2024年6月の記事一覧
by校「自分の言葉でまとめること」017
5年生。
社会科学習。
「めあてに向かって」子どもたちは、学習を進めます。
米は、どこで、盛んに作られているのだろう。
子どもたちは、地図帳、クロームブック、資料集をもとに、お勉強を進めました。
そろそろ、先生がまとめを書かれるかな・・・と思って見ていると。
じゃ、今から、
今日の学習について、
「自分の言葉でまとめよう」
この言葉は、なかなか、難しい問いかけです。
多くの学級では、
「先生がまとめるから、ノートに写しなさい」
と指示が出されます。
でも、この学級は、「自分でまとめなさい」と。
子供達に、主体的な学びを求めたのです。
・・・大丈夫かな・・・子供たち・・・まとめ、書けるかな・・・(^^;;
驚きました。٩( ᐛ )و
子どもたち、スラスラと、自分の言葉でまとめを書き始めるのです。
全員、言葉は違います。
でも、みんな、キーワードは同じ。
東北、寒いところ、北海道・・・。などなど。
鍛えられてますね。5年生。
誰一人、えんぴつが動かない子供がいない。
そして、誰一人、写真を嫌がる子供がいない。
みんな、字もノートも、とても丁寧です。
みんな、授業をきちんと理解しているんだね。
えらいね。みんな、自信に満ちてるよ。
先生がおっしゃいました。
「近所の人とまとめを見せ合って」
シーンとしていたクラスが、一気に、協働学習モードに変わります。
「東北だよね。寒いところだよね。」
方向性は同じでも、
少しずつ違う言葉が、
お友達の意見を聞いて、
さらに、一つにまとまって行こう
としています。
学級は、このように、お友達と学び合う場、協働学習の場があるからこそ、面白いのです。楽しいのです。役に立つのです。
さあ、コーディネーター役に徹する先生が、指示を出します。
「みんなのまとめを発表してください。」
たくさんの手が上がり。
指名された子供さんは、大きな声で。
「発表します!」みんなは、それに応えて「はい!」
そして、発表者に、注目!
友達を大切に思う、素敵なムードが学級を支配します。
みんなは、発表を、拍手で称えます。
他の意見はありませんか?
「はい!」
さあ、次の子供さんが主役になります。
みんな、頷きながら、意見を聞きます。
発表者も嬉しそう。
そして、やっと、先生が動いた!
先生のまとめをみんなで注目。
自分の言葉で、まとめて。
お友達の言葉で、高めあう。
こんなふうに、みんなで、練り上げていくお勉強って。
楽しくって、ためになる、ものでしょうね!
5年生、素敵な授業風景をありがとう\(^o^)/
※文部科学省は、このような、「主体的、対話的で、深い学び」の実現を求めているのです。
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