食育

2016年3月の記事一覧

2月29日の給食

<今日の献立>
麦ごはん・ぶりおろし煮・三色和え・さつま汁・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 食品の選択
  ブリのおろし煮は、今が旬のブリを大根おろしで煮た料理です。ブリは成長すると名前が変わる成長魚で、10㎝位の物をワカナゴ、30㎝位の物をハマチ、50㎝位の物をメジロ、80センチ以上の物をブリと呼びます。地域によっては、呼び方が違ったりします。ブリは冬場に脂がのって美味しくなります。ブリの照り焼き、ブリ大根などにして食べましょう。

2月26日の給食

<今日の献立>
マヨネーズパン・チリコンカン・ひじきのサラダ・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 食文化
  チリコンカンとは唐辛子の入ったチリパウダーを使って肉や豆・トマト等を煮込んだアメリカテキサス州の料理です。肉がなかなか手に入らなくなった第2次世界大戦の時、ひき肉にいんげん豆やトマトを入れてボリュームのある汁物仕立てにしたチリコンカンは家庭料理としてアメリカ全土に広がりました。

2月25日の給食

<今日の献立>
チキンライス・野菜のクリームスープ・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 心身の健康
  チキンライスは、家庭でも簡単に作ることが出来る料理です。鶏肉、玉葱、にんじん、きのこ、グリンピース等の具を炒めて、ご飯と一緒にケチャップで味付けします。簡単に作ることの出来る料理を少しずつ覚えましょう。5年生で茹でる料理やみそ汁を、6年生で炒める料理を、中学校では、小学校で学習しなかった生肉生魚の料理を学習しますが、学校だけでなく、お家でも作ってみましょう。大人になって、何も作れないということにならないように、今、お家の人に教えてもらいながら少しずつ作れる料理を増やしていきましょう。

2月24日の給食

<今日の献立>
黒糖パン・八宝菜・じゃがいものバター味噌・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 社会性
 今日のじゃがいもは、北海道産のじゃがいもです。北海道は、じゃがいもの産地で、大量に安いじゃがいもが手に入ります。小学校の給食費は1食215円、中学校は255円、ご飯やパン、牛乳代を差し引くと、おかず代として使えるのは、小学校150円、中学校195円程度です。安心安全で安い食材を使い、栄養バランスのとれた給食を作るのは大変ですが、お家の方が出してくださる給食費を有効に使って、健康によい食事を作ります。皆さんは、給食献立の組み合わせを参考に自分の食生活改善に役立てましょう。

2月23日の給食

<今日の献立>
麦ごはん・旨煮・切り干し大根のごま酢和え・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 食品の選択
  旨煮の旨しという言葉は、「味がよい、甘い」という意味に使われます。「旨煮」は少し甘めの濃い味付けの煮物のことです。旨煮に使われている牛肉には、体を作るたんぱく質と、血液を作るために欠かせない栄養素「鉄」が多く含まれています。

2月22日の給食

<今日の献立>
麦ごはん・鯖のたつた揚げ・もやしの梅和え・味噌汁・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 社会性
  箸の使い方は正しく出来ていますか?入学試験に箸の持ち方を取り入れている高校もあるそうです。はしと菜ばしを使って、ゆでたほうれん草と枝豆を2分間で皿に移します。速さを競うのでなく、家庭での基本的なしつけが出来ているかをみるのが目的だそうです。箸をきちんと使うのは難しいことですが、社会に出るときの最低限のマナーでもあります。箸が正しく持てないと食べ方も汚くなってしまいます。繰り返し練習しましょう。

2月19日の給食

<今日の献立>
食パン・いちごジャム・かぶと白菜のクリーム煮・海藻サラダ・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 食の重要性
  毎月19日は食育の日です。食育とは生きる上での基本で、知育、徳育、体育の基礎となるべきものです。私たちは、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選ぶ力を身に付け、健康な食生活を送れるようになることが大事です。「食育」という言葉は、明治時代のお医者さん石塚左源が使った言葉で、子どもには何より食育が大事と言っています。

2月18日の給食

<今日の献立>
麦ごはん・豚肉と厚揚げの味噌煮・ごまじゃこ和え・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 心身の健康
  ごまじゃこ和えは、ごまとじゃこの入った和え物のことです。じゃことは、ちりめんじゃこ・しらす干しのことで、カルシウム、たんぱく質、鉄分など成長期に必要な栄養素がたくさん含まれています。門川は、魚の加工品の町、ちりめんじゃこもたくさん出回っていますので、様々な料理に使いましょう。

2月17日の給食

<今日の献立>
米粉パン・牛肉とマカロニのトマト煮・白菜とりんごのサラダ・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 食品の選択
  米粉パンは、宮崎県産のお米を粉にして作られています。学校給食では、出来るだけ地域の食材を活用したいと思っています。米粉パンは噛みごたえがあり、もちもちとした食感が特徴で、米粉パン大好きという人も多いようです。牛肉とマカロニのトマト煮は、牛肉とマカロニが入っていますが、実はピーマンも入っています。皆さんの好きな食品とトマト味で、気付かないうちにピーマンが食べられるようになるといいですね。

2月16日の給食

<今日の献立>
麦ごはん・七味焼き・ボイルキャベツ・根菜ごま汁・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 感謝の心
 今日の七味焼きは、とても手間がかかっています。まず、鶏肉は、肉屋さんが40gの大きさに、465枚分切り分けて持ってきてくださいます。学校給食共同調理場では、鶏肉に下味を付け、焼きます。中心温度を測り、焼いた鶏肉を食缶に入れます。クラスによって人数が違うので、間違えないように入れていきます。簡単なことのようですが、一つ一つ大変な作業です。調理場では、他に、ご飯を炊いたり、キャベツを茹でたり、根菜ごま汁を作ったり同時に作業を行います。給食時間に間に合わせるように必死です。残さず食べてもらうことが一番の感謝の表し方です。

2月15日の給食

<今日の献立>
麦ごはん・竹輪の磯辺揚げ・ゆかり和え・あすか汁・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 食文化
  竹輪の磯辺揚げは、1本の竹輪を4つに切り、小麦粉、青のり、卵、水で作った衣を付けて揚げます。また、飛鳥汁は、今から1300年前の飛鳥時代に、宮廷へ献上されていた牛乳を入れて作られた料理です。奈良県あすか地方の郷土料理で、鶏肉を牛乳で煮て食べる鍋物で、昔の飛鳥をしのぶことができます。牛乳は昔から、高級な食材として使われていたのですね。

2月12日の給食

<今日の献立>
減量パン・スパゲティペスカトーレ・豆まめサラダ・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 食品の選択
 ペスカトーレは、漁師という意味で、えびやいかなどの魚介類を使ったスパゲティのことをスパゲティペスカトーレと言います。昔は、スパゲティというと、ミートソースかナポリタンだったのですが、今は様々な種類のスパゲティがあります。中には名前から想像つかない物もあります。ボンゴレは、あさりのことで、あさりの入ったスパゲティをスパゲティボンゴレと言います。ペペロンチーノは唐辛子のことで、唐辛子を使ったスパゲティをペペロンチーノと言います。カルボナーラは炭焼き職人という意味で、黒胡椒が炭の粉に見えることからこの名前がついたようです。

2月10日の給食

<今日の献立>
ミルクパン・炒り豆腐・カレーマリネ・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 食の重要性
  学校給食には目標があります。栄養バランスを知るだけではなく、仲間と協力して給食当番を行ったり、食べ物や生産者、調理員さんへ感謝したり、様々な国の食文化を知ったりできます。ただ、それを意識しないと、おいしいだけで終わってしまいます。一口メモや食育だよりを参考に、自分の食生活を振り返ってみましょう。今日のマリネにはレバーが入っています。生姜醤油で下味をつけ、片栗粉をまぶして揚げ、カレー味のマリネにしました。苦手な食品も食べなければいつまでも苦手で終わってしまいます。様々な食品を知ることも大切です。

2月9日の給食

<今日の献立>
ビビンバ・なめこスープ・果物・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 食品の選択
  きのこは大昔から人間が食べてきたものです。きのこにはたくさんの種類がありますが、私たちが身近に食べているものは、しいたけ・しめじ・まいたけ・えのきだけ・なめこ・エリンギ・きくらげ等です。きのこは胞子が飛んで木や地面に落ち、木の養分を取り込んできのこが出てきます。お腹の調子をよくする食物繊維が多く含まれています。

2月8日の給食

<今日の献立>
麦ごはん・もちいりキムチ鍋・春雨の酢の物・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 社会性
 クラスの人と一緒に食事をするとき、周りの人を思いやり、楽しく食事ができるような食べ方や話題等の食事マナーを考えることが必要です。給食は、栄養補給をするだけではなく、社会性を身につけたり、食文化を学んだりすることも目標にしています。一口メモを参考に、いろいろな知識を身につけましょう。

2月5日の給食

<今日の献立>
黒糖パン・スィートポテトシチュー・ドレッシングサラダ・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 感謝の心
 スィートポテトシチューは、さつまいもを使ったシチューです。さつまいもは煮くずれしやすく、さつまいもによって、煮えやすい物と煮えにくい物があり、どのタイミングで入れるか、毎回考えて入れるのですが、思うようにいかないこともあります。6人の調理員さんで1000人分の給食を作っています。栄養バランスだけでなく、安全や衛生、おいしさ等を考えながら作られた給食です。残さず食べましょう。