学校の様子

2025年9月の記事一覧

水辺の学習

4年生の総合的な学習の時間に、SDGsをテーマとした「水辺の学習」を行いました。今回は、保健所から講師の方をお招きし、私たちの身近な水辺の環境について学びました。

子どもたちは、水の中の生き物を調べたり、パックテストなどをしたりして水質を調べました。

この学習を通して、自分たちの住む地域の水をきれいに保つことが、そこで暮らす生き物たち、ひいては地球全体の環境を守ることにつながるという大切なことを学びました。

今回の学びを活かし、これからも子どもたちと身近な環境保護について考えていきたいと思います。ご協力いただいた保健所の皆様、ありがとうございました。

子どもが主役の授業(研究授業3年生)

研究授業がありました。3年生の算数科「何倍でしょう」。

今回もお隣の小松原中学校から校長先生をはじめ先生方が参観してくださいました。

今回は、題意の把握を一斉に行い、自立解決から自由進度学習の形式で行われました。

「聞く」時間は全体の1割ほど。今までの授業のようにぼんやりしたり手遊びしたりという姿はみられません。不安な子どもたちは先生のまわりに集まります。タブレットや教科書を見ながら解決の糸口を探っていました。

 

ミシンボランティア

5年生の家庭科で、ミシンを使った裁縫の授業が始まりました。子どもたちは、ランチョンマット作りを通して、ミシンの使い方や縫い方を学びます。

初めてミシンに触れる子どもたちに、地域のミシンボランティアの方々が寄り添い、優しく丁寧に教えてくださいました。

「上手だね!」といった励ましの言葉に、子どもたちは安心してミシンと向き合い、真剣な表情で縫い進めていました。

裁縫の技術だけでなく、地域の方々との温かい交流を育む貴重な時間となりました。

ご協力いただいた地域の皆様に、心より感謝申し上げます。

子どもが主役の授業(研究授業)

本校の6年生算数科「立体の体積」の授業で、研究授業を行い中学校の先生方にも多数ご参加いただきました。

授業では、子どもたちが与えられた課題に対し、意欲的に取り組む姿が見られました。

 自グループだけでは解決が難しいと感じた子どもたちは、席を立って他のグループに積極的に助言を求めに行ったり、逆に「どうやったの?」と声をかけられたりしながら、互いの考えを共有し、理解を深めていきました。

友達との対話を通して、一人では解けなかった問題も、協力して解決していくことができました。本授業を通して、子どもたちが、対話を通じて解決する楽しさと、他者と協働する大切さを感じてくれたことと思います。

まだまだ挑戦の途中です。先生たちも対話と協働を大切にしながらよりよい授業づくりを行っていきます。

中学校体験授業

6年生が隣の小松原中学校へ体験授業に行ってきました。

ちょっぴり緊張しながらすぐお隣の中学校へ。

今回は、理科と英語の授業を体験させていただきました。

先生方も笑顔で迎えてくださいました。

 最初は不安そうだった子どもたちも、帰りには笑顔で目を輝かせていました。今回の体験が、夢や目標を広げるきっかけになったら嬉しいです。

結団式

いよいよ運動会に向けて、結団式が行われました。

団長の「勇気」「本気」「元気」あふれる力強い挨拶で、会場は一気に熱気に包まれました。

そして、運命のくじ引きで、それぞれの団の色が決定!

その後は、副団長やリーダーたちが、各団を代表して挨拶し、

団の結束を固め、運動会を成功させようという熱い決意が伝わってきました。

体育館は、子どもたちのやる気に満ちた、活気ある声でいっぱいになりました。

運動会本番が今からとても楽しみです!

茶道クラブ

本校のクラブ活動では、外部から専門の講師をお招きし、茶道をご指導いただいております。

現代の家庭では、正座をする機会や畳の間が少なくなっていますが、だからこそ、この茶道の時間は子どもたちにとって大変貴重な体験です。

日本の伝統文化に触れ、季節の移ろいを感じるしつらえの中で、おもてなしの心や礼儀作法を学びます。

お茶を点てる時間を通じて、心を落ち着かせ、集中力を高めることにもつながります。

子どもたちが、日々の生活ではなかなか味わうことのできない静かな時間を過ごし、日本の文化に親しむ、かけがえのない機会となっています。

講師の先生方に感謝申し上げます。

避難訓練(地震)

地震発生を想定した避難訓練を実施しました。

「落ちてこない、倒れてこない、移動してこない」場所に身を寄せるという、地震時の初期行動を学びました。

教室では、机の下に素早くもぐり、机の脚をしっかりとつかむ訓練を行いました。わずかな揺れでも、大人がいなくても落ち着いて身を守る行動ができるようになってほしいです。

子どもたちは皆、真剣な表情で訓練に臨んでいました。災害はいつ起こるかわかりません。いざという時に自分の命を守る行動がとれるよう、今後も継続して指導していきます。

子どもが主役の授業(5年生の挑戦②)

 

今年度、本校では「個別最適な学びと協同的な学びの一体化」を目指した授業改善に取り組んでおり、5年生の算数科では「自由進度学習」に挑戦しています。

回を重ねるごとに、子どもたちは自分の学習スタイルを確立し、学びを深めているようです。

自ら定めたゴールに向けて、自分のペースや方法で解決へと向かう姿は、まさに私たちが目指す「能動的な学び手」の姿です。

この学びは、子どもたちだけの成長ではありません。私たちが始めたこの挑戦は、先生たちにとっても初めての経験です。そこで、子どもたちには「困ったことや、こうしてほしいと思うことがあったら、先生たちに教えてください」と伝え、共に授業を創り上げる姿勢を大切にし、子どもたちからの気づきや提案をもとに、教材や支援方法を日々工夫しているそうです。

子どもたち一人一人が「自立した学び手」として成長していく中で、私たち教師もまた、教育の新たな可能性を模索し、共に歩み続けています。

 

学校運営協議会

今年度2回目の(1回目は小松原中学校との合同開催)が開催されました。

協議会では、授業の様子をご参観いただき、「子どもたちが楽しそうに勉強している姿を見て、こちらも嬉しくなりました」という温かいご感想をいただきました。

また、夏休み中に地域のお祭りや「夏休みこどもサロン」など、様々な場所で子どもたちを温かく見守り、学校ではできない貴重な体験をさせてくださったことについてご報告いただきました。心より感謝申し上げます。

さらに、「学校の負担を減らすために、地域で手伝えることはないか」という前向きなご提案もいただき、多くのアイデアをいただくことができました。

子どもたちが楽しそうに学ぶ姿をさらに広げるために、今後も地域の方々との連携を深めてまいります。ご参加くださった皆様、貴重なご意見をありがとうございました。

 

相棒ランドセル

6年生の図工科。6年間ずっと一緒の大事な相棒「ランドセル」を、自分の好きな場所とともに描くんですね。

タブレットで様々な構図で写真を撮っていました。

あとは涼しい教室で写真を見ながらじっくり描いていきます。

完成が楽しみです。

子どもが主役の授業 (5年生の挑戦①)

 

今年度、本校では「個別最適な学びと協同的な学びの一体化」を目指した授業改善に取り組んでいます。

5年生では「自由進度学習」に挑戦しています。

2学期からは、クラスの垣根を越えた授業が始まりました。黒板に掲げられた「能動的」という言葉は、子どもたちが自ら学びを動かす、自立した学び手になることへの願いが込められています。

初めての授業日、多くの児童が「授業でしっかりコース」を選びました。話を聞いてみると、「自分たちだけでどうすればいいかわからない」という素直な声も聞かれました。

これは、受け身の学習から能動的な学習へと向かう上で、誰もが通る大切な一歩です。これから回を重ねるごとに、子どもたちがどのように変化していくのか、私たちも楽しみに見守っていきたいと思います。

能動的一人でがんばる