出来事

出来事

交通事故

12月25日・水曜日
  12月20日、12月23日、12月24日と国道268号線で交通事故があった話を聞きました。いずれも早朝の事故で、車が大破していたそうです。皆さん、くれぐれも気を付けてください。これまでに聞いたことがなく、近年よくあるなと思うのが、集団登校している子どもたちの列に突っ込んでくる車の事故です。居眠りとかスピードの出し過ぎ、不注意等が原因なのでしょうか。子どもたちは安全に気を付けているのに、大人が無謀で何も悪くない子どもたちが犠牲になるのは、とても腹立たしく、許し難いことです。学校では、「コンプライアンス」の遵守に取り組んでいます。本日も研修を行います。車を運転する側は、「凶器」に乗っていると意識し、歩行者等を第1に優先する安全運転に心がけましょう。自分の体調を管理し、居眠りや発作等起こさないようまた、危険を察知する注意力が散漫にならないよう気を付けましょう。

子どもの笑顔

12月26日・木曜日
  2歳の男の子が、父親に殺害される事件が今年ありました。その子の最後の元気な姿を見たご婦人は、「父親に抱かれてにこにこしていた男の子の笑顔が目に浮かびます」とコメントしていました。お父さんと一緒に遊ぶとか散歩したりすることをとても楽しみにしていて、それを喜ぶ2歳の男の子をどうして・・・。2歳の男の子の望みを打ち砕き、命まで奪った父親を許すことはできません。親として一番うれしいのは、子どもの笑顔です。親が悲しいのは、子どもの悲そうな涙や寂しそうな姿を見た時です。子どもの望みを推量り、それに応えるのが親業です。わがままを見抜き、あるべき姿に導くのも親業です。そのような親業のめざすところは、やはり子どもの笑顔でしょう。親は、苦しいことだけ与えても、楽しいことだけ与えてもいけない、苦しい課題を与えそれを乗り越えさせ、楽しいと思う達成感や充実感を与えることが大事です。保護者の皆様には、子どもの望みをかなえ、満面の笑顔が見れるように、子どもとの絆を深め、確かな信頼関係を築いてほいしいと思います。

子どもの一番の願い

12月27日・金曜日
  「子どもの一番の願い」とはどんなことでしょうか。お子さんの願いを知っていますか。親として、そのことを知ることも大事ですが、「常にそのことを知ろうとすること」が大事です。子どもの願いを知ることは、「家庭の状況」を知ることにもなります。「お父さんとお母さんが仲良くしてほしい」と願っていれば、夫婦の関係がおかしくなっている、「将来〇○になりたい」と願っていれば、「家庭が安定し、子どもが将来に希望をもっている」と判断できるでしょう。「子どもの願いは家庭の状況の裏返し」と言えます。冬休みは、家庭の状況を子どもの立場から判断できる絶好の機会といえます。お子さんの願いは何でしょうか。その答えによっては、家庭の在り方を見直すことも必要になってくるでしょう。普段の会話の中で、お子さんの願いを探ってみてはどうでしょうか。

新春のごあいさつ

1月6日・月曜日
  初春のお慶びを申し上げます。本年もよろしくお願いします。さて、年末年始はゆっくりと過ごされたでしょうか。学校は、いよいよ今日から2学期後半が始まりました。子どもたちには、早く学校生活に慣れ、勉強や運動に勤しんでほしいと思います。そして、自分の目標をしっかり立てて、具体的な行動を決めてほしいと思います。成績を上げる目標を立てたら、毎日宿題をきちんとするとか発表を頑張るとか、体力を上げる目標を立てたら日々走るとか縄跳びを頑張るとか何をするかを決めることが大切です。日々の積み重ねが結果につながります。1日1日をしっかり過ごす1年にしましょう。保護者及び地域の皆様には、本校教育へのご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

欠席0人

1月7日・火曜日
  2学期後半がスタートした昨日(1/6)の欠席は0人でした。全員が元気に登校できました。とても喜ばしいことです。しかも、車で登校した児童はいません。集団登校で、歩いて学校に来ました。素晴らしいことです。「学校には歩いて登校する。」ことが原則です。それには、①体を鍛える、②忍耐力をつける、③危険予知能力、危険回避能力を養う、④交通ルールや社会的なマナーを身につける、⑤あいさつを身につける、等の目的があります。「道路」は季節や天気、時間によって状況が変化します。その変化に対応できる能力を培うことが大切です。こういったものは「経験知」として蓄積され、大人になっていきてはたらく知恵となります。歩いて登校するには、早く起きなくてはいけません。毎日決まった時間におき、朝ごはんを食べ登校することは大変なことです。朝ごはんを作ってくれる家族も大変です。家族みんなに基本的な生活習慣が身についていなければできないことです。たかが「歩く」ですが、されど「歩く」です。みんなよく頑張っています。えらい!!

やる気にさせる!

1月8日・水曜日
  皆様はどんな時に「やる気」になりますか?①目標が定まった時、②褒められた時、③成功した時、④何かを得た時、⑤希望を見出した時等でしょうか。「やる気」が無くなるのはどんな時ですか?①目標が無くなった時、②叱られた時、③失敗した時、④何かを無くした時、⑤希望を失った時等でしょうか。このように「やる気」になる、ならないは表裏一体です。先生方は、子どもたちを「褒めたり」、「叱ったり」します。「やる気」をもたせることを目的にする場合は、褒めます。間違った方向を正す場合、つまり、良くない考えや行動を無くし(失くし)たい場合は、叱ります。子どもを健やかに育てるには、「褒める」(やる気にさせる)、「叱る」(良くない考えや行動を無くす(失くす))をうまく使い分けなければいけません。伸ばしたいのに叱ったり、止めさせたいのに褒めたりすることは、好くありません。これは、親も同じで、子どもの気持ちが行動に表れるように、声掛けしたり、促したりすることが大切です。私たち大人は、感情に任せて子どもを褒めたり、叱ったりすることなく、目的をしっかりもって、子どもに接しましょう。

反抗期の子どもへの接し方

1月9日・木曜日
  子どもたちにの成長の過程には「反抗期」があります。「反抗期」の子どもは、素直に親の言うことを聞かず反発します。親は、「ゲームを止めて、勉強しなさい!」とか「遊んでばかりいないで、お手伝いしなさい!」等言わなければならないことがあります。でも、言った後、多々喧嘩になり、気まずい関係になります。そうならない方法があります。つぶやき作戦」です。直接言うのではなく、聞こえる距離で「ゲームは時間を決めて、勉強してほしいなぁ。」、「遊ぶのもいいけど手伝ってくれると助かるなあ。」と独り言のように、でも聞こえるように言うのです。言ってすぐには変わりませんが、続けているうちに変わります。子どもは、親に反抗した時、「悪い」と内省しています。つぶやくように言われると「そうだな。」と思えるようになります。自分を気遣ってくれていることも理解します。「反抗期」は、一時です。「反抗期」で親子の仲がこじれ、その後引きずることないようにするには、子育ての工夫が必要です。ほったらかしにするのは一番悪い子育てです。つぶやき作戦」効果ありますよ。試してみてください。

行き渋り

1月10日・金曜日
  2学期後半が始まり、1週間が過ぎます。お子さまは、学校生活に慣れたでしょうか。「朝は早く、寒いし、勉強もどんどん進む、ああ、よだきいな。休もうかな。」というお子さまはいませんか。こんな時、親はどう接したらいいのでしょうか①「ああそうね。じゃ、今日は休もうか。」でしょうか。②「そうだね。きついね。でも、それでいいのかな。きついけど、頑張って乗り越えることが大切じゃないかな。お父さん(お母さん)と一緒に頑張ろう。」でしょうか。③「何言ってるの、怒るよ!」でしょうか。きつさ(課題)を乗り越え、自分の甘えに克つ(克服)ことを目的にするなら、②がいいと思います。まず、子どもの気持ちを理解する(共感する)ことが大事です。③のように否定すると、親は何も分かってくれないと悲観します。①は逃げることを覚え、弱い人間になります。そのうえで、何が大切かに気付かせます。最後に、自分一人ではくじけますので、共に課題に向かうことで勇気とやる気をもたせます。時間が経てば、苦にならなくなります。これが成長です。子どもたちには、いろいろな課題がやってきます。それらをうまく克服し、たくましい人に成長してほしいと願います。

市町村対抗駅伝大会

1月14日・火曜日
  1月13日に「市町村対抗駅伝大会」が宮崎市で行われました。小林市は「小林A」、「小林B」の2チームが参加しました。1区は紙屋小学校6年生「菊池君:小林A」と6年生「平野君:小林B」が走りました。2人ともよく頑張りました。市郡の部で小林Aは準優勝、小林Bは7位でした。大検討です。選手のみなさんはこれまで毎日のように練習してきたことでしょう。雨の日も風の日も暑い日も寒い日も・・・、本当に大変だったことと思います。代表として参加いただき、ありがとうございました。選手を支えていただきました指導者のみなさん、後援会のみなさん、地域のみなさんありがとうございました。菊池君、平野君をはじめ、選手の皆さんには来年の活躍を期待したいと思います。頑張ってください。

自立とは?

1月15日・水曜日
  「自立」とは、自分のことが自分でできることです。小学校では具体的にどんなことでしょう。①返事ができる、②着替えができる、③歯磨きができる、④トイレができる、⑤読み書き計算ができる、⑥いろいろな準備ができる、⑦学校への行き帰りができる、⑧質問されたことに答えることができる、⑨あいさつができる、⑩きまりが守れる等たくさんあります。1年生から6年生までありますので、発達段階に応じて「自立」へのステップがあります。「自立」の対岸に「他立」があります。子どもたちでは、特に「自分の意見や考えを言う」ことにおいて「他立」がみられます。先生の質問に「分かっているけど、答えるのが面倒くさい。」等の理由で人に任せている子がいます。このような子は、勉強の内容が分かっているようで、分かっていないことがあります。実際に言葉に表すことができないと理解できたとはいえないからです。学校で指示されたこと、指導されたことをしないことは「自立」が遅れることになります。先生から出される課題は、「自立」への道しるべです。出される課題を克服していくことが「自立」の証となります。社会が教育に求めていることの1つに「自立」した人の育成があります。「なぜ学校で手を挙げて発表しないといけないのか、発表できないといけないのか」その意味をお子さまが知らない場合は、教えてあげてください。「発表する、発表できる」というのは「自立」の1つの過程なのです。