西岳小学校の様子

親子で救急法講習会

 6月25日(日)の日曜参観日に、親子で救急法を学びました。講師は、都城南消防署員の方が2名ボランティアで来てくださいました。

 意識のない要救助者の発見から、通報、胸骨圧迫法、AEDの使用方法まで、子どもたちにもとても分かりやすく説明されました。その後、グループに分かれて胸骨圧迫法を中心に実技を行いました。救急法が初めての児童も多く難しそうにしていましたが、緊急の場合に必要な措置がそれぞれの発達段階で理解できたようでした。また、新しい情報や地震対策等についても、その備えの重要性を教えていただきました。

 親子で学べるとてもよい機会でしたので、家庭でも命の大切さや救急時の対応について、話をする機会のきっかけになったことと思います。

土砂災害防止教室

 都城土木事務所の方が来られて、「土砂災害防止教室」が行われました。

 まずは、土砂災害の種類「土石流」「がけくずれ」「地滑り」は、どんなものか、実際の映像を交えて説明されました。かなり大規模な災害の現場映像でしたので、それぞれの恐ろしさが伝わってくるものでした。そして、土砂災害から身を守るためには、身近な危険箇所を知っておく、避難する場所を確認しておくなど日頃の備えが大切であることを丁寧に教えてくださいました。その後、模型を実際に扱いながら、土砂災害のメカニズムや防災の仕組みを学ぶことができました。

 宮崎県は、全国で第3番に土砂災害が起きやすい県とのこです。よい学習ができたので、忘れないようにいざというときに、備えていきたいです。

 

目の

 

プール開き(吉之元小にて)

 水泳学習の1日目でした。5月の学校便りでお知らせしましたように、西岳小のプールが本年度使用できないことになり、吉之元小のプールをお借りすることになりました。(吉之元小の皆さんには本当に感謝です!)

 曇り空の朝で心配しましたが、時折陽ざしも差す中でプールでの授業を行うことができました。1~3年生は、浅いところ使って、顔付けや電車ごっこ、石拾いなどを行いました。久しぶりの冷たい水で、なかなか入るのも難しかったのですが、だんだんと水温にも慣れ、水の感触を楽しんでいました。高学年は、水慣れのあと泳ぎ方も思い出しながら自由形を披露していました。

 今日は、少し寒い時間帯もあり、長く入れなかった子もいましたが、今後は気温も水温も上がってきますので、それぞれ個人の目標をもって取り組んでほしいと思います。

 

 

みんなで楽しい児童集会

 5・6年生の企画・準備・運営による児童集会がありました。「先生方の名前分かってるかなクイズ」「ころがしドッジボール」「こおりおに」「だるまさんがころんだ」をしました。全校児童が、汗びっしょりかきながら、まるで兄弟のように楽しく自然に遊べる西岳っ子です。

終わりの会では、1年生も「ころがしドッジボールが楽しかったです。」のように上手に感想が言えるようになってきました。みんな確実に成長しています。「笑顔いっぱい」の児童集会でした。

田植えの体験

 6月7日(水)全校児童で田植えを行いました。学校から徒歩15分ほどのところにある田んぼを毎年お借りして、田植えや稲刈りを体験しています。

 始めの会では、校長先生から、西岳のお米はとてもおいしいこと。お米ができるまでには八十八のお仕事があることからも、作ってくださる方に感謝することを忘れないようにとの話がありました。そして、準備からこれからのお世話からしていただく、地域の穐永さんから苗を植えるときの注意をしていただきました。「苗は4~5本づつ植えること」「バックしながら植えていくこと」「足跡をならしながら植えていくこと」など大切な話をしていただきました。

 そして、いざ田んぼの中へ。初めて田んぼに入る子もいて、「足が土からぬけなくなった。」「にゅるにゅるして気持ちわるい。」となかなか足が進まない子もいました。でも、高学年のお兄さんの「ぼくが、1年生見ます。」という頼もしいサポートのもとにどんどん上達し、一人4~5カ所もすいすい植えられるようになりました。

 秋には、稲刈りが待っています。おいしいおにぎりが食べられるよう、すくすく育ってほしいです。たくさんお世話になる穐永さん、田んぼを貸していただいている川畑さん。本当にありがとうございます。

 

 

国際交流員の先生との交流

 6月6日、国際交流員3名の先生が西岳小を訪問してくださいました。オーストラリア・モンゴル・中国の先生方です。各学級での交流では、お国の遊びを紹介していただき、その遊びを通して触れ合うことができました。また、昼休みは体育館で、バスケットボールやフラフープ、けん玉などで一緒に活動しました。

 荒天のため、午後の田植えは延期となりましたが、他国の方々と触れ合う良い機会が得られています。秋の稲刈りの約束をしてこの日はお別れでした。

長遊園での芋苗植え

 学校から徒歩(坂道)10分ほどの特別養護老人ホーム「長遊園」で、芋の苗植えを行いました。

 入所されている方、約20人も畑まで出てくださり、子どもたちの活動を見守り・応援してくださいました。施設から畑までの行き帰り道は、子どもたちがお年寄りの車いすを押してあげることができ、3週間前の福祉学習「車いす体験」を活かすことができました。

 芋を植えた後は、子どもたちからお年寄りに西岳小校歌を歌うプレゼントもでき、皆さん手をたたいて喜んでくださいました。子どもたちの感想では、「芋植えが楽しかった。」「車いすを押すことができてよかった。」などの発言があり、今後も交流活動により皆さんを元気づけられればと思いました。

第1回「NN(西岳・夏尾合同)学習」

 今年度1回目のNN学習を、5月28日(金)に実施しました。NN学習とは、西岳小・吉之元小・夏尾小の合同学習のことで、今回は 都城市内の社会科見学でした。

 西岳小に集合した約50名の児童が、3台のバスに分かれて「都城市歴史資料館」と「都城市立図書館」を見学しました。初めて会う他校の子どもたちとのバス移動と見学でしたので緊張気味の場面もありましたが、見学先では興味津々に説明を聞いたりメモをとったりする姿が印象的でした。

 高学年の児童は、顔を一緒に学習した経験のある子どもたちでしたので、打ち解けて話をする場面も見られました。これから回を重ねるごとに、交流が深まっていくことと思います。

花ボランティアのみなさんと

 5月22日(月)、西岳地区のボランティアの皆さんに来ていただき、玄関前の花壇に花を植えていただきました。

1・2年生も参加し、皆さんの手ほどきをいただきながら、初めてだった1年生も上手に植えることが出来ました。

これから、地域の皆さんとの交流活動を通して、この地域のよさを感じていくことができると思います。学校からもできることを発信しつつ、地域に、少しでも恩返しができればと思います。ボランティアの皆さんありがとうございました。

車いす体験学習

 5月15日(月)に、福祉学習の一環として「車いす体験学習」を行いました。西岳地区にある特別養護老人ホーム「長遊園」の方が来ていただき、「車いすの仕組み」「車いすの使い方」「介助する時の注意点」を教えてくださいました。

 今は通常の車いすも使いやすくなっていますが、自走できる車いすやリクライニング機能のついた車いすも持ってきていただき、その便利さに子どもたちも職員も目をまるくしていました。話を聞いた後は、各車いすを押したり乗ったりする体験を全児童行いました。楽しそうに乗ったりおそるおそる押してみたりしながら、学校ではできない体験をさせていただき、それぞれに発見や気づきがあったようです。

 この発見や気づきを身近な方へのお手伝いや長遊園との交流に生かしていきたいという思いを持てた体験学習でした。