学校長メッセージ

学校長メッセージ

バレーボール「ネーションズリーグ」

バレーボールの世界三大大会の一つでもあるネーションズリーグ。オリンピック、ワールドカップに次ぐ大会であるネーションズリーグに、日南振徳OBの甲斐優斗(かいまさと)選手が現在活躍中です。

ポジションはアウトサイドヒッター。石川祐希選手や高橋藍選手など強力な選手がひしめくポジションですが、今大会で更にアピールしオリンピック代表メンバーに食い込んでほしいと思います。第1週を終えて現在3勝1敗。6月4日から福岡県にて第2週が始まります。甲斐選手の更なる活躍に期待したいと思います。

写真は昨年、校長室に挨拶に来てくださった時のものです。(専修大学3年、身長200㎝)

見る処、花にあらずといふ事なし

松尾芭蕉の旅行記「笈の小文」の序文に、「見る処、花にあらずといふ事なし。思ふ所、月にあらずといふ事なし。像(かたち)花にあらざる時は、夷狄(いてき)にひとし。心花にあらざる時は、鳥獣に類(るい)す。夷狄(いてき)を出(いで)、鳥獣を離れて、造化にしたがひ、造化にかへれとなり。」という一節があります。

現代語訳すれば、「見る目さえあるならば見るものすべてが花はでないことがなく、思う所すべてが月ではないことがない・・・。」というところでしょうか。さて、先日、管理棟校長室前の花壇に地域農業科の生徒が、真っ赤なサルビアとオレンジ色のマリーゴールドを植えてくれました。登下校の際に眺めると気持ちが落ち着くと思います。見る処、花にあらずといふ事なし・・・。是非、ご覧ください。

高校総体総括

本年度の高校総体も水泳競技を残すだけとなり、ほとんどの競技を終えました。本校からは、ヨット競技やバレーボール競技をはじめ、12競技で高校総体へ参加しました。特に3年生にとっては、今大会を最後に引退する選手もいたのではないかと思います。

校長先生もできる範囲で応援に行かせていただきました。男子バレーボールでは、3位決定戦で相手のマッチポイントを何度も防ぎ見事に逆転勝ちしました。女子バレーボールは、飯野高校との合同チームながら決勝トーナメント1回戦で接戦を演じました。また男子バスケットボールは、キャプテンを中心に果敢に攻めて3回戦へ進出。サッカーは1回戦で延長戦を制し、バドミントン男子シングルスでは磯崎選手が見事ベスト16へ。ヨットは420級で上位独占し、九州大会での上位進出が期待されます。レスリング125㎏級で準優勝した大鶴選手は九州大会での活躍が期待されます。

その他、陸上競技、卓球、ソフトテニス、ラグビー、弓道も持てる力を精一杯出し切り、正々堂々と戦っていました。夏には1年生大会や秋には選手権や新人戦があります。今大会を振り返り、次の大会に生かせるよう練習にしっかりと励んで欲しいと思います。

令和6年度 競技力強化指定校

令和6年度宮崎県高等学校競技力強化指定校に本校から「男子バレーボール部」と「ヨット部」が指定されました。3年後に本県で開催される国民スポーツ大会における強化の一環として指定されたものです。本校の競技力向上はもとより、本県の競技力向上及び天皇杯獲得に向けて期待に応えられるよう、精一杯頑張って欲しいと思います。ちなみに日南市では、正式競技・特別競技でバレーボール成年男子、レスリング、ヨット(セーリング)、高校野球(硬式・軟式)が開催されます。また、公開競技として綱引き、デモンストレーション競技でターゲット・バードゴルフが、そして障害者スポーツ大会の正式競技としてバレーボール(知的)が開催されることとなっています。

読書の学び

本校は毎朝、午前8時20分過ぎから約10分弱の朝読書の時間を設定しています。

東京大学の 佐藤 学 名誉教授は、「生成AI時代における読書の学び」と題して「生成AI(人工知能)時代の到来によってデジタルリテラシーの重要性が叫ばれているが、それ以上に重要なのが読書の学びではないだろうか」と問題提起している。2023年の「学校読書調査」によると、1か月に1冊も本を読まない不読率は、高校生で43.5%だとか。

本校生徒は、少なくとも不読者はいない。朝の立腰黙想からはじまり朝読に取り組む。落ち着いた環境から1時間目の授業に入る。これも、本校全教職員の協力と取組のお陰であると考えています。

また、佐藤 学 名誉教授は、「生きる世界を豊にする教養は読書の学びによってでしか形成することはできない。教師たちは読書の学びこそが教育の根幹であることを認識すべきであろう。読書の喜びと習慣を子どもたちに育まない限り、子どもたちの将来も日本社会の未来もない」と言っています。

少々過激かと思われる発言ではあるが、読書とはそれほどまでに人間形成に役立つものであるということを訴えているのだと思う。「美しい心は美しい言葉から生まれる」、「美しい言葉は読書から生まれる」、元アサヒビールの 福地 茂雄 会長の言葉である。毎日の読書を大切にしたいと改めて思う一日でした。