今日は新年度を迎えるにあたり、「校訓」と「国民スポーツ大会」についてお話しをしたいと思います。
まず、「校訓」についてです。私は、小学校1年生から剣道を始め、52年間続けており、現在、剣道7段、最高段位である8段に挑戦中です。剣道8段は技量はもちろんですが、「心の充実」が問われます。私は、受験を始めて約10年、試行錯誤を繰り返しながらこれまで19回、その高い壁に阻まれてきました。
そんな中で、今回、本校の「潔己」「至道」「振徳」という校訓と出会いました。
私なりに、このような教えだと解釈しました。
○まず、校名にもなっている
「振徳」は、人に優しく「広い心」を持ちなさいという教え
○「潔己」は、丁寧な生活を送り、「まっすぐな心」を持ちなさいという教え
○「至道」は、目標に向かって「強い心」で進みなさいという教え
この教えを実践することで「心の充実」につなげ、今後の8段挑戦を続けていこうと決意を新たにしました。
生徒の皆さんも、校訓である「潔己」「至道」「振徳」を胸に刻み、それぞれの「心の成長」に向けて、充実した学校生活を送ることを期待します。
次に、「国民スポーツ大会」についてです。2年後の令和9年に本県で「国民スポーツ大会」が開催されます。
国民スポーツ大会は、バレーボールなど37競技があり、都道府県対抗方式で総合成績を競います。宮崎県は天皇杯、つまり総合成績1位を目指しています。
本校でも男子バレーボール部やヨット部が天皇杯獲得に向けての強化指定校となっており、今まで以上に強化に取り組んでいます。名誉なことですが、とても大変なことでもあります。
また、日南市でもバレーボールやレスリング、セーリング(ヨット)などが開催される予定で、出場する選手や応援の人たちをもてなすための協力が必要になります。
大会を盛り上げ、本県選手が活躍できるよう皆さんの協力や応援をお願いして、始業式の話とします。
令和7年4月9日
日南振徳高等学校
校長 木宮 浩二