日誌

日常の風景(1・2年国語の掲示物)

 5月31日(月)。新年度が始まり、早くも2ヶ月が過ぎました。
 教科の授業も進み、その作品が掲示される機会も増えてきました。
 下の写真のうち、左は1年生 国語の「部首の成り立ちを知ろう」、右は2年生 国語の「わたしの枕草子」というテーマで作成された作品です。

 

 「部首の成り立ちを知ろう」は部首ともとの形を比較して、その由来を説明したり、部首を使った漢字とその説明が書かれてあったりしていました。
 掲示物を見て「なるほど・・・」と感心させられました。
 「わたしの枕草子」では、随筆枕草子に習って、生徒がそれぞれの季節でイメージする言葉とその理由をイラスト付きで紹介していました。清少納言は「春は『あけぼの』」ですが、生徒はどのようなイメージを持っているのでしょうか?
 いくつか紹介すると・・・

春は開花」・・・寒さで眠っていた草木の目覚めにつられて、動物たちも目覚めるイメージ
春はトタトタ」・・・新入生が2年生に連れられて校内を歩く足音のイメージ
春は華やかに」・・・花々の華やかな香りが庭を包む、1年で待ち遠しい季節

 見ている方も、清々しい気持ちになる素晴らしいコメントでした。
 これ以外にも素晴らしい作品が多く、生徒の感性のしなやかさに感心したところでした。