日誌

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お祭りの出店屋さんごっこ(本番)

 たんぽぽ学級(知的学級)の前を通っていると、教室から楽しそうな声が。教室をのぞいてみると、「たんぽぽ夏祭り」と銘打って、子どもたちがお店の人とお客さんに分かれてお祭りの出店屋さんごっこをしていました。お祭りでよく目にする「射的」や「ヨーヨーすくい」、「焼きそばやたこ焼き、いか焼きを売っているお店」「くじ引き」など、いろいろな出店が準備されていました。今日を迎えるまで、準備が大変だったことと思います。教室をうまく使って出店の場所を決めて、子どもたちが活動していました。子どもたちは、おもちゃのお金を手に持って、表示されている金額を払ってゲームをしたり、買い物をしたりしていました。お店の人の役になっていた子どもは、きちんとおつりの計算ができていました。子どもたちの活動の様子から、改めて楽しく学びことの大切さを感じました。

折り紙にチャレンジ1年生

 1年生の教室をのぞいてみると、生活科の授業で子どもたちが折り紙を使って、鶴やたこなど、いろいろなものを作っていました。作り方のお手本は紙ではなく、タブレット端末に示されており、子どもたちは自分が作りたいものを選んで、タブレットの画面をじっくり見ながら熱心に作っていました。1人1台端末の普及により、学校の授業は完全にデジタル化が進んでいます。昔のように、もう紙に書いてある作り方を見て作ったり、先生が作り方を説明したものだけを一斉に作ったりするような授業ではありません。折り紙のよさに触れるために、子どもが自分が作りたいものを選んで、タブレット端末の画面に作り方を表示して、子どもたちの作りたいという欲求を満たすようになっています。実際、「次はどれを作ろうかなぁ。」とつぶやいている子どもが数名いました。先生は、子どもたちの進捗状況を観ながら、うまく作れない子どもの支援をしていました。1年生であっても、子どもに任せるところは思い切って任せる。改めて、その大切さを感じたところでした。

卒業生3名による訪問取材

 昨年度の卒業生のうち、3名が県立都城泉ヶ丘高等学校附属中学校に進学しました。今日は、その3名が中学校1年国語科の授業「小学校新聞づくり」のために、訪問取材に来ました。まだ卒業して4か月も経っていませんが、質問に対する受け答えがていねいで、とても成長を感じたところでした。事前に今回の取材内容として知らされていたのは、3つです。1つ目は5月に開催された運動会について、2つ目は運動場に植えられている井ノ上桜について、3つ目は卒業後に変化したことでした。それぞれの取材内容について、可能な限り、情報提供を行ったところですが、新聞づくりに役立つものになっていればと思っているところです。今回の訪問取材による情報提供を受けて、これから3名が協力してどのような新聞を創り上げていくのか楽しみです。完成したら、ぜひ「上長飯小学校新聞」を見せてほしいものです。

 

個別面談を実施しています!

 本校では、先週木曜日から個別面談を実施しています。本年度は、5月の運動会に向けて練習時間を確保するために、4月に家庭訪問を計画することができませんでした。また、妻ヶ丘中学校が通知表の配付を年2回にするとの動きにあわせて、本校も通知表の配付を年2回に変更したところです。これらのことから、この時期に個別面談を実施することにより、担任と保護者との顔合わせとともに、昨年度まで通知表で伝えてきた1学期のお子さんの学習面や生活行動面の様子等について対面で、直接、伝えさせていただいているところです。また、保護者の皆様からは、お子さんの家庭での様子や担任等への要望等についても話していただいています。15分という限られた時間ですが、お子さんのよりよい成長を願う保護者の皆様と担任による有意義な面談になることを願っています。最後に保護者の皆様へのお願いになりますが、今週いっぱい、子どもたちが早く下校しますので、ご家庭でも放課後の過ごし方等について、お子さんに話をしていただけると幸いです。よろしくお願いします。

お祭りの出店屋さんごっこ計画中!

 たこ焼き、焼きそば、いか焼き。よく祭りの出店で見かけるメニューです。知的学級の廊下に、色紙や毛糸等を使って作られたたこ焼きや焼きそば、いか焼きが並べられていました。本当に上手にできています。知的学級の子どもたちの学習として、生活単元学習というものがあります。知的障がいのある子どもが、生活に必要な知識やスキルを、教科の枠にとらわれず、実際の生活場面と関連付けながら総合的に学ぶ学習のことです。今回、本校の知的学級では、人とのかかわりや言葉の大切さ,金銭の大切さを意識し,人と自らかかわろうとする意欲を高めるとともに、成長していく自分を意識できるようにしたいという考えから、「お祭りの出店屋さんごっこ」をするようです。きっと楽しい活動が展開されていくことでしょう。昨日、蜂のことについて紹介しましたが、今朝、蜂は飛び立っていました。

 

蜂の大移動!

 先日、子どもから「木の枝の所に蜂がたくさんいます。」との報告がありました。画像を見て分かるように、ミツバチの大群が球のようなかたまりをつくっています。調べてみると、女王バチが木の枝などにおちつくと、そのまわりを働きバチが取り囲み、球のようなかたまりをつくるそうです。そして、その中から何匹かの働きバチが飛び立ち、新しい引っ越し先を探しに行くとのことでした。今、本校の池のところの木陰で、ミツバチが引っ越しの準備をしています。子どもたちが近づかないようにしていますが、誰一人石を投げるなど、ミツバチを刺激する子どもはいません。温かく見守ってくれています。ミツバチは、長くても1週間くらいで次の引っ越し先に移動するそうなので、この様子が見られるのも残りわずかです。今日で3日目。いつミツバチは、飛び立っていくのでしょうか。

私たちの登校を見守ってくださっている方々

 過日、見守り隊の方々と民生児童委員の方々を招いて、対面式を兼ねた子どもたちによる感謝集会を行ったところです。集会では、6年生代表児童による作文発表、全校児童による歌や4年生からのお手紙のプレゼントをとおして、子どもたちの感謝の気持ちを伝えたところでした。それからしばらく経っていますが、1年生の学年掲示板に校区内の地図と見守り隊の方々の写真と名前が掲示してありました。対面式の中でお一人お一人に自己紹介をしていただきましたが、1年生は顔と名前を覚えるまでには至っていなかったものと思われます。そこで、1年生の先生方が自分の通学路に立っている見守り隊の方の名前を覚えてほしいという願いから、校区内の地図と立っている場所、そして顔写真と名前を掲示したのだと考えます。子どもたちには、顔と名前を覚えて、感謝の気持ちを込めて、明るい挨拶をしてほしいと思います。学年主任の話によると、今、1年生が育てている朝顔の種を見守り隊の方々にプレゼントする予定だそうです。

七夕飾り

 今日は7月7日。七夕です。七夕は、織姫と彦星が年に一度だけ会える7月7日の夜のことで、短冊に願い事を書いて笹竹に飾り付ける行事です。本校でも7月7日にあわせて、1年生の各教室の前には、笹竹が立てかけられていて、1年生が願い事を書いた短冊が飾り付けられていました。短冊には、「保育園の先生になりたい。」「足が速くなりますように。」「字が上手になりますように。」など、子どもたち一人一人の願い事が書いてありました。足を止めて短冊に書いてある願い事を読みながら、子どもたちには書いた願い事が叶うように、少しでも努力してほしいと思ったところでした。週間天気予報によると、今週水曜日くらいまでは都城市の天気がよいので、親子で空を見上げて、星を眺めてみるのもよいかもしれません。お子さんと一緒にいかがですか。

多数の参観、ありがとうございました!

 今日は1学期最後の参観日でした。朝から暑かったですが、多数の保護者の皆様に参観いただき、ありがとうございました。本年度は、5月に運動会を実施したこともあって、保護者の皆様が子どもたちの学習の様子を見るのは、4月以来でした。学級の雰囲気、そしてお子さんの学習に取り組む様子は、いかがだったでしょうか。今回の参観日では、来週10日(木)から全家庭を対象に個別面談を実施することから、学級懇談は行いませんでした。もし、お子さんのことで伝えたいことや、学級担任や学校への要望等がありましたら、その面談の際にお伝えいただければ幸いです。早いもので、今日を含めて子どもたちが学校に登校してくるのは、12日になりました。

グーグル・オープンデーに向けて

 まだ先の話ですが、本校は、12月12日(金)にグーグル・オープンデーを実施します。簡単に言えば、授業公開です。グーグル・オープンデーの目的は、主にグーグル・アプリを使ったタブレット端末の活用事例を広げることです。このような目的を踏まえて、今回、本校に課せられた命題は、学びの可視化・他者参照(友だちの考えを参考にしながら、自分の考えをより良くすること)を取り入れた授業や、クラスルーム・チャット等を活用したコミュニケーション(自分の考えを表現する・コミュニケーションの質を高めること)の場面を位置付けた授業を公開することです。12月のグーグル・オープンデーで所期の目的が達成されるように、昨日、都城市教育委員会の支援のもと、グーグル・エデュケーションの小西氏を講師としたオンライン研修会を実施したところです。本研修会をとおして、本校職員は公開で求められている授業がイメージでき、そのために必要なスキルを学ぶことができました。2学期以降の授業実践において、すべての先生がスキルアップを図り、授業公開に参加された先生方が「上長飯小に来てよかった。多くの学びがあった。」と思える授業が提供できればと思っています。