出来事

出来事

子どもの一番の願い

12月27日・金曜日
  「子どもの一番の願い」とはどんなことでしょうか。お子さんの願いを知っていますか。親として、そのことを知ることも大事ですが、「常にそのことを知ろうとすること」が大事です。子どもの願いを知ることは、「家庭の状況」を知ることにもなります。「お父さんとお母さんが仲良くしてほしい」と願っていれば、夫婦の関係がおかしくなっている、「将来〇○になりたい」と願っていれば、「家庭が安定し、子どもが将来に希望をもっている」と判断できるでしょう。「子どもの願いは家庭の状況の裏返し」と言えます。冬休みは、家庭の状況を子どもの立場から判断できる絶好の機会といえます。お子さんの願いは何でしょうか。その答えによっては、家庭の在り方を見直すことも必要になってくるでしょう。普段の会話の中で、お子さんの願いを探ってみてはどうでしょうか。

子どもの笑顔

12月26日・木曜日
  2歳の男の子が、父親に殺害される事件が今年ありました。その子の最後の元気な姿を見たご婦人は、「父親に抱かれてにこにこしていた男の子の笑顔が目に浮かびます」とコメントしていました。お父さんと一緒に遊ぶとか散歩したりすることをとても楽しみにしていて、それを喜ぶ2歳の男の子をどうして・・・。2歳の男の子の望みを打ち砕き、命まで奪った父親を許すことはできません。親として一番うれしいのは、子どもの笑顔です。親が悲しいのは、子どもの悲そうな涙や寂しそうな姿を見た時です。子どもの望みを推量り、それに応えるのが親業です。わがままを見抜き、あるべき姿に導くのも親業です。そのような親業のめざすところは、やはり子どもの笑顔でしょう。親は、苦しいことだけ与えても、楽しいことだけ与えてもいけない、苦しい課題を与えそれを乗り越えさせ、楽しいと思う達成感や充実感を与えることが大事です。保護者の皆様には、子どもの望みをかなえ、満面の笑顔が見れるように、子どもとの絆を深め、確かな信頼関係を築いてほいしいと思います。

交通事故

12月25日・水曜日
  12月20日、12月23日、12月24日と国道268号線で交通事故があった話を聞きました。いずれも早朝の事故で、車が大破していたそうです。皆さん、くれぐれも気を付けてください。これまでに聞いたことがなく、近年よくあるなと思うのが、集団登校している子どもたちの列に突っ込んでくる車の事故です。居眠りとかスピードの出し過ぎ、不注意等が原因なのでしょうか。子どもたちは安全に気を付けているのに、大人が無謀で何も悪くない子どもたちが犠牲になるのは、とても腹立たしく、許し難いことです。学校では、「コンプライアンス」の遵守に取り組んでいます。本日も研修を行います。車を運転する側は、「凶器」に乗っていると意識し、歩行者等を第1に優先する安全運転に心がけましょう。自分の体調を管理し、居眠りや発作等起こさないようまた、危険を察知する注意力が散漫にならないよう気を付けましょう。

冬休み前最後の授業日

12月24日・火曜日
  12月22日の冬至が過ぎ、昼間が少しずつ長くなっていきます。春分の日までは、まだ昼間が夜より短いですが、だんだん暖かくなるようなそんな気がして、気持ちが明るくなります。
  さて、明日から1月5日まで「冬休み」です。今日は「クリスマスイブ」。ご家庭でお祝いするところがあることと思います。これから、年末、年始と行事があります。子どもたちは、心わくわく、ウキウキしていることでしょう。そういった子どもの心を支えるうえで大切なのは、家族みんなが「健康で、明るく、楽しくあること」です。家庭には、健康問題や経済問題、人間関係の問題等いろいろあるものです。そのような問題は、親が責任をもつことであり、子どもではどうにもならないことです。ですので、親は家庭にいろいろ問題があっても、子どもの前では明るく楽しく元気に振る舞うことが大事です。今日は「クリスマスイブ」、この日を家庭団欒の機会ととらえ、ささやかでもできるお祝いをしてあげることで、子どもに希望をもたせ、元気にすることができるのではないでしょうか。冬休みは、家庭の絆を深めるそういう機会にもしてほしいと思います。そして、1月6日から元気に登校できるよう、親の愛情をたっぷり子どもに注いでください。

残すところ2日

12月19日・木曜日
  冬休みまであと20日、24日の2日となりました。9月からの学習は身についたでしょうか。冬休みの間に復習できるといいです。1月は、6日から始ります。今回の冬休みは、土日で始まり土日で終わるので、これまでよりちょっと長く12日間になります。クリスマスや年末・年始の伝統行事をしっかり体験してくれればと思います。まずは、今年の整理、そして来年の準備でしょう。冬休みを元気に安全に過ごしてほしいと思います。

体罰に係る処罰

12月18日・水曜日
  宮日新聞に「体罰に係る教職員の懲戒処罰」についての記事がありました。山形県は懲戒処罰された教職員は0でした。発生件数は115件ありました。宮崎県は発生件数が92件で懲戒処分された教職員は、21名でした。体罰による児童生徒の自殺は、あってはならないことです。本校においては、調査の結果体罰はないということでした。しかし、本校ではいつでも起こりうるという認識のもとに「コンプライアンス研修」を行って自己研鑽しています。今後も教職員の資質向上に努め、体罰によらない教育を推進していきます。

小中合同持久走・駅伝大会及び餅つき大会

12月16日・月曜日
  1週間振りの更新です。この間私用で更新することができませんでした。担当を引き継げばよかったのですが、急々でしたのでそれもできませんでした。これからまた頑張ります。
  さて12月15日(日)に「小中合同持久走・駅伝大会及び餅つき大会」がありました。小学生は持久走、中学生は駅伝です。駅伝大会には大人も参加しました。小学生は大会前に3週間ほど業間の時間に練習してきました。当日は、皆一生懸命に走り、自分の力を精一杯発揮することができました。餅つきは、保護者や地域ボランティアの皆様のご協力により、餅をついたり、丸めたりするなど貴重な体験になりました。出来上がったもちは大変おいしかったです。ご協力いただきました皆様、ありがとうございました。
持久走餅つき大会

インフルエンザ発生状況

12月6日・金曜日
  現在、本校では「インフルエンザ」に罹患した児童及び職員はいません。12月から罹患する児童が増えてくるのですが、まだその様子はありません。広がる原因の一つに「大勢の人の中に入る」ということがあります。人がたくさん集まる場所等に行く場合は、マスクを付けるとか手洗い・うがいをしっかりする、予防接種をする等用心をしてください。罹患すると脳炎になったり、肺炎になったりして、重篤になることもあります。12月15日は持久走・駅伝大会があります。ベストのコンディションで臨めるよう、体調管理に十分気を付けましょう。

家庭学習

12月5日・木曜日
  学力向上は、本校の喫緊の課題です。授業の工夫改善や個別指導、習熟の時間の設定、教師の資質向上等努力しています。この他に「家庭学習」を重視しています。学校で学習したことは、その瞬間から「忘却」していきますので、家で再度復習することが重要となります。また、思考力、判断力、表現力、応用力、問題解決力、活用力、想像力、創造力等を高めるためには「自分で課題(めあて)を設定し、解決する自学学習」が必要です。与えられて行うプリント学習や漢字・計算ドリルをやりこなすことも大切ですが、自分の課題(得手不得手)を自覚し、それに応じた学習を自分で計画し、実施する力が「生涯学習」の基礎となり、学力向上に大きく影響します。中学校の話ですが、「テストをします。範囲は〇○です。」と先生が言っても、生徒の中にはテスト勉強の仕方を知らない現実があるそうです。小学校では「テスト勉強の仕方」を特に教えることはありません。「大事なこと」を授業で教えますので、その「大事なこと」をテスト範囲の中で復習すればいいのですが、「大事なこと」が分からないと復習できないわけです。「大事なこと」は個によって違うかもしれません。家庭学習では、「大事なこと」は何かを自分で再確認することができるようになることが目標となります。1日の学習の中で「何が大事なこと」だったかを振り返る自学学習ができるといいです。

OECD学習調査

12月4日・水曜日
  「OECD学習調査:学習到達度調査(PISA)」(2012)の結果が発表されました。日本は、数学的応用力7位(前回9位)、読解力4位(前回8位)、科学的応用力4位(前回5位)と順位が上がりました。新聞では2008年からの授業時間数の増加や少人数指導、全国学力テストの実施等の成果と論じています。小林市は更に「ICT教育、小中一貫教育、こすもす科、コミュニティ・スクール」等に取り組んでいます。児童生徒の資質は向上していくことでしょう。学力の競争ではありませんが、優秀な人材育成は日本にとって必要不可欠なことです。更なる向上をめざしていきます。