日誌

3年生、「デザイン思考で考える富士通SDGsプログラム」オンライン授業に参加!

6月半ばから、総合的な学習の時間を中心に、横断的に国語の授業内容とも連携して、7月12日(火)5・6時間目「デザイン思考で考える富士通SDGsプログラム」オンライン授業に向けての準備を進めてきた3年生「デザイン思考」とは、「対象となる人が『こうだったらいいな』と思うことを考えて課題を立て、アイディアを出し、試して、改善していくことで、新たな価値を生み出していく」という思考法です。

今回、富士通の方々から与えられた課題は次の三つ。

① 校外学習に行けない人が学ぶ(発表:倉内晴琉さん友安航也さん

② まちの災害担当者がまちに住むすべての人のいのちを守る(発表:大山祥さん 小川颯太さん

③ コンビニのオーナーが店を運営する(発表:立川由奈さん 田中美来さん

3年生は、まず個人で意見を考え、4~5人の班でまとめ、三つのグループ毎に全体会議を開いて合意を形成するように話し合いました。案を出し、メリット・デメリットを考え、共通する点は融合させ、発表に向けて実物模型を作ったり、プレゼンテーション画面を作成したりと、一生懸命に取り組みました。そしてやってきたオンライン授業当日。努力のかいあって、どのグループも立派な分かりやすい発表ができていました。苦労の賜です。富士通の講師の方からよかった点・改善点など具体的にアドバイスをいただき、大変勉強になりました。

また、このオンライン授業の特徴は、他の中学校の意見を直に聞くことができる、ということです。今回一緒に授業に参加したのは、北海道と熊本県の中学校でした。自分たちが思いもつかなかった視点でのアイディアはとても参考になりました。最後に、富士通の方から、テクノロジーを活かし共生社会を実現しようと実際に開発されていることなどの紹介があり、「これから一緒に未来をつくっていきましょう」という言葉に、心躍る思いをした生徒も多かったのではないでしょうか。

3年生はこの経験を活かし、北諸・西諸圏域での問題を「デザイン思考」で考え、発信できたらと考えています。

今回、このオンライン授業を受けるに当たり、授業をしてくださった富士通の方々、企画してくださったキャリアリンクの方々にお礼申し上げます。また、教室を貸してくださった本校定時制の職員・生徒の皆様も、本当にありがとうございました。