情報化コーディネーター情報配信

校内ネットワークが不安定なので調査をお願いしたいです。

 調査の結果、ルータ機器からパソコン室までの距離(校舎の端から端)を複数の集線装置(スイッチングハブ)を使用したLANケーブルでネットワークが構成されていました。
 通信機器には、最大伝送距離というものが存在し、距離の長いLANケーブルは通信処理速度が低下する場合があります。光ケーブルで中継回線を引くなどで解消できます。
 また、その学校では教職員用と生徒用のネットワーク構成が同一セグメント(グループ)でした。この状態は生徒用パソコンから教職員用のファイルサーバなどへ接続されるおそれもあり、セキュリティの観点から生徒と教職員のセグメントを論理的に分離することを推奨します。
 

校内ネットワーク構成に問題はないか調査をお願いしたいです。

 ある学校で校内設置のサーバ機器や配線接続の不具合があり、校内ネットワークが不安定となる事象が発生していました。担当保守業者に依頼し新たなサーバの設置や校内ネットワークの構築を行いましたが、校内ネットワーク環境が改善されたか不明なため、正常性の確認をしてもらいたいと依頼がありました。
 これから校内ネットワークを再構築する予定がある、または、再構築したが問題が改善されているか判断できない場合などは、情報化コーディネータの支援をご検討ください。

学校内のインターネット接続が遅いため、調査をお願いしたいです。

 学校内に非常に古いルータ機器が存在していました。ルータ機器の性能を確認した結果、通信規格「10Base-T」にしか対応していない機器でした。通信規格の「10Base-T」とは通信速度10Mbps、最大伝送距離100mであり、複数台のパソコンでインターネット接続する今の環境にはあまり適切とはいえません。学校内にインターネット環境が構築された当時から存在している可能性が高いと考えられます。
 ネットワーク環境の一部に古い規格の通信機器が混在するとボトルネックと言われる現象が発生し、速度が制限される場合があります。新しい環境を構築する時は、全体的な見直しも必要です。