出来事
出来事
ラジオ体操
8月1日・木曜日
子どもたちの中には、毎朝ラジオ放送に合わせて「ラジオ体操」している子がいます。私(教頭)も参加させていただいています。子どもたちは毎日(土日を除く)体操していて、感心します。私は、半分くらいです。子どもたちに休みの状況を聞きますと友だちと遊ぶ子は少ないようです。というのが、同じクラスの子が近くにいない状況があるからです。高学年になると自転車で友だちの家まで行くことができますが、低・中学年は歩いていくことになり大変です。ですので、終日ゲームになる子もいるようです。中には「学童(放課後児童クラブ)」に行っている子もいます。そこでは、勉強や友だちとの交流など有意義な時間を過ごしているようです。保護者の皆様も大変です。お子さまの管理、特にお昼の用意があります。夏休みは子どもたちにとってゆっくりできる期間です。十分な休養を取ったり、好きなことに取り組んだり、家族と過ごしたりして、時間を自由に使ってほしいと思います。楽しく、充実した日をすごすことができるといいですね。
心配な水不足!
7月31日・水曜日
まとまった雨が降らず、川の水量が減っています。既に農業用水は不足の様を呈しています。雨がほしいところです。雨や水についての学習は、4年生から始まります。水が水蒸気になることや雲になって雨がふること、川をつくり海に出て、また雲になり雨となって降ること等学習します。今は、水を買って飲む時代になりました。自然の水の味を知っている児童生徒は少ないかもしれません。そういう意味で、「湧水」豊富な小林市の子どもたちは、自然水にふれる機会や場があり恵まれています。そこに住む貴重な生物(ホタル等)にふれることもできます。美しい自然にふれることで、美しい心が育ちます。こんな質問があります。「人は、花を見て『きれい』と思う。なぜ『きれい』と思うのだろうか」。答えは「『きれい』と思う人は、そう思う『心がきれい』だから」です。美しい心をもった日本人を育てていきたいです。
人権教育研修
7月30日・火曜日
昨日、校内人権教育研修会を行いました。小林市の上町教育集会所で中武先生(秀峰高校)に「教育集会所から見えてくるもの」を演題として講話いただきました。昨年度に続き2回目になります。特に「開放運動と教育集会所」、「同和教育と人権教育」について再認識することができ、とても有意義な研修となりました。私たちは人として、確固たる人権意識と鋭い人権感覚をもつことが重要です。差別やいじめのない社会になればと思います。
限界を超える
7月29日・月曜日
成長するためには、自分の「限界」を超える必要があります。そのためには、まず「限界」を知る必要があります。「限界」を知ったときに採る行動は2つあります。1つはそれを越えようとする、2つは諦める、です。限界に来た時に悔しいと思えば、次につながります。悔しく思わなければ、そこで終わります。悔しさの度合いで成長の度合いが決まります。悔しければ悔しいほど克服するための努力をします。工夫をします。「挫折に強い」というのはまさにこのことです。成功体験だけでは、挫折に対する強さを身につけることはできんません。自分を克服した時に味わう達成感は、何物にも代えられません。小さい時からこのような経験を積むことが重要です。夏休み、このような経験を積んでほしいと思います。
学力向上対策
7月26日・金曜日
昨日、「学力向上対策」について研修会を開きました。2年生と5年生で実施している知能検査を基に、学力テストとの相関を調べ、個に応じた指導の在り方を究明しました。人には、右脳と左脳があり、物事を理解するのにそのどちらか又は両方を使っているそうです。右脳を使う人は具体物や図などで、左脳を使う人は文字や言論などで理解するのが得意なのだそうです。どちらでもという人もいます。知能検査では、児童がどちらを使って理解しているかを診断することができます。したがって、授業において「言葉を使うか」「具体物を使うか」を判断する時、児童の特性によって使い分けすることができるのです。全体指導の時は、両方で指導しますが、個別指導の時はより有効な指導方法を採ることができます。高学年になるにつれて言葉で理解できるようになりますが、言葉をあまり知らない低学年では右脳なのか、左脳なのかがとても重要になります。また、発達障害等のある児童にとっても重要なことです。「理解できるようにする」ためには、低学年という学習のスタート時がとても大切で、つまずきがないようにすることが肝要です。ですので、特に低学年の指導について個に応じた指導方法を確立していかなければと研究しています。児童がよりよく、楽しく理解できる授業を構築していきます。
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