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2024年6月の記事一覧

by校「右よし!左よし!」018

6年の廊下に掲示された、ある掲示物。

これは、祝吉小が独自に進める運動

「ハンドアップマイスター制度」のカードです。

ハンドアップマイスター制度は、高鍋警察署が、高鍋管内で進めておられる運動で。

その新聞記事を読んだ、

生徒指導主事の先生が、祝吉小独自で、昨年度12月に始めました。

ハンドアップ=手上げ横断

マイスター=名人

ハンドアップマイスターになるには、6年生が行う検定試験を合格しなくてはいけません。

合格すると、通しナンバーがついた、合格証がもらえるのです。

7月1日現在、もう、合格者は、400名を遥かに超えています。

合格証をもらった子どもたちは、こんなに喜ぶのです。

 

えへへ。校長先生。ハンドアップマイスター合格しました!

「おめでとう!かっこいいぞ!」

光り輝くハンドアップマイスター合格証。

これで私も、立派な、祝吉っ子よ!

嬉しいなあ。毎日、ハンドアップするぞ!

みんな、ハンドアップマイスターカードが光ってるね。

はい、校長先生、頑張ります!

頑張ってね、2年生!さようなら!

 

さて。校長の祝吉っ子の正門でのお見送り。

「さようなら!気をつけてね!」

さようなら、校長先生!

手をあげて横断歩道を渡るんだよ!

みんな、強く「はい!」と答えて帰っていきます。

輝くハンドアップマイスターカード

お。かっこいいね、ハンドアップマイスター。

ありがとうございます!

みんな、みんな、カードが誇らしげです。

自分のナンバーをみんな、覚えています。

「僕、364ですよ!」

祝吉っ子が

胸を張って、

推進する、

ハンドアップマイスター運動。

すでに、祝吉っ子の「誇り」になりつつあります。

ですから。

彼らは。

大きな声で。

自信をもって。

唱えます。

右よし!

左よし!

左よし!

祝吉地区にお住まいの方は。

遠くで響く。

こんな声を耳になさることでしょう。

右よし!左よし!

そんな子どもたちとすれ違ったら。

ぜひ、一言、お声かけをお願いします。

感心ね。

素晴らしいね。

ハンドアップマイスターさん。

さすが、「手上げ名人=マイスター」さんね。

すると、きっと、彼らは、目を輝かせて。

ありがとうございます!

頑張ります!

そう、胸を張って。

答えることでしょう。

 

祝吉小学校、ハンドアップマイスター運動。

いよいよ、

都城警察署の方をお迎えして。

7月4日。早朝。

声高らかに、

「ハンドアップマイスター宣言」式典

が行われます。

 

by 校長

by校「自分の言葉でまとめること」017

5年生。

社会科学習。

めあてに向かって」子どもたちは、学習を進めます。

米は、どこで、盛んに作られているのだろう。

子どもたちは、地図帳、クロームブック、資料集をもとに、お勉強を進めました。

そろそろ、先生がまとめを書かれるかな・・・と思って見ていると。

じゃ、今から、

今日の学習について、

「自分の言葉でまとめよう」

この言葉は、なかなか、難しい問いかけです。

多くの学級では、

「先生がまとめるから、ノートに写しなさい」

と指示が出されます。

 

でも、この学級は、「自分でまとめなさい」と。

子供達に、主体的な学びを求めたのです。

・・・大丈夫かな・・・子供たち・・・まとめ、書けるかな・・・(^^;;

驚きました。٩( ᐛ )و

子どもたち、スラスラと、自分の言葉でまとめを書き始めるのです。

全員、言葉は違います。

でも、みんな、キーワードは同じ。

東北、寒いところ、北海道・・・。などなど。

鍛えられてますね。5年生。

誰一人、えんぴつが動かない子供がいない。

そして、誰一人、写真を嫌がる子供がいない。

みんな、字もノートも、とても丁寧です。

みんな、授業をきちんと理解しているんだね。

えらいね。みんな、自信に満ちてるよ。

先生がおっしゃいました。

「近所の人とまとめを見せ合って」

シーンとしていたクラスが、一気に、協働学習モードに変わります。

「東北だよね。寒いところだよね。」

方向性は同じでも、

少しずつ違う言葉が、

お友達の意見を聞いて、

さらに、一つにまとまって行こう

としています。

学級は、このように、お友達と学び合う場、協働学習の場があるからこそ、面白いのです。楽しいのです。役に立つのです。

さあ、コーディネーター役に徹する先生が、指示を出します。

「みんなのまとめを発表してください。」

たくさんの手が上がり。

指名された子供さんは、大きな声で。

「発表します!」みんなは、それに応えて「はい!」

そして、発表者に、注目!

友達を大切に思う、素敵なムードが学級を支配します。

みんなは、発表を、拍手で称えます。

他の意見はありませんか?

「はい!」

さあ、次の子供さんが主役になります。

みんな、頷きながら、意見を聞きます。

発表者も嬉しそう。

そして、やっと、先生が動いた!

先生のまとめをみんなで注目。

自分の言葉で、まとめて。

お友達の言葉で、高めあう。

こんなふうに、みんなで、練り上げていくお勉強って。

楽しくって、ためになる、ものでしょうね!

 

5年生、素敵な授業風景をありがとう\(^o^)/

※文部科学省は、このような、「主体的、対話的で、深い学び」の実現を求めているのです。

 

by 校長

 

by校「たとえプールがダメでも」016

2年生

大雨で、楽しみにしていた、プールが使えません。

でも、先生方は、いろんな工夫をして、子どもたちを楽しませます。

みんなでビデオに集中!

体育が上手になるビデオでした。

みんな、姿勢良く、集中しています。

 

このクラスも、静かに体育の上達ビデオ視聴中。

みんな、お利口さんです。

ビデオ視聴が終わった学級では、室内体育が始まりました。

2人組になって!

先生に注目!「面白そう!」

さあ、やってみよう!

きついよ!頑張れ!

そのお隣の学級では、歓声が上がっていました。

「じゃんけん、ポン!」

きゃー、勝った!負けた!

負けたら、乗っている新聞紙半分ね!

きゃー!倒れる!!!

さあ、勝負です!

じゃんけん、ポン!

きゃー!うわぁー!

みんな、新聞紙が小さくなりました。

ジャンケン ポン!

もうだめ!

いつまでも、歓声が、響いていました。

先生

プールなくなっても

みんな楽しかったよ!

 

by 校長

 

by校「雨の日の魔法のリズム」015

雨の日

児童玄関から聞こえてくる、不思議な音楽あり。

何してますか?

校長先生、担任先生から教えてもらったのです。

傘トントン」です。

こうすると、お水が落ちて、傘立てにお水がたまらないのです。

そして。

クルクルって、傘を巻いて。

自分のお部屋に、傘を立てるのです。

なるほど、だから、人数が多くても、祝吉っ子の傘立ては綺麗なんだね。

こちらでも、傘トントン

こちらでも、傘トントン

みんなで、傘トントン

そして、傘クルクル

みんなで、傘クルクル

トントン・クルクル。クルクル・トントン。

雨の日の祝吉小に響く、とても素敵な、

傘立てが綺麗になる、

魔法のリズムなのです。

by  校長

 

 

by校「とても珍しい普通の風景」014

登校すると。

多くのボランティアの中で、一際目立つ人たちがいます。

生活委員会の挨拶運動です。

早朝から、タスキをかけて。

登校した子どもたちを「おはようございます!」と元気づけます。

登校が少なくなり、校長が、「もう終わっていいよ」と言っても。

ほぼ最後の一人まで、見守ってくれます。

だって、遠くから歩いて来てくれているから。

元気の良い声で、頑張ったね、と、お出迎えしたいんです。

 

校長が好きなのは。

その後。

一仕事終えて。

タスキを外して。

誰ともなく、友達が集め始めて。

6年生が、自然に、5年生のタスキを貰い受け。

5年生は、自然に「よろしくお願いします。」とタスキを預け。

6年生が、全員分を持って。

教室に向かいます。

 

友達のために、

自分が動いて、

手を差し伸べる。

 

そんなことを、普通に思う祝吉っ子。

 

校長の目から見ると、

それは、とても珍しい風景であり、

だから、とても素敵な子供達だと思うのです。

 

by 校長