日南振徳高等学校 校章


(本校校章のイメージ)
 全体のデザインとして、日南海岸の波をイメージしています。3つの波は、本校の基となった日南農林高校・日南工業高校・日南振徳商業高校の3校が一つになることを表しています。
 6本のラインはそれぞれの学科(地域農業科・機械科・電気科・商業科・経営情報科・福祉科)を表し、円は各学科が協調して「振徳」の名の下に一つにまとまり、発展していく姿を表現しています。
 青色は日南の美しい海と、青い空を象徴しています。

 この校章は、宮崎県立佐土原高校 産業デザイン技術部によりデザインされたものです。    
日南振徳高等学校 校名の由来

 日南市飫肥にある「振徳堂」は、安井滄州・息軒親子をはじめ数名の学者を招いて教育に努め、小村寿太郎や小倉処平などの歴史的偉人を輩出した、飫肥藩の藩校です。その「振徳」の名を校名とすることにより、振徳堂の精神を受け継ぎ、「人の人たる道」の修業に努め、広く社会に貢献し、心豊かで思いやりのある生徒に育ってほしいという願いを込めています。
宮崎県立日南振徳高等学校 校訓
「潔己」
自分の心を清らかにし、行いにけじめをつけること
(「論語」より)
人、己を潔くして以て進む

「至道」
最上の生き方の指針、まことの道
(「礼記」より)
至道有りと雖も、
学ばざれば其の善きを知らざるなり

「振徳」
恵み、施すこと
(「孟子」より)
又従つてこれを振徳せよ
日南振徳高等学校 校歌

著作権は、宮崎県立日南振徳高等学校に帰属します。  
作詞:笹山竹義 作曲:竹村新吾

朝日の直刺す(たださす) 日南に
 群立つ杉は 天を指し
  清新の風 吹き渡る
   雲と湧く夢を育み
    いま われら振徳
     振徳の年輪を積む
      ああ 香しき 故郷の息吹
       山から 海から
 
輝き渡る 海原に
 黒潮の路 滔々(とうとう)と
  不屈の調べ 地を揺する
   あこがれに胸は高鳴り
    いま われら振徳
     振徳の叡智(えいち)を磨く
      ああ 誇らしき 勉学の息吹
       過去から 未来から
 
夕日の日照る 学舎に
 若き面は 輝きて
  青春の凱歌(うた) 湧き上がる
   宇宙(そら)からのまなざしを持ち
    いま われら振徳
     振徳の誠を尽くす
      ああ 颯爽たる 明日への息吹
       ここから われらから