学校の様子

校長目線

笑顔いっぱいの三松小をつくっていこう!

 7月3日(水)、7月の全校朝会を行いました。校長の話では「となりのたぬき」という絵本を読みました。大っ嫌いなたぬきをこらしめるよう、お月様にお願いしたうさぎ。お月様はうさぎに言います。「それなら私がたぬきをぽかぽかになぐってこぶだらけにしよう。そのかわり、ひと月の間、たぬきにうんと親切にしてやること。それができれば、約束を守るよ。」と。うさぎはお月様に言われた通り、たぬきの言うことを何でもしてやります。そのうちたぬきは、「うさぎって案外いいやつだったんだ。」と思うようになり、服をあげたりおみやげを買ってきたりします。そして、周りの動物たちにも「うさぎはいいやつだ。うさぎのためなら何でもするよ。」と話すようになります。それを知ったうさぎ。「お月様にとんでもないことを頼んでしまった。」と後悔し、約束の1か月が過ぎた日、お月様に「たぬきをやっつけてあげよう!」言われた、涙を流しながら「やめてくださーい」と叫んだというお話です。お話の後、下学年児童に次の質問を投げかけました。「うさぎはどうしてお月様に『やめてくださーい』と言ったのか。」上学年児童には「お月様は、どんなことを思って、ひと月の間たぬきに親切にすることを約束させたのか。」と質問しました。時間がなかったので、答えはその場では聞きませんでしたが、友だちの嫌なところだけに目を向けるのではなく、いいところを見つけて好きになること、友だちの新しい部分を発見して、もっともっと仲良くなることの大切さを感じ取ってもらえているとうれしいです。その後、生徒指導主事が今月の生活目標「いじめのない学級をつくろう」に合わせ話をしました。冒頭「友達はみんな笑顔ですか?」と問いかけ、いじめとは何か?いじめによってつけられた心の傷は二度と元に戻らないことを伝え、いじめを防ぐには①自分がされて嫌なことは人にしない②相手がどう思うか考えることが大切だと話しました。みんながニコニコ笑顔でで、ハッピーになれるよう、みんなで相手の気持ちを考えて行動してほしいです。