日誌

2024年7月の記事一覧

夏休みの職員作業!!

 上長飯小学校の廊下歩行の合言葉は、「右一静歩!」です。右側を一列で静かに歩く!という意味ですが、この合言葉を高学年の児童がしっかりと行うことで中学年・低学年もまねして落ち着いた学校生活環境が整います。

 その「右一静歩!」ができるように、夏休みの職員作業で先生方総出で、廊下や階段等に黄色のペンキでラインをラインをかきました。暑い中での作業でしたので先生方は、汗だくになって作業していました。

スクール・カウンセラーによる職員研修

 スクール・カウンセラーの先生が来校され「セルフケアができる子どもに」と題して職員研修を行いました。先生のお話を伺って、悩みなどを抱える児童には、しっかりと話を聞き、児童理解を深め、寄り添うことが大切であることがわかりました。また、登校しぶりや不登校児童などは、学校に来ることだけがゴールではなく、時には、休養も必要な時もあることやオンライン授業等でつながりながら少しずつ社会性を身に付けられるようにしていくことも大事であるというお話もありました。

 スクール・カウンセラーの先生は、2学期も2週間に1回本校に来校されます。専門的な立場で様々な手法で悩める児童や保護者の相談に乗ってくださいます。ご相談の際は、生徒指導主事の島元先生か教頭までご連絡をください。

 

1学期の終業式~明日から夏休み~

 今日は県内に熱中症警戒アラートが出されていたこともあって、オンラインによる1学期の終業式になりました。この暑さが続けば、8月1日の登校日や2学期の始業式もオンラインになるものと思われます。

 1学期の終業式において、3年生と5年生の代表児童が1学期を振り返って感想を発表してくれました。3年生の女子児童は、2つのことを発表しました。1つは、プールで顔を水につけることができなかったけど、先生が手を持ってくれたことで顔を水につけられるようになったという自分の頑張りについてでした。もう一つは、学級内でプラスの言葉、例えば、「先生、大丈夫ですか。何か手伝うことはありませんか。」などの温かい言葉が飛び交うようになった友だちの成長のことでした。5年生の女子児童は、大きく3つのことを発表しました。1つ目は、自分から友だちに話しかけることと、相手の立場に立って考えるように心がけてきたこと。2つ目は、剣道を始めて礼儀の大切さを知って、元気の良いあいさつと返事を実行したこと。そして、3つ目は何でも積極的に取り組むこと。具体的には、自分から進んで発表したり、黒板の前に行って説明をしたり、友だちに教えたりしたことでした。このように、5年生の女子児童は、何でも挑戦し、自分ときちんと向き合って成長したことを伝えてくれました。

 校長の話は、本校児童が「笑顔で今日も学校に来てよかった」と思えたかどうかを確認し、夏休み期間、楽しい思い出づくりとともに、学校のきまりを守って自分の命は自分で守ってほしいということを伝えました。その後、生徒指導主事から子どもたちに夏休みの過ごし方について話があり、多読賞の表彰を行いました。

 いよいよ明日から夏休み。楽しい思い出をたくさん作って、有意義な夏休みになることを願っています。

我が意を得たり「褒めて伸ばす教育!」

 早いもので、来週22日(月)で1学期が終わります。上長飯小では、子どもたちが笑顔で「今日も学校に来てよかった!」と思える学校づくりを目指してきましたが、どれくらいの子どもがそのように思ってくれたでしょうか。気になります。月曜日の終業式の話の中で、子どもたちに聞いてみたいと思います。

 子どもたちが笑顔で「今日も学校に来てよかった!」と思える学校にするために、全職員で取り組んできたことが「褒めて伸ばす教育」です。指導しっぱなしでは、子どもたちはなかなかよくなりません。大切なことは、できている時あるいはできた時に褒めること、そして何らかの形で子どもたちに伝えることです。

 校内を回っていると、次のようなメッセージがありました。

 

 これが、まさに「褒めて伸ばす教育」です。これらのメッセージを見た子どもたちは、嬉しいでしょうし、これからも高学年としての自覚をもって頑張ってくれるのではないかと思います。2学期も全職員で一枚岩になって、褒めて伸ばす教育に取り組むことにより、子どもたちが笑顔で「今日も学校に来てよかった!」と思える学校づくりを目指していきます。

先生もバージョンアップしないと・・・

 時計を見ると、午後3時55分。

 1年生の先生が足早にタブレット端末を持って第1音楽室に向かっていました。今日は、本校の指導教諭が主催する自主研修会(※会の名称は蛇足クラブZ)の日です。今回の自主研修会の内容が気になったので、一緒についていくと、タブレット端末に入っている「Figjam(フィグジャム)」というソフトを使って、何ができるかを部分的にやってみるというものでした。自主研修会なので、先生方はあまり参加していないだろうと思っていたら、何と、ほとんどの先生が参加しているではないですか。正直びっくりしました。

 今、本校では、子どもが主役の授業づくり(わさびの授業)に学校を挙げて取り組んでいます。そのような授業をサポートする上で有効だったこれまで使っていたソフトが、しばらくすると使えなくなります。そこで、指導教諭がそれに代わるソフト「Figjam(フィグジャム)」の研修会を開いたわけです。講師は、本校の情報教育担当でした。

 当然、授業で使う前に、先生が自ら体験し、このソフトで何ができるのか、どのような授業場面で使うと有効なのかを学んでおく必要があります。今回の自主研修会のねらいは、ここにあったわけです。多くの先生方が自分のスキルをバージョンアップしていかないといけないという思いや使命感から、進んで今回の自主研修会に参加したのだと思います。研修中、職員同士で分からないことを教え合う場面が観られ、とても嬉しく、ありがたく思いました。